SPW財団 新ジョジョ研究部署

スタンド大解析−関連事物2


 ここではスタンドの研究において無視できない、スタンド以外の事物についてのデータを紹介する。このページでは特に、スタンドと直接関係しない超常的存在を対象とする。ただし、これらの詳細についてはスタンド以上に謎が多く、いまだに不明点が多い事を予め断っておく。


基本的な配色
  • 灰色:その記事で解析対象となる事物の名称。
  • 白:確定事項。資料等で断定されている、または実例から確定的となっている事項。
  • :推定事項(確信度高)。実例や資料から推定できるが確実とは言えない、または疑問の含まれる事項。
  • :推定事項(確信度低)。疑問の含まれる割合がより大きい、または全くの推論である事項。
  • オレンジ:分析対象に何らかの区分けが存在する場合の分類名等。
  • 水色の太字:項目名。
  • ただの太字:項目内での小項目等。その他。
  • 下線付き文字:リンク。文字色は上記の配色規則に従う。


Last Update 2020/06/28
ロカカカ
LOCACACA

概略:万病を癒す果実が実る植物。新世界でのみ確認されている。

名称補足:現地での呼称。特に別名は無い模様。

特徴:生息地はニューギニア島の高地。外見上は樹木のようだが正確には多年草植物。最大で全高2m程度。円筒状の茎から棘のある細い枝が横向きに複数本生え、枝の先は上向きにL字に折れ曲がっている。枝1本につき1〜3個の果実が実る。果実は平均200g程度で、太い棘状の突起があり、匂いや味はイチジクに近いが、甘味は無く苦味がある。茎の最上部には茎より1周り大きな1輪の花が咲く(または葉の集まり?)
効果・性質:この果実を食べた生物の病気や怪我を癒す。
  1. 現代医学はもちろん物理法則をも超えた治癒効果を持ち、欠損部位さえ即座に再生させる。
    1. 果実1個につき治る病巣や負傷は1箇所だけであり、その時点で最も症状や痛みが深刻な箇所に作用する。
      1. ただし、例えば上下の唇を針で串刺しにして繋いだ状態で食べれば上下両方の唇が同時に治る。
    2. 病気を治す場合、症状は治るが、ウイルスや病原菌自体を消し去る事はできない。
    3. 治癒の所要時間は平均3分21秒である。
    4. 治癒の際、苦痛は生じない。
    5. 治癒には果肉が最低125g(果実1個の2/3)以上食べられる事が必要である。
    6. 東方一族に伝わる謎の奇病を癒す事ができると言われている。
  2. 治癒効果は「等価交換」であり、食べた者は治癒と引き換えに、身体の別の個所が岩石状に変化し、時にはそのまま崩壊する。
    1. 岩石化する箇所の決定条件は不明だがランダムであり、頭部が多い。
      1. かすり傷1つの治癒と引き換えに脳を失う可能性もあり「等価」交換と呼べない場合もある。
  3. 治癒効果は人間のように身体が炭素で構成される生物とは相性が悪く、身体がケイ素で構成される『岩人間』に適している。(詳細不明)
  4. 食べられた果肉と果汁は血管内に入ると血液とともに全身を巡り、患部に達すると即座に反応する。
    1. 正確には、噛み砕かれた直後に上下唇小帯の皮膚から毛細血管に取り込まれ、残りは喉→消火器系→小腸→血管→肝臓……と巡る。
    2. この際、血管内でロカカカの成分の進行を物理的に止めれば、その先で「等価交換」による岩石化や崩壊が発生する事は無い。
新種
  1. 「新ロカカカ(仮)」……ロカカカの枝が他の木(梨)に接ぎ木された事で生まれた新種。
    1. この果実を吉良吉影が食べた際、本人ではなく本人に触れていた空条仗世文の身体と「等価交換」が発生した。
    2. 通常のロカカカの果実との差異の原因は不明だが、接ぎ木である事、接ぎ木された木が『壁の目』付近にある東方邸果樹園のものである事等と推測されている。
  2. 『LOCACACA6251(ロカカカ〜)』……ロカカカから作られた液状の薬。
    1. 飲むだけで直ちに「等価交換」が始まる。また、必要量が通常のロカカカの果実より遥かに少ない。
経緯
  1. 5万年以上前からニューギニアの原住民が存在を知り、毎年決まった時期に男達が山奥で収穫していた。当時から希少な存在だった。
  2. 「昔から」『岩人間』が研究や栽培を続けていた。
  3. 1938年、オーストラリア人によって発見される。
  4. 第2次世界大戦の際、日本がニューギニア島の半分を占領して以降、発見報告が途絶える。
  5. 2000年代、日本のM県S市紅葉区杜王町のTG大学病院に、吉良・ホリー・ジョースターがロカカカの研究室を設立する。
    1. この研究には他にTG大学病院の明負悟院長、医師の下里良とプアー・トムが参加していた。
  6. 遅くとも2009年頃、紅葉区杜王町で、田最環一味が栽培し、果実を高額で密売し始める。
  7. 2010年(または2009年?)、大年寺山愛唱が野球選手の岩切厚徳に果実を2億円で売却し、岩切は右肩の故障を完治させるが下顎を失う。
  8. 2010年10月3日、吉良吉影と空条仗世文が愛唱から枝を2本盗み、後に『壁の目』が隆起する海岸(恋人岬)の木に接ぎ木して育て始める。(「新ロカカカ」の誕生)
  9. 2011年8月19日、新ロカカカの果実の1つを仗世文が吉良に与える。その際、吉良ではなく仗世文の身体が崩れた。
    1. 同果実の残りの欠片は、通りすがりの犬(後の岩助)が食べる。
  10. 数日〜数週間後、八木山夜露が発見した犬(後の岩助)にこの果実を与え、「身体が岩のようになる症状」を治す。
  11. 数日〜数週間後、夜露が倒された際に所持していた果実を広瀬康穂が取得し、4代目東方憲助達が入手して研究を開始する。
  12. 翌日、愛唱がある老人に果実を売却し、老人はその効果で過去に手術で失った右足首を再生するが両目を失う。
  13. 数日〜数週間後、豆銑礼が新ロカカカの枝に蛾の幼虫を規制させ、生長を早める。
  14. 同日、東方常敏が新ロカカカの枝を奪い、ファーローサボテンに接ぎ木して育て始める。
  15. 翌日、TG大学病院内の研究室にあったロカカカ全てが豆銑礼に破壊される。
    1. この日まで数日〜数週間、TG大学病院で東方密葉が羽伴毅によってロカカカを処方されて「等価交換」を繰り返し、最終的に鼻が岩石状化する。
  16. 数日後、TG大学病院記念堂で開催された再生医療についての講演で、明負悟が新薬『LOCACACA6251』を発表する。
謎・疑問点
  • データ不足のため保留。

スタンド                              名称不明  番外    参考関連事物(12)  補注
人物あ(12)  か(12)    さ(12)          は(12)      ま(12)      わ・ん  氏名不詳(12)
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