SPW財団 新ジョジョ研究部署

スタンド大解析−名称不明


基本的な配色
  • 緑色:その記事で解析対象となるスタンド名。
  • 白:確定事項。資料等で断定されている、または実例から確定的となっている事項。
  • :推定事項(確信度高)。実例や資料から推定できるが確実とは言えない、または疑問の含まれる事項。
  • :推定事項(確信度低)。疑問の含まれる割合がより大きい、または全くの推論である事項。
  • オレンジ:分析対象に何らかの区分けが存在する場合の分類名等。
  • 水色の太字:項目名。
  • ただの太字:項目内での小項目等。その他。
  • 下線付き文字:リンク。文字色は上記の配色規則に従う。


Last Update 2009/06/01
ホリィのスタンド(仮)
?

本体:空条 ホリィ(くうじょう・ホリィ)
 ※旧姓「ホリィ・ジョースター」

発現からの経緯:本体が45歳の時(1980年代後半)、DIOがスタンド使いになった事による影響で発現。DIOの死後どうなったのか、まだ存在しているのかは不明。

タイプ:不明

特徴:シダ植物型。本体の背中を中心として全身に生える。
能力その他:不明
補足:ジョナサン・ジョースターの肉体を乗っ取ったDIOにスタンドが発現した際、ジョナサンの子孫であるジョースター一族にもそれぞれスタンドが発現した。しかし、スタンドを操る精神力のないホリィには制御できず、逆に自分のスタンドが害になって高熱を出して生死の境をさまよった。発現(発病)から約50日後にDIOが死亡し、ホリィは回復したが、それでこのスタンドがどうなったのかは不明。消滅した可能性もあるが、同様に発病していた東方仗助はその後まともにスタンドを操れるようになった事から、何らかの能力を発現させて残っている可能性もある。
謎・疑問点
  • 一体どんな能力だったのか?
  • 成長するか、本体が操作可能になるかすると、像のデザインも変わるのか?

Last Update 2014/05/26
DIOのイバラ(仮)
?

本体:DIO(ジョナサン・ジョースター?)

発現からの経緯:本体(DIO)が120歳前後の時(1980年代後半)に『矢』によって発現。ただし、『ザ・ワールド』の成長につれて使用されなくなった。数年後、本体が死亡した事で消滅。

タイプ中距離、索敵探査、直接攻撃型

特徴:イバラ型。本体の両手から数本生える。本体からの完全な分離は不可能。また、本体(DIO)は吸血鬼であり、その首から下はジョナサン・ジョースターの肉体を乗っ取ったものである。
能力:カメラや水晶玉を使って念写を行う。
  1. 「探索」や「遠隔視」等に関する限り、様々な対象や媒介への応用が可能。(ただし性能と条件には疑問が多い)
  2. 手に巻きつけた状態でポラロイドカメラを叩く事で「念写」する。(カメラを破壊する必要はない)
  3. 生物の思考を水晶球に写せる。
  4. おそらく『ハーミット・パープル』と同一の能力。

ダメージ伝達全身にフィードバック(多少切断されても大きな影響はなし)

射程距離10m(この範囲内ならもっと長くイバラを伸ばせる)
能力射程対象次第でほぼ∞(長距離念写の実例:エジプトから日本)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル

補足:この能力はDIOの首から下がジョナサン・ジョースター(ジョセフの祖父)の肉体を乗っ取ったものである事による影響ではないかというのが現時点での最有力仮説である。つまり、ジョナサンにもスタンドの才能があり、それが死後の肉体に発現した、あるいは、承太郎にDIOと同一内容の能力が発現したのと同じ原理で、DIOにジョセフと同じ能力が発現したというものである。なお、このスタンドの最初の目撃例はちょうどジョセフにスタンドが発現したのと同時期である。また、別の仮説としては、このスタンドは『ザ・ワールド』の未発達版、つまり『ザ・ワールドACT1』とでも呼ぶべき存在で、そちらだけがジョセフに伝染し、承太郎には本来の能力である『ザ・ワールド』が伝染したというものがある。どちらにせよ、これとジョセフの『ハーミット・パープル』の関係にはジョナサンの肉体が影響している事に間違いはないだろう。
謎・疑問点
  • 『ハーミット』との能力差は?それとも全く同じ能力か?
  • 本当にジョナサンの肉体の影響で2種類のスタンドが発現したのなら、この能力と『ザ・ワールド』どちらがDIO本来のスタンドか?
    →ジョナサンの肉体が馴染んで「DIO化」するのに従ってパワーアップした『ザ・ワールド』では?
  • 補足欄を参照。

Last Update 2009/06/01
虹村父のスタンド(仮)
?

