SPW財団 新ジョジョ研究部署

スタンド大解析−ダ行


基本的な配色
  • 緑色:その記事で解析対象となるスタンド名。
  • 白:確定事項。資料等で断定されている、または実例から確定的となっている事項。
  • :推定事項(確信度高)。実例や資料から推定できるが確実とは言えない、または疑問の含まれる事項。
  • :推定事項(確信度低)。疑問の含まれる割合がより大きい、または全くの推論である事項。
  • オレンジ:分析対象に何らかの区分けが存在する場合の分類名等。
  • 水色の太字:項目名。
  • ただの太字:項目内での小項目等。その他。
  • 下線付き文字:リンク。文字色は上記の配色規則に従う。


Last Update 2013/09/23
ダークブルームーン
DARK BLUE MOON
(暗青の月)

本体:キャプテン・テニール(偽者)

発現からの経緯:発現理由は不明。1980年代後半、本体が死亡した事で消滅。

タイプ:近距離、水中、直間両攻撃型

特徴:半魚人型。全長3m。全身に鱗、背中や脹脛にヒレ、手足には水かきがある。目は4つ。なお、名前の由来はタロットカードの18番目の大アルカナ『THE MOON(月)』である。
能力:水中戦を得意とする。
  1. 水中をどんな魚よりも華麗に泳ぎ回る事ができる。
  2. 両手の水かきは鋭く強力な『水中カッター』になっている。
  3. 鱗は切り離して水中に流すと『ウロコカッター』となり、物理的に攻撃できる。
  4. 生物やスタンドの力を吸い取って繁殖する『スタンドフジツボ』を標的に付着させる。
  5. 水中で周囲の水をかき回し、渦潮を起こす。(物理的なものであり、特殊能力ではない)

ダメージ伝達:部位相応

射程距離5m
能力射程半径30m

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナルB(水中)
JOJO A-GO!GO!

謎・疑問点
  • 水中で基本能力が高まるのか?それとも他者との相対か?(そもそもスタンドが水の抵抗を受けるのか?)
  • 陸上ではどの程度の能力があるのか?
  • 最初に承太郎を襲った時、本体はどこにいたのか?
    →こっそり海に潜っていたのか?それとも遠隔操作が可能なのか?
  • (スタンドとは関係ないが)本体が「本物のテニール船長」に成り済ましていた事に他の船員やジョセフが気付かなかったのは何故か?顔を整形でもしていたのか?

Last Update 2009/06/01
ダイバー・ダウン
DIVER DOWN

本体:ナルシソ・アナスイ

発現からの経緯本体の生まれ付き。本体が25歳の時(2012年3月22日)、死亡した事で消滅。

タイプ:近距離、直接攻撃型

特徴:人型。全長2m。アクアラングとシュノーケルを身に付けている。視聴覚を持つ。
能力:自分の身体、または攻撃のエネルギーを対象に「潜行」させる。
  1. 生物、無生物、スタンド等、あらゆる対象を透過し、その中に潜行する(入り込む)事ができる。
  2. 自分より体積の小さな対象にも(限度はあるが)全身丸ごと潜行できる。同様に、厚みや太さの足りない対象でも可能。
  3. 対象に加えた攻撃のエネルギーだけを潜行させ、任意に解き放つ事ができる。
    (パンチなら腕、キックなら脚の形のエネルギーが対象から飛び出す)
  4. 攻撃エネルギーの潜行は、何かが対象に触れた瞬間に自動的に解放させる事も可能。
  5. どの場合も、潜行だけなら対象に影響を及ぼさない(害もなく、気付かれもしない)。
  6. 小さなものなら手に持ったまま一緒に物質に潜行できる。(実体の物質透過)
  7. 能力と本体自身の技術を応用し、攻撃した対象(の内部構造)を瞬時に分解して組み替える事ができる。
    (例:敵の骨格や筋肉を組み替えて足腰をバネ状に、肋骨や筋肉を組み替えてトラバサミ風の罠にetc)

ダメージ伝達:部位相応

補足:本体には、「見たものを何でも分解してみたくなる」という性癖あるいは症候群とでもいうべきものがあり、それが能力7に影響している。

射程距離5m
能力射程本体から10m(攻撃エネルギーを潜行させておける距離)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
JC 73巻

謎・疑問点
  • 人体整形はどこまでがこのスタンドの能力なのか?
  • 『緑色の赤ん坊』戦ではどうやってビンを変形させたのか?(能力?それともただ強引に歪めた?)
  • 全身丸ごと潜行できる対象のサイズの下限はどの程度か?
  • このスタンドは生まれ付きか?本体が幼い頃に電信柱や車を分解した時もこの能力を使ったのか?

