SPW財団 新ジョジョ研究部署

スタンド大解析−関連人物データ:ら行


基本的な配色
  • 青色:その記事で解析対象となる人物名。
  • 白:確定事項。資料等で断定されている、または実例から確定的となっている事項。
  • :推定事項(確信度高)。実例や資料から推定できるが確実とは言えない、または疑問の含まれる事項。
  • :推定事項(確信度低)。疑問の含まれる割合がより大きい、または全くの推論である事項。
  • オレンジ:分析対象に何らかの区分けが存在する場合の分類名等。
  • 水色の太字:項目名。
  • ただの太字:項目内での小項目等。その他。
  • 下線付き文字:リンク。文字色は上記の配色規則に従う。


Last Update 2020/08/02
レオーネ・アバッキオ
Leone Abbacchio

名前補足:本名。苗字で呼ばれる事が多い。

種族/性別:人間/男性
出身地:イタリア、ネアポリス
生年月日1980年3月25日(※下記参照)
データ基準時期:2001年4月、20〜21歳時点(※上記の生年月日では21歳だが20歳という説もあり、真相は不明)
身体的特徴:身長188cm。血液型A型。髪は中央分けで背中まで届き、後ろ髪の毛先が外側に跳ねている。

職業:ギャング組織『パッショーネ』構成員(ネアポリス地区ブチャラティチームメンバー)
職歴・学歴:元警察官、高卒(警察学校のような機関に所属したかは不明)