本体:虹村(にじむら)
 ※苗字であり、フルネームは不明

発現からの経緯本体の生まれ付き、または『矢』によって発現。1980年代後半、本体が怪物化して知能を失ったため、既に使用不能と思われる。

以下、我が財団の総力を結し情報捜索に当たったが、詳細全て不明。

補足:本体はDIOにスタンド能力を見込まれて『肉の芽』を植え付けられ、洗脳されていた。だが、DIOの死によって『肉の芽』が暴走して本体が怪物になり、既に知性が失われているため、その能力は全く不明のままである。また、本体には息子が2人(形兆、億泰)おり、どちらも『矢』によってスタンド使いになっているが、その能力(『バッド・カンパニー』『ザ・ハンド』)には何の共通点も見られないため、そこからの類推は不可能。ただし、DIOに刺客として派遣されなかった事から、戦闘向きの能力でなかった可能性はある。

Last Update 2009/06/01
ソルベのスタンド(仮)
?

本体:ソルベ

発現からの経緯『矢』によって発現。1999年頃、本体が死亡した事で消滅。

以下、我が財団の総力を結し情報捜索に当たったが、詳細全て不明。

補足:このスタンドに関してはそもそも実在したという証拠自体が存在しない。しかも本体は1999年頃にディアボロによって殺害されているため、今後も有力情報が得られるとは期待できない。ただ、本体は生前、ギャング組織『パッショーネ』で暗殺を担当するチームに所属しており、全9人のメンバー中で少なくとも彼とその親友(ジェラート)以外の7人(リゾット・ネエロ、プロシュート、ギアッチョ、メローネ、イルーゾォ、ホルマジオ、ペッシ)に関してはスタンド使いであった事、およびその能力内容が判明している事から、彼もまたスタンド使いであったと推測される。ただし、本体が死亡した時、ロープ等によって身体的拘束を受けた状態で嬲り殺されたと言われているため、ロープ等から逃れられなかったという事になり、パワーの弱いタイプ(精神攻撃型、特殊用途型etc)やスタンド像を持たないタイプだったという推測は可能。また、拘束から逃れられる能力ではあったが、『キング・クリムゾン』の強さにねじ伏せられたという可能性もある。

Last Update 2009/06/01
ジェラートのスタンド(仮)
?

本体:ジェラート

発現からの経緯『矢』によって発現。1999年頃、本体が死亡した事で消滅。

以下、我が財団の総力を結し情報捜索に当たったが、詳細全て不明。

補足:このスタンドに関してはそもそも実在したという証拠自体が存在しない。しかも本体は1999年頃にディアボロによって殺害されているため、今後も有力情報が得られるとは期待できない。ただ、本体は生前、ギャング組織『パッショーネ』で暗殺を担当するチームに所属しており、全9人のメンバー中で少なくとも彼とその親友(ソルベ)以外の7人(リゾット・ネエロ、プロシュート、ギアッチョ、メローネ、イルーゾォ、ホルマジオ、ペッシ)に関してはスタンド使いであった事、およびその能力内容が判明している事から、彼もまたスタンド使いであったと推測される。ただし、本体が死亡した時、ロープ等によって身体的拘束を受けた状態で嬲り殺されたと言われているため、ロープ等から逃れられなかったという事になり、パワーの弱いタイプ(精神攻撃型、特殊用途型etc)やスタンド像を持たないタイプだったという推測は可能。また、拘束から逃れられる能力ではあったが、『キング・クリムゾン』の強さにねじ伏せられたという可能性もある。

Last Update 2014/05/26
ケープヨークの火花(仮)
?