Last Update 2015/02/15
ディー・フォー・シー
D4C
Dirty Deeds Done Dirt Cheap
(いともたやすく行われるえげつない行為)

本体:ファニー・ヴァレンタイン
 ※職業から「(ヴァレンタイン)大統領」と呼ばれる事が多い

発現からの経緯:「新世界」の19世紀後半、本体の心臓に『聖なる遺体』の心臓が取り憑いた事で発現。その後、本体は何度も死亡し、その度に「他世界の本体」と入れ替わった。本体が43歳の時(1890年11月以降)、『聖なる遺体』の別の部位を得たり全部位が本体から離れたりしたが、能力に特に影響はなかった。同年12月28日、本体がルーシー・スティールの体内に『聖なる遺体』の全部位を揃え、ルーシー自身が『遺体』化した事で『D4C‐ラブトレイン‐』が発現。同日、(その時点での)本体が死亡し、このスタンドも崩壊して消滅。

タイプ:近距離、時空間干渉(?)、隔離、直接攻撃型

特徴:亜人型。頭部に左右2本の細長い耳があり、耳抜きで全長2m。耳は長さ1m弱、太さは腕並みで、先端はあまり鋭くなく、真上のやや斜め前に真っ直ぐに伸びている。口元がマスクに覆われている。全身の側面と角の正面に線状の刺繍のようなものある。なお、名前の由来は「Dirty Deeds Done Dirt Cheap(いともたやすく行われるえげつない行為)」の略である。
能力:「隣の世界」との間を行き来する。
  1. 「隣の世界」とは「基本世界」とは似て非なる異次元世界、いわゆる並行世界(パラレルワールド)で、無数(ほぼ∞?)に存在する。
  2. 「隣の世界」には「基本世界」と「同じ」生物や物質が基本的にほぼそのまま同じ状態で存在する。(例外は後述)
  3. 「何かに挟まった状態」になるとそこを世界間の出入り口にできる。この「何か」とは固体、液体、生物、スタンド像等様々である。
    (例:ドアと壁の間、折り畳った布の間、線路と車輪の間、背にした壁と正面から受けた拳の間、地面と頭上からこぼれた水の間etc)
  4. 本体やこのスタンドの身体だけの間に挟まっても「出入り口」は成立しない。
  5. 「出入り口」の通じる先は「移動先の世界における元の世界と(ほぼ)同じ場所、またはその世界の本体の付近」である。また、時刻は世界間で共通である。
  6. このスタンドと本体は「出入り口」があれば任意で世界間を移動できる。
  7. 世界間を移動する際、身に付けたものや手にしたもの(生物含む)も一緒に移動できる。
  8. 自分が移動せずに、他のもの(生物含む)だけを他世界に送る事もできる。
  9. 世界間移動時、対象に作用する「重力」も一緒に移動しており、それが対象の存在を保っている。
  10. 他世界に運ばれたもの(本体以外)は、何かに挟まると自動的に「元の世界」に戻る。その際、「他のものの持ち込み」も可能。
  11. このスタンドと本体(および身に付けたもの)以外が世界間移動で「同じ世界の同じ場所で2つ(2人)以上揃った」場合、両方とも無数の小さな立方体状に砕け散って消滅する。
  12. 「揃ったもの」は一定距離(数十cm程度?)以内に接近すると互いに引き寄せ合って一体化した後、砕け散って消滅する。
  13. 「揃ったもの」の一方が完全にその世界に入っていない場合、そのまま互いに砕け始め、やがて消滅する。(ただし消滅以前に「元の世界」に戻れば元の状態に戻る)
  14. 「揃ったもの」が生物であれば、身体が砕けた事が物理的な致命傷となって完全消滅以前に死亡する事もある。
  15. 他世界に運ばれたものは、この能力が消滅すると「元の世界」に戻れなくなる。ただし「2つ以上揃うと消滅」という法則は変わらない。
  16. 本体は他世界にいる間、そちらの「自分」と一体化したまま行動できる。また、分離も自在である。
  17. 射程内に「他世界の本体」がいる場合、転憑して「新しい本体」にできる。その際、「元の本体」の記憶を「新しい本体」にコピーする。
  18. 本体は、死亡する場合でも、絶命前にスタンドを他世界の本体に転憑させれば、自分の記憶や能力を受け継がせる事ができる。
  19. 本体転憑時、スタンド像の損傷も回復する。ただし重力や空間に作用する攻撃で受けたダメージは治らない。
  20. 転憑は自動ではなく「その時点での本体」の意思によるため、転憑完了前に本体が死亡すればこのスタンドは消滅する。