スタンド:パッショーネの『矢』(C)によって発現。
親族・家族:不明
主な周辺人物
  • 元同僚(先輩):氏名不詳……警官時代の同僚。ともに強盗事件現場に踏み込んだ際、犯人(アバッキオが賄賂を受け取っていた相手)に射殺される。
  • 収賄の相手:氏名不詳……ネアポリスのポン引き。警官時代に賄賂を受け取って見逃していた。上記の同僚警官を射殺した男。
  • 『パッショーネ』関係者……同じ組織に属するギャング。
    • 「ボス」→敵:ディアボロ……顔も名前も知らず一方的に指令を受けるだけの関係だったが、チーム全体で「組織」を裏切ったため敵対。最終的に殺された相手。
    • 上司(幹部):ポルポ……チームの直属の上司。『矢』でスタンドを引き出された。特に敬意や好意は無かった模様。
    • チームの仲間:ブチャラティチーム……全員スタンド使い。ともに「組織」を裏切る。
      • リーダー(後に幹部):ブローノ・ブチャラティ……信頼するリーダー。上下関係ではあるが、普段はほぼ対等に接する。
      • メンバー:グイード・ミスタ、ナランチャ・ギルガ
      • メンバー(後輩):ジョルノ・ジョバァーナ……新入りメンバー。何かと目の敵にしていたが、内心では徐々に信頼を深めていた。
      • メンバー(先輩)→決別:パンナコッタ・フーゴ……「組織」を裏切る際に決別。
    • 同僚:涙目のルカ……同じネアポリス地区担当で別チームのギャング。死亡報告を聞いても全くショックを受けない程度の関係。
    • :マリオ・ズッケェロ、サーレー……ローマ担当。ポルポの隠し財産を巡って対立。ズッケェロとは直接交戦し、一度捕らわれながらも能力の秘密を暴いた。
    • :暗殺チーム……「組織」の裏切り者。トリッシュを巡って交戦。
      • イルーゾォ……直接交戦した。
      • ペッシ、プロシュート……一方的に攻撃されたが、顔も認識していない。
      • 他……直接的には接触しなかった。
    • :親衛隊……「ボス」からの刺客。「組織」を裏切った事で敵対、交戦。
      • スクアーロ、ティッツァーノ、カルネ……ヴェネツィアで襲撃され、仲間達が撃退。
    • 上司(幹部):ペリーコロ……直属ではない幹部。トリッシュ護衛の指令を受けた。
  • 護衛対象→仲間:トリッシュ・ウナ……「ボス」の娘だが本人はそれを知らずに育った一般人。「ボス」の指令で護衛していたが、「組織」を裏切って以降は仲間に。
  • チームのペット(乗り物):ココ・ジャンボ……スタンド能力で体内に「部屋」を持つ亀。「組織」から支給され、乗り物として利用。
社会への影響等
  1. 警官時代、些細な汚職に手を染め、それが間接的な原因となって先輩警官が殉職した事で汚職が発覚し、職を追われる。
  2. ギャング組織『パッショーネ』ブチャラティチームのメンバーとして、ネアポリス地区で活動する。
    1. リーダーのブチャラティ、新入りのジョルノを除き、他メンバー間で明確な上下関係は無い。
    2. チームの主な任務は、縄張り内の商店等の警護や港の仕切り。逆に、麻薬関連の任務には就いていない。
    3. リーダーのブチャラティが一般市民から多大な信頼を得ている事から、チーム全体としてもある程度一般市民に貢献している模様。
    4. 殺人の経験は不明。
  3. パッショーネの内部抗争の際、(チーム全体として)自動車等の窃盗や器物損壊を多数繰り返す。また、自家用飛行機までも盗んでいる。
  4. パッショーネを裏切り、スタンド能力で「ボス」の素顔と指紋を突き止め、仲間達に遺す。
体質・技能
  1. 素手の格闘(喧嘩)に優れている。(警官時代に正規の格闘技の訓練を受けている?)
    1. この影響で、決して戦闘向きではないスタンドを持ちながら、基本性能が同レベルのスタンド相手なら互角以上に応戦できる。
  2. スタンド能力の応用で、過去に誰かが運転した事がある乗り物なら、本人が扱いを知らないものでもある程度扱う事ができる。
性格・内面的特徴
  1. 警官時代の過ちにとらわれており、絶対的な権力による命令に盲従する事にのみ安心を見出す。理由は「何も考えないで良いから」。
    1. 任務のためなら結果として自分の手足や命を失う危険があっても意に介さない。
    2. 任務遂行上必要であれば、仲間を見殺しにする事にも、逆に自分が見殺しにされる事にも抵抗が無い。
    3. これらは、元警官である自分は「組織」内での出世は望めないと理解した上での事であり、周囲からすれば矛盾した性格。
  2. 他者への態度は基本的に不愛想でやや冷淡。
  3. 他者に対する警戒心が強く、信頼した者に対してのみ心を許す。
  4. 自分のスタンドの能力は、仲間でも特に信頼した相手でなければ明かさない。
  5. 元々警官になったのは純粋な正義感による幼い頃からの夢であり、その意思はギャングとなっても心の底に残っている。
    1. 警官時代に汚職に手を染めた理由は、悪が正しく裁かれない社会、守るべき一般市民の悪質さと自分達への冷遇等、腐敗した現実に失望したから。
  6. 好きなもの:『スリング・ブレイド』(映画)、モンテヴェルディ作『聖母マリアの夕べの祈り』、白ワイン(グレコ・デ・トゥーフォー)、ルッコラのサラダ、ピッツァ・マルガリータ、アイルトン・セナ(F1ドライバー)
  7. 嫌いなもの:生意気そうなガキ、行列に並ぶ事
  8. 口調等:やや荒い口調で喋る。
  9. 服装等の趣味:頭頂部ほぼ全体に、平面的な星型のような(?)帽子を被る。胸元の大きく空いた丈の長い上着の上からベルトを巻き、バックルは円に囲まれた「A」型。
その他特徴:特に無し。
略歴
  1. 18歳の時(1998年)、高校卒業後、警察官となる。
  2. 間もなく警察と社会の実情に直面して失望し、些細な汚職に手を染め、小金と引き換えに犯人を見逃すようになる。
  3. ある夜、強盗事件の現場で、自分が収賄を受けていたポン引きにより、同僚の警官が射殺される。
    1. 強盗犯人が自分の収賄相手だと知り、汚職の発覚を恐れて対応が遅れたところ、同僚と犯人がともに発砲し、同僚だけが死亡、犯人は重傷ながら命は取り止めた。
    2. この犯人に対して賄賂で見逃していたのはあくまで売春だけであり、強盗まで働く事は予想していなかった。
  4. この事件により汚職が発覚し、処罰されて警察を追われる。(正確には免職か退職か、また具体的な刑罰は不明)
  5. その後、自堕落な生活を送るうちにギャング組織『パッショーネ』に入団し、ブローノ・ブチャラティの部下となる。また、『矢』によってスタンド使いとなる。
  6. 20〜21歳の時(2001年4月)、「組織」で内部抗争が勃発。最終的にチーム全体で「組織」を裏切った末、「ボス」に殺害される。
    1. ある日、ブチャラティの紹介でジョルノ・ジョバァーナが「組織」に入団し、チームのメンバーとなる。
      1. この時点でブチャラティとジョルノは(当人達なりの正義感から)「ボス」打倒を決意していたが、最後まで知らされる事はなかった。
      2. 初対面時にジョルノに嫌がらせで尿入りの紅茶を飲ませようとしたが、スタンドで回避された。
    2. 当日または翌日、幹部のポルポが自殺(実際はジョルノによる暗殺)し、その隠し財産を「組織」に納めたブチャラティが幹部に昇格。
    3. その場でブチャラティチームに「ボス」の娘トリッシュ・ウナ護衛の任務が与えられ、「組織」を裏切った暗殺チームとの抗争が始まる。
    4. トリッシュ護衛開始2日後、ヴェネツィアでチーム全体が「組織」を裏切る事になった際、同行する。
      1. ブチャラティがトリッシュを「ボス」に引き渡す際、「ボス」がトリッシュを殺害しようとしたため、ブチャラティがその場でトリッシュを連れて逃亡。他メンバーも追従した。(パンナコッタ・フーゴのみ離脱)
      2. ブチャラティに同行した理由は、元々他に居場所は無かったから。そして、内心の正義感から。
    5. 2日後、サルディニア島のコスタ・ズメラルダ(エメラルド海岸)で「ボス」の正体をスタンド能力で「リプレイ」中、「ボス」に殺害される。
    6. 死に際、「リプレイ」した「ボス」の素顔と指紋を近くの岩に刻み付けて仲間達に遺す事には成功する。
      1. この際、「あの世」らしき場所で、殉職した同僚と再会し、真実に向かおうとする正義の心を称えられたが、現実だったのか死に際の幻だったのかは不明。
謎・疑問点
  • 特定の格闘技の経験があるのか?
  • 収賄の相手は他にもいたのか?
  • 目下に対しては誰でもジョルノ相手のように厳しく接するのか? その場合、(正確な入団時期は不明だが)後輩の可能性があるミスタやナランチャとの初対面時はどういう関係だったのか?