本体:氏名不詳(ケープヨークの鉱物資源調査員)

発現からの経緯:1978年に『矢』と同じウイルスによって発現。その直後、本体が死亡した事で消滅。詳細は下記参照。

タイプ近距離、特殊攻撃型

特徴スタンドの像はない。
能力本体の手の指先からスタンガンのように火花を発して攻撃する。
  1. 火花はスタンド使い以外でも視認できる。

ダメージ伝達:−

射程距離:−
能力射程1m弱

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル

補足:1978年、グリーン・ランドのケープヨークという地方にある隕石でできたクレーターにおいて、鉱物資源調査が行われた時の事である。そこで作業員11人中の2人が原因不明の病気に感染し、全身に水泡のような腫瘍ができ、48時間以内にドロドロに溶けて死亡するという事件が発生した。その際、2人のうちの片方(上記の本体)は死ぬ前に、既に意識不明であったが突然指先から火花を放ち、治療に当たっていた医師の指を焼き切ってしまったという。政府医師団の調査によれば、死亡した2人はどちらもクレーター内で手足にかすり傷を負っていたため、その傷口からクレーター内に眠っていた数万年前のウイルスに感染したものと断定された。更に1990年代になってからのジャン・ピエール・ポルナレフの調査によって、そのクレーターで採れる岩石は『矢』の材質と同じ物質である事が判明した。そのため、この「火花」はスタンドと同じ原理による現象であり、この調査員にはスタンドの素質がなかったためにそのまま死亡した、と考えられる。この火花が本当にスタンド能力そのものか、また、このような例をそもそもスタンドと呼ぶべきかは疑問であるが、一応参考としてここに記す。
謎・疑問点
  • もし彼に素質があったなら、能力はどのようなものだったのか?(本当に火花か?)
  • どちらも素質がなかったのに、この本体だけに能力の片鱗が見えたのは何故か?(死亡したもう1人が何も起こさなかったのは何故?)
    →もう1人は本当に何の能力も発現していなかったのか?例えば予知のような、周囲から視認できない能力を発現していた可能性もあるのでは?

Last Update 2009/06/01
エンポリオ母のスタンド(仮)
?

本体:アルニーニョ(仮)
 ※これは息子が名乗っている苗字であり、本名は不明

発現からの経緯本体の生まれ付き。2000年代にエンリコ・プッチが『ホワイトスネイク』の能力によって(本体を殺害した上で)『DISC』化して奪い、その後どうなったかは不明(現在はグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の農場の倉庫に放置されている可能性あり)

タイプ特殊用途型

特徴スタンドの像はない。
能力本体自身が「無生物の幽霊」を通常の品物と同様に扱う事ができる。
  1. (「幽霊」の特性状の例外はあるが)扱いはあくまで「通常の品物と同様」で、例えば手を触れずに動かしたりはできない。
  2. おそらく『バーニング・ダウン・ザ・ハウス』と同一の能力。
補足:本体は、フロリダ州のグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の女囚であり、服役中に同刑務所内の『屋敷幽霊』で息子(エンポリオ・アルニーニョ)を産み、育てたらしい。そのため、上記のような能力を持っていたものと思われる。また、本体は2000年代にエンリコ・プッチによって殺害されたため、本来の能力は不明であり、上記の能力内容は本体の息子のスタンド能力(『バーニング・ダウン・ザ・ハウス』)からの推測である。

ダメージ伝達:−

射程距離:−
能力射程対象次第(通常の物質の場合と同様)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル

謎・疑問点
  • エンポリオと全く同じ能力だったのだろうか?
  • このスタンドの『DISC』はどうなったのか?

Last Update 2009/06/01
DISC化された多数のスタンド(仮)
?

本体:不明(多数)

発現からの経緯ほぼ全て本体の生まれ付き。

特徴:「旧世界」終焉時点では『DISC』になっていた。

以下、我が財団の総力を結し情報捜索に当たったが、詳細全て不明。

補足:1980年代後半から2012年までの間、エンリコ・プッチは数多くのスタンド使いを襲い(殺害し)、そのスタンドを『ホワイトスネイク』の能力で『DISC』に変えて奪い続けていた。その中で、その能力に適した才能を持つ者が見つかったスタンド(『ハイウェイ・トゥ・ヘル』『リンプ・ビズキット』『プラネット・ウェイブス』etc)はその者に与えられたが、新しい本体が見つからないスタンドはまだ『DISC』となって放置されたままである。なお、その多くは『フー・ファイターズ』によってフロリダ州のグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の農場の倉庫に隠されたが、その後どうなったか、「新世界」でもそのまま残っているかは不明。(本来『DISC』は時間経過や本体の生死と無関係に存在し続けるとされているが)

Last Update 2009/06/01
水を熱湯に変えるスタンド(仮)
?