  21. 複数の世界で起きている事象を1箇所で重ね合わせる事ができる。その内容は各世界の他者の記憶にも反映される。(謎多し)
  22. このスタンドは「基本世界」で発現した1体だけで、他世界には存在しない。(少なくとも世界間移動能力を持つものは1体)
  23. 『聖なる遺体』の世界間移動には制限があり、少なくとも他世界に保管したり、全部位揃った状態で運んだりはできない。(生物に取り憑いた状態の一部分のみ可能?)
    D4C‐ラブトレイン‐ D4C LOVE TRAIN
  24. 『聖なる遺体』が生み出す「空間の隙間」が本体の害となる全てを弾き飛ばす現象。および、「隙間」に出入りできる能力。
  25. 『聖なる遺体』全部位を宿したルーシー・スティールの全身は木人形のように(本体曰く『遺体』そのものに)変化し、そこに入った亀裂からは「空間の隙間」が発生する。
  26. 「隙間」は地面に垂直で、厚みは50cm、高さは数m、長さは数十m程度で、遮蔽物を透過してまっすぐ延び、外観は光る透明の壁2枚のようである。(実際にはその延長線上にごく狭い「隙間」がもっと長く続いている?)
  27. 本体(と『D4C』)は自由に「隙間」に出入りし、「隙間」の内部を移動できる。(「隙間」外部の遮蔽物を無視できる)
  28. 「隙間」内を移動する際、地表に潜り込み、滑るように移動する事もできる。(走る程度の速度)
  29. 「隙間」内から外部に直接攻撃する場合、『D4C』や本体が身体の一部または全身を「隙間」から外に出さなければならない。
  30. 「隙間」を中心に世界(海や大地さえも)が引き寄せられ、「隙間」に吸い込まれて消失していく。(行き先不明)
  31. 消失は能力が解除されても戻らず、土地すらも狭くなる。また、消失の痕は自然な状態となる。(例えば地割れ等は残らない)
  32. 引き寄せられる以外の理由(任意等)で「隙間」に入ったものは消失せず、「隙間」を透過する。
  33. 外部からの攻撃は「隙間」内部に届かず、ランダムでどこか(地球の裏側にさえも)へ転送される。
  34. その際、攻撃(弾丸等)自体がそのまま転送される場合と、何らかの災いとして降りかかる場合がある。
  35. 本体が負傷した場合、負傷部位を「隙間」に入れる事で、その傷を他所に転送して癒す事ができる。
  36. 重力や空間に作用する攻撃で受けたダメージは転送する事も癒す事もできない。
  37. 攻撃や傷の転送(による他者の被害)が起きた時、「隙間」の光の中に転送先の様子が映り込んで見える。
  38. 「隙間」の周囲(最高で半径数百m程度?)にいる「(本体の)敵」が負傷すると、傷が「弾き飛ばされ」、心臓等の急所に向かって移動していく。
  39. 同様に(?)、「隙間」に引き寄せられて移動したものが「敵」に向かって飛んだり、その身体に潜り込んで急所に向かったりする。
  40. 「隙間」が引き寄せたり弾いたりしたものや「敵」の身体は、触れたもの(部分)同士が透過状態で融合する事がある。
  41. 「隙間」はある程度本体の方向を向く。また、内部で本体が移動する際、本体の任意で、本体とともに移動する。
  42. この能力(現象)の発動中、『遺体』(ルーシー)が(本人の意思を問わず)移動すると「隙間」やその内部の本体も移動する。
  43. 本体が近くにいるほどルーシーの呼吸や生命活動は弱まり、離れるほど回復する。
  44. 「隙間」は、本体(『D4C』)と『遺体』化したルーシーが同じ世界(「基本世界」)に揃っている時のみ発生する。
  45. 本体曰く、「隙間」は災いを弾き飛ばし、「幸福」を引き寄せる。(後者の詳細は不明)
  46. この能力の発動中も、『D4C』本来の能力には全く影響なく、通常通り使用できる。
補足:「隣の世界」がいくつ存在するのかは不明だが、少なくとも『聖なる遺体』の存在が確認されている世界は1つだけであり、その世界が「基本世界」と認識されている。他の世界の『スティール・ボール・ラン』レースの裏では『聖なる遺体』ではなく大型ダイヤモンドを巡る争いが起きている。また、「隣の世界」同士にどの程度の差異があるのかも不明だが、「基本世界」で死んだ人間が少なくとも1つの他世界では生存していた実例がある。
補足2:『ラブトレイン』は厳密には『D4C』の能力とは異なる可能性があるが、便宜上この能力の一環(「本体」はヴァレンタイン)として扱う。