Last Update 2017/06/01
ローゼス
Roses

名前補足:姓名どちらか不明。

種族/性別:人間/男性
出身地アメリカ、ニューヨーク近辺
生年月日20世紀前半
データ基準時期:1989年、老人時点
身体的特徴:痩せ型。面長で鼻筋が通っている。額から頭頂部にかけて禿げている。口髭が濃い。総白髪だが髭と眉は黒い。

職業:執事(ジョセフ・ジョースター夫妻の使用人)

その他特徴:ジョセフ達家族への忠誠心は非常に強い。よくスージーQに振り回されている。主人を護るためなら実力行使をも辞さず、ヤクザ風の男を蹴り1発で倒せるほど強い。日本の社会常識をある程度把握しており、日本でも自動車を運転できる(正確な取得免許は不明)。スタンド使いではないが、スタンドやDIOについて多少は把握している。
略歴:1950年代(ホリィが小学生の頃)からジョースター家に仕え始める。1988年、ジョセフ達がエジプトへの旅に出ている間、スージーQの世話をしながら、ホリィの病状を教えられずに心を痛めていた。約50日後(1989年)、スージーQのお供としてホリィの見舞いに来日。その際、実は現状を察していたスージーQがジョセフ達を信じて待つ様子を見て涙した。以後不明。
謎・疑問点
  • 東方仗助の存在が発覚した時点や静・ジョースターがジョセフの養女になった時点でもまだジョースター家に仕えていたのか?

スタンド                              名称不明  番外    参考関連事物(12)  補注
人物あ(12)  か(12)    さ(12)          は(12)      ま(12)      わ・ん  氏名不詳(12)
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