本体:不明 → フー・ファイターズ(一時的)

発現からの経緯:エンリコ・プッチが『ホワイトスネイク』の能力によって『DISC』化して何者かから奪い、2012年3月上旬に今の本体(の一部分)に一時的に与えた。その直後、再び『DISC』として抜き出された。また、おそらくオリジナルとは能力内容が多少異なっている。

タイプ近距離、非制御、特殊攻撃型

特徴:スタンド像の有無は不明。発見時点では『DISC』になっていた。
能力:本体が触れた水を熱湯に変える。
  1. 本体の身体のどこかに触れた水が無条件で即座に沸騰する。
補足:これは『ホワイトスネイク』が『フー・ファイターズ』を倒すために、『フー・ファイターズ』自身の一部分に『DISC』として与えたものである。『フー・ファイターズ』には全く能力を制御できず、触れた水の全てが沸騰した。

ダメージ伝達:−

射程距離:−
能力射程触れた部分。その後は自然の熱伝導。

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル

謎・疑問点
  • 本当に「水を熱湯に変える」だけの能力か?それとも「触れた物質の温度を上げる」等の効果があるのか?
  • 例えば生物の体に触れた場合、その体内の水分が沸騰するのか?
  • 元の本体にはこの能力を制御できていたのか?
  • 触れた水全てが沸騰するという効果はこの能力本来の形か?それともF・Fがこの能力を制御できなかった結果か?
  • この能力の『DISC』が『フー・ファイターズ』に適合したのは何故か?
    →非制御系の能力なので適合条件が易しかったのでは?
    →『ホワイトスネイク』の意志によるものなので特例だったのでは?
    →そもそも「適合」していたわけではないのでは?完全に適合していれば水の沸騰を多少制御できていたのでは?

Last Update 2013/09/22
鉱山探索者のスタンド(仮)
?

本体:氏名不詳(エメラルド鉱山を探しに来た白人男性)

発現からの経緯:「新世界」の18〜19世紀前半、本体が『悪魔の手のひら』に立ち入った事で発現。その直後、本体が死亡した事で消滅。詳細は下記参照。

タイプ:不明(特殊攻撃型?)

特徴:スタンド像の有無は不明。
能力:不明
  1. 何らかの手段により、他者の腸を引きずり出す事ができる。

以下、我が財団の総力を結し情報捜索に当たったが、詳細全て不明。

補足:詳しい年代は不明(「新世界」における『スティール・ボール・ラン』レース開催以前)だが、ある白人男性がエメラルド鉱山を探しに『悪魔の手のひら』に立ち入った。男は帰還した後、腸を引きずり出すという方法で他人を殺害し、罪悪感からか銃で自殺したと伝えられている。この被害者の死に方はブンブーン一家の磁力を操るスタンド能力(『トゥーム・オブ・ザ・ブーム ワンツースリー』)による殺害結果と酷似している事もあり、これはスタンド能力によるものと思われる。しかし、ブンブーン一家がこの方法で他者を殺害する場合、標的または同種のスタンド使い3人以上が集まる事による相乗効果が必要であるため、これと完全に同一の能力ではないと思われる。また、特に磁力を操る能力でなくてもこれと同じ現象を引き起こす事は可能であるし、このスタンドは他のスタンド使いによる目撃証言がないため、実際のところ能力内容を推測できる要素はほぼ皆無という事になる。
謎・疑問点
  • 本体は能力を制御できていたのか?
  • 磁力に関する能力だったのか?

Last Update 2013/09/23
ゾンビ馬(仮)
?

本体:不明(イタリア半島内ネアポリス王国の政府関係者?)

