基本的な配色
- 青色：その記事で解析対象となる人物名。
- 白：確定事項。資料等で断定されている、または実例から確定的となっている事項。
- 黄：推定事項（確信度高）。実例や資料から推定できるが確実とは言えない、または疑問の含まれる事項。
- 赤：推定事項（確信度低）。疑問の含まれる割合がより大きい、または全くの推論である事項。
- オレンジ：分析対象に何らかの区分けが存在する場合の分類名等。
- 水色の太字：項目名。
- ただの太字：項目内での小項目等。その他。
- 下線付き文字：リンク。文字色は上記の配色規則に従う。
Last Update 2017/06/01
名前補足：姓名どちらか不明。通称「黒騎士ブラフォード（くろきし〜）」
種族／性別：人間→屍生人／男性
出身地：イギリス（スコットランド）
生年月日：16世紀前半
データ基準時期：1888年12月、屍生人化後時点。また、当時に伝わる生前（1560年代頃、外見から推定して20〜30代時点）の情報。
身体的特徴：身長
185cm程度。筋肉質だが騎士としてはスマートな体型。髪は黒で背中の中央辺りまで伸ばしている。
- 屍生人化後：外見的には生前とほぼ変わっていないが種族的特徴として犬歯が牙になっている。鼻の頭に横一線の傷痕がある。顔等の皮膚の各所に亀裂が入っている。
職業：騎士
スタンド：無し
親族・家族：騎士の家系。家族は戦争で死亡し、天涯孤独。
主な周辺人物
- 生前
- 主君：メアリー・スチュアート……スコットランド女王。
- 戦友：タルカス……ともにメアリーに仕え、処刑された騎士。
- 敵：エリザベス１世……メアリーの政敵のイングランド女王。メアリーやタルカスとともに陥れられ、処刑された仇。
- 屍生人化後
- 主君：ディオ・ブランドー……吸血鬼。屍生人として復活させられた。
- 戦友・仲間：ディオが生み出した他の屍生人達。
- タルカス……生前からの相棒である騎士。屍生人化後は友情は抱かれていない。
- その他の屍生人達……ともにディオに仕えてはいるが、特に仲間意識は無い。
- 敵：ディオに敵対する波紋使いその他の人間達。
- ジョナサン・ジョースター……波紋使い。倒された相手だが、決闘の中で友情が芽生えた。
- ウィル・アントニオ・ツェペリ……波紋使い。直接は交戦していない。
- ロバート・Ｅ・Ｏ・スピードワゴン、ポコ……波紋使いではなく、ジョナサン達と同行していた仲間と地元住人。
社会への影響等
- 生前、騎士として数多くの武勲をたてる。
- 荒行『77の輝輪（リング）』のを勝ち抜く。（歴代で５人のうち４人目または５人目）
- 全身に35kgの甲冑を着たまま５kmの湖を泳いで渡り、敵を奇襲する。
- メアリーの軍がエリザベス１世の軍に敗北した際でさえも本人（とタルカス）の軍だけは連勝していた。
- メアリーが有罪となった際、その家来としてエリザベス１世の命で処刑される。
- 死後の19世紀末時点ではイギリス人なら誰もが知る伝説的英雄となっており、学校で習うほど有名。
体質・技能
- 『死髪舞剣（ダンス・マカブヘアー）』：長髪を手足のように利用し、絡ませてものを掴んだり、剣を振り回したりする技。
- 人間時代は単に髪を振り回すだけだが、それでもある程度ものを掴める。また、手足による攻撃と併用する。
- 屍生人化後は髪が伸縮自在となって自由自在に動かせるようになった上、毛先から他者の血を吸う事もできる。
- 髪が動く原理は髪の細胞の膨圧運動であり、動かしている間、髪は１本１本が膨らんだり萎んだりする。
- 髪だけで100kg以上のものを持ち上げる事ができる。
- 愛用武具：剣、額当て（？）、甲冑を身に付ける。
- 剣：両刃の西洋剣（ロングソード？）。柄に「LUCK（幸運）」と彫られている。
- 額当て：額辺りにヘアバンドのような形状のものを装着する。
- 甲冑：胴体全体を覆うタイプ。なお、生前は四肢と頭も含む全身に甲冑を纏った事もある。
- 甲冑装着状態の水泳（遠泳）と水中戦を得意とする。
- 屍生人化後は種族的特徴として様々な特異体質や能力を持つ。ただし怪力と吸血以外は特に利用しない。
性格・内面的特徴
- 生前
- 主君メアリー・スチュアートの包容力に安らぎを見出して絶対の忠誠を誓い、主君のためなら迷わず命を犠牲にできる。
- 騎士道精神を持ち、高潔で誇り高い。
- 若年期には天涯孤独の虚しさを抱えており、それが忠誠心や極限まで肉体を鍛える動機となったという説もある。
- 屍生人化後
- 主人ディオ・ブランドーに絶対の忠誠を誓う。ただしこれは屍生人としての本能でもある。
- 死亡時の経緯から人間と世界に対して多大な憎悪と恨みを抱いている。
- 誇りと騎士道精神は残っており、強者との正々堂々の決闘を好む。
- 口調等：屍生人化後は「ＵＲＹＹＹ」等の奇声を発する事がある。
その他特徴：特に無し。
略歴
- 若くして戦争によって家族を失い、天涯孤独となる。
- 1560年代頃、スコットランド女王メアリー・スチュアートに仕える騎士として活躍する。
- 1563年、荒行『77の輝輪』を勝ち抜く。
- 後年、主君メアリーがエリザベス１世に夫殺しの罪を着せられ、エリザベス１世軍と戦争になる。
- 捕えられたメアリーの助命と引き換えにエリザベス１世に投降し、タルカスとともに処刑される。
- この時点で（一般に知られる歴史とは異なり）メアリーは処刑されており、それを知って激しい憎悪の中で死んだ。
- 処刑時、長髪が何故か処刑人の足に絡みつき、肉まで食い込んだと言われている。
- 死後は『ウインドナイツ・ロット』に葬られる。
- 1888年11〜12月、『ウインドナイツ・ロット』でタルカスとともにディオ・ブランドーによって屍生人化して復活させられ、部下となる。
- 12月１日、ディオの敵であるジョナサン・ジョースターによって倒される。
- 最期に『波紋』の効果で生前の精神を取り戻し、現世への怨念が浄化された状態で安らかに消滅した。
- ジョナサンに友情を抱き、愛剣を遺した。この際、柄の「LUCK（ラック／幸運）」に血で１文字加えて「PLUCK（プラック／勇気）」とした。
謎・疑問点
- 顔の傷痕は屍生人化後のものか？（処刑時点には無かったようだが）
- 『死髪舞剣』とは髪を使った技全般の名称か？ それとも剣を振り回す攻撃だけか？