発現からの経緯:発現理由は不明だが、存在が確認されたのは「新世界」の1890年10月上旬。(ただし、ジャイロ・ツェペリが知っていた事から、ジャイロが本国を出航した5月時点では存在していたと思われる)

タイプ:遠距離、回復型

特徴:スタンド像の有無は不明。または糸と一体化している。
能力生物の傷を癒す「糸」を生み出す。
  1. 能力を込めた「糸」で患部を外側から粗く縫合するだけで治す事ができる。(実例として、半分ちぎれかけた手足すらも)
  2. 縫合完了の瞬間に完治させるわけではなく、自然治癒を(かなり極端に)速めるだけ。
  3. 患部が大まかに原型を保った状態までの縫合が完了した時点で、患部の機能だけはほぼ回復させる。
  4. 縫合行為自体はこのスタンド能力の範疇ではなく、物理的に行わなければならない。(縫合中は麻酔がなければ苦痛もある)
  5. 縫合時に使用する縫針は別途用意しなければならない。(一般のもので可)
  6. 「糸」は本体の知らないところで他者が使用しても効果を発揮する。(逆に本体による使用は未確認)
  7. 「糸」は最低3ヶ月程度は効果を保つ。
補足:これは本当にスタンド能力なのか、厳密には不明。また、「ゾンビ馬」という呼称はネアポリス王国からジャイロへの手紙で使われたものであり、この「糸」は手紙に記された場所の岩肌に、馬を模した形で留め付けられていた。

ダメージ伝達:不明(ただし「糸」が切断されても影響なし)

射程距離:不明
能力射程ほぼ∞

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル

謎・疑問点
  • これは本当にスタンド能力なのか?(そうでなければ何なのか?)
  • どこまでの治癒が可能か?(火傷や打撲にも効くのか?)
  • 治せるのは「傷」だけか?(「傷や疲労を癒す」という説明があったが……?)
  • (スタンド能力と関係ないかも知れないが)ジャイロは何故この「糸」をレース中に受け取ったのか?最初から準備しておかなかった事に何か意味(能力の条件等)はあるのか?
  • 「糸」は誰でも使用できるのか?本体がある程度使用者を限定できる可能性はないか?

Last Update 2013/09/23
ジャイロ・ツェペリのスキャン(仮)
?

本体:ユリウス・カエサル・ツェペリ
 ※公称「ジャイロ・ツェペリ」(実弟ですら本名を知らない)

発現からの経緯:本体が24歳の時(「新世界」の1890年10月19日)、その右目に『聖なる遺体』の右眼球が取り憑いた事で発現。同年11月7日、本体が『聖なる遺体』の右眼球を手放した事で消滅。本体が『遺体』を再入手すれば再発現していた可能性もあるが、同年12月28日に本体が死亡したため、再発現する事はなかった。なお、本体は死亡当日に新能力『ボール・ブレイカー』を身に付けたが、それはこの能力とは全く異なるものと考えられる。

タイプ:中距離、(一体化?、)索敵探査型

特徴スタンド像単体では発現できず、本体愛用の「鉄球」と一体化する。「鉄球」の一部に「目」が現れ、それ以外はほぼ「鉄球」の元々のデザインのまま変化しない。能力発動中、本体の右目の下は十字の模様が現れる事がある。本体の右目に『聖なる遺体』の右眼球が取り憑いている時のみ発動できる。また、本体はスタンドとは別に『鉄球術(仮)』という特殊技術を持っている。
能力:「鉄球」の周囲の映像を本体に伝える。
  1. 『鉄球術(仮)』で使用する「鉄球」がカメラの役割を果たし、そこからの中継映像が本体の右目に伝達される。
  2. 「鉄球」が命中したものの内部をある程度透視できる。(スキャン効果)
  3. 「鉄球」が命中したものに力学的エネルギー(振動etc)が伝達、反射する様子を、波紋状に「見る」事ができる。
  4. 『鉄球術』では「鉄球」使用時に基本的に高速回転を加えるが、この能力によって伝わる映像に回転の影響はない。
補足:『聖なる遺体』の両眼球に宿っていたスタンド像について。人型。全長2m。左右側頭部に顔面ほどの大きさの円盤状のパーツがある。顔の中央には丸い目(?)が2つ縦に並んでいる。意思を持つ。これはあくまで『聖なる遺体』のもので、このスタンドの像ではない。また、この像が出現しなくても能力は使用可能。なお、これは『聖なる遺体』の「両眼球」に宿っていたため、左眼球をディエゴ・ブランドーが奪った際、このスタンド像の左腕、左側頭部の円盤状パーツ、上側の目(?)等は分離してディエゴに取り憑き、残りはジャイロ・ツェペリに取り憑いた。
補足2:本体はこの能力の発現以前(「新世界」の1890年9月26日頃)に『悪魔の手のひら』に立ち入り、それ以後他者のスタンド像を視認できるようになった事から、スタンド使いになっていたものと考えられる。この時点では能力自体は未覚醒であったが、当時から『鉄球術(仮)』がますます強化されていったのはスタンド能力の片鱗だったという説もある。その後、本体は『聖なる遺体』によってこのスタンドに覚醒したが、この能力がそれまで未覚醒だったスタンド能力と同一であるとは断定できない。『聖なる遺体』を手放して能力を失った後も、引き続き本体には他者のスタンド像が視認できていたため、やはり「能力未覚醒のスタンド使い」のままであったと考えられる。後に身に付けた能力『ボール・ブレイカー』もまた、元々未覚醒だったスタンド能力と同一であるとは断定できない。結局本体は死亡したため、本体の「本来のスタンド能力」は最後まで謎のままだったとも言える。

ダメージ伝達本体の右目にフィードバック(少なくとも能力発動中の「鉄球」が何かに激突しても本体にダメージはないが、「鉄球」が破壊された場合については不明)

射程距離50m(ただし本体の『鉄球術』が本来の威力と精度を発揮できる限界は20〜30m程度)
能力射程「鉄球」から本体の通常の視野程度

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル

謎・疑問点
  • 「鉄球」と一体化しているのか?それとも「目」は能力効果か?
  • 使用できる「鉄球」の条件は?本体は普段「鉄球」を2つ持っているが、どちらでも使用できるのか?また、「鉄球」以外では?
  • 「鉄球」の表面が汚れていると映像に影響するのか?
  • ジャイロが『聖なる遺体』の両目を手に入れていたらどんな能力になっていたのか?

Last Update 2013/09/22
グッチのバッグ(仮)
?

本体:不明(グッチの職人?)

発現からの経緯:発現理由は不明だが、能力の宿るボストンバッグが作られたのは1970年代で、グッチ内部でその噂だけが広まっていた。後にそのバッグがイタリアのグッチの工房で「修理」された事で能力が消滅し、普通のバッグとなった。なお、以上は全て並行世界(パラレルワールド)での出来事と考えられる。

タイプ:運勢変化型

特徴:スタンドの像の有無は不明。能力効果(またはスタンド像?)だけがボストンバッグに宿っている。バッグはファッションブランド「GUCCI(グッチ)」の製品で、緑・赤・緑の縦縞模様(アイコン「ウェブ」)があしらわれている。
能力:能力の宿るボストンバッグに金品を入れておくと、使用者の危機にその金額相応の幸運が訪れる。
  1. 中身を入れた状態でバッグの口を閉じると、その中の「金目のもの」(現金や貴金属等)だけが消失する。
  2. その後でバッグの使用者が何らかの危機に陥ると、使用者に幸運が訪れて危機を脱する事ができる。
  3. 訪れる幸運は、「出来事」だけでなく実際の金品である場合もある。
  4. 訪れる幸運の程度は、バッグ内で消失した金品の価値と同等である。(「等価交換」)
  5. 中身が消失してから幸運が訪れるまでの間にこの能力が消滅した場合でも、幸運を呼ぶ効果は消えない。(少なくとも数時間は)
補足:このボストンバッグを(能力効果に気付かずに)「修理」させたのは岸辺露伴だが、この露伴は並行世界の住人(ルーヴル美術館で「最も黒い絵」にまつわる怪事件に巻き込まれた露伴と同一人物?)の可能性が高い。なお、このバッグは露伴の(その世界での)祖母の形見である。
補足2:このボストンバッグと同じデザインの製品は一般販売されているが、この能力の宿るバッグはグッチの天才的職人(本体?)が3つだけ作成した特別なものと言われている。他の2つのバッグもこれと同種の能力(効果)を持つものと考えられるが、このデータはあくまで存在が確認された1つについてのもの。
補足3:このスタンドの名称は「等価交換」であるという説もあるが、これは単に能力内容からの仮名と判断し、ここでは黙殺する。

ダメージ伝達:不明(バッグの破損によるダメージ伝達はなし)

射程距離:不明(本体とバッグがいくら離れても効果は消えない)
能力射程:状況と解釈次第

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル

謎・疑問点
  • スタンド自体は「バッグに効果を宿らせる」能力なのか?あるいは『アヌビス神』のようにバッグにスタンドが宿っているのか?(だとすれば像が3体の群体タイプ?)
  • 消えた金品はどうなるのか?
  • 例えば他スタンドの憑依した金品が消滅した場合、その本体はどうなる?
  • 工房で行われた「修理」とはどのような方法か?スタンド使いでない職人がスタンド効果をどのように消したのか?
  • 「等価交換」に期限はあるのか?バッグに金品を入れてから長期間危機が訪れなかった場合でも効果は持続するのか?
  • 露伴は過去にもバッグに金品を入れた経験があるとの事だが、その時は効果に気付かなかったのか?

参照:『SPUR』2011年10月号別冊付録および『JOJOmenon』掲載『岸辺露伴グッチへ行く』


Last Update 2019/01/06
真央のシッポ(仮)
?
本体:片平 真央(かたひら まお)

発現からの経緯:発現理由は不明だが、本体の誕生直後の時点では未発現(または未覚醒)。なお、並行世界(パラレルワールド)における存在の可能性もある。
データ基準時期1999〜2001年頃(本体が3歳の時)

タイプ:特殊実体化、本体変化型

特徴:スタンド像単体では存在できず、常に本体と一体化して完全な実体として存在し続けている。本体のシッポ状。全長5cm。太さ1cm。体毛は生えておらず、表面はツルツルしている。
能力:本体の全身を保護色化する。
  1. 皮膚だけでなく毛髪や眼球等も含めた身体全てに加え、着衣やアクセサリーさえも保護色化するる。
  2. 保護色は本体の「逆側」のあらゆるものの外観を再現できる。(自然物、人体、衣類etc)
    1. 身体の一部だけを保護色化する等の調節も可能。
  3. 保護色化は本体の任意で発動できるが、他者が「シッポ」を触ると自動で発動する。(衣類の上から触れても同様)
  4. 保護色の解除は自在。

ダメージ伝達:本体に直接ダメージ

射程距離:−
能力射程:本体自身

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
  1. 「シッポ」を自力でどの程度動かせるかは不明だが、パワー等はほぼ皆無と推測される。
  2. 「シッポ」は常に存在を維持しているため持続力はA。
  3. まだ本体が幼い上、「シッポ」の操作等には成長の余地があると推測される。
備考・補足
  1. 『ヘブンズ・ドアー』で本体から読み取った情報によれば、「シッポ」は本体の「心の形」が外に現れたものである。
    1. その際、岸辺露伴は「見えるスタンド能力と考えてもいい」と付け加えてもいるため、厳密にはスタンド能力と若干異なる可能性もある。
  2. 完全に本体と一体化しているスタンドや、『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』のように能力の影響で常に本体が変形している例はあるが、本体の一部だけが常にスタンドと一体化している珍しい例。
  3. 同じ保護色(に似た)能力を持つ『メタリカ』に比べ、他のものを必要としないという点では勝るが、保護色以外の用途が無い点では劣る。
  4. 本体には奇妙な身体的特徴が多く、中には「立っていると靴を履いていても足元が濡れる」等、超常現象的なものもある。しかし、これらは父親からの遺伝であり、スタンド能力ではない模様。
謎・疑問点
  • 将来的に「シッポ」は伸びるのか?

参照:『岸辺露伴は動かない』2巻収録『エピソード08:D・N・A』


スタンド                              名称不明  番外    参考関連事物(12)  補注
人物あ(12)  か(12)    さ(12)          は(12)      ま(12)      わ・ん  氏名不詳(12)
目次等項目説明  通常目次フレームON)  スタンド一覧50音順発見順)  関連人物一覧50音順発見順)  トップページ
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