ダメージ伝達:部位相応(その時点での本体のみに伝達)

射程距離:その時点での本体から2m
能力射程:次元を超越しているので解釈不能

 出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
共通SPWオリジナル
D4CJOJOVELLER
ラブトレインJOJOVELLER

謎・疑問点
  • スタンドの正式名称とその表記はどれか?(「D4C」?「D・D・D・D・C」?「Dirty deeds〜」?)
  • 本体は移動先の世界を任意で選択できるのか?
  • 各世界の本体は全員「基本世界」の本体やこの能力を知っているのか?
  • 本体が他世界に滞在できる時間に制限はあるのか?
  • 本体のみ、またはこのスタンドのみが他世界に移動する事は可能か?
    →射程距離等の問題で不可能では?
  • このスタンドは1体だけとの事だが、列車内でのディエゴ戦で3体目撃されているのは何故か?
    →世界間移動能力を持たない『D4C』は他世界にも存在する?
    →目撃されたのは残像だったのでは?
  • 他世界の本体は、スタンド使いですらないのか?ならジョニィやディエゴにどのように応戦していたのか?
  • 独立宣言庁舎前付近でのジョニィ銃撃はどういう原理だったのか?どの世界のジョニィがどの世界の誰に撃たれ、各人はそれをどう認識しているのか?
  • 本体の顔に穴を開けてウェカピポの鉄球をかわしたのはどういう原理か?
    →背後の壁(あるいは持っていた小物等)と鉄球で「挟まれた」部分だけを他世界に飛ばした?
  • このスタンドの像はスタンド使い以外にも見えるのか?ウェカピポには見えていたようだが?
    →ウェカピポは単にヴァレンタイン本体の位置や殺気(「凄味」?)に反応してガードしたのでは?
    →他世界の者の目には見える?
  • ディエゴが他世界に運ばれた時は「基本世界」に戻れば元の身体に戻ったが、列車の車掌も同様に助けられなかったのか?
    →身体が砕けただけのディエゴと、一部が消滅していた車掌の差では?
  • 他世界に運ばれたものは何かに挟まると必ず「元の世界」に戻ってしまうのか?本体の死後も?そうであれば、他世界のディエゴやジャイロは結局「基本世界」でまともに生活していく事はできなかったという事か?
    →挟まれて元の世界に戻れるのは、「移動してきた場所」に限るのでは?(ディエゴが他世界の自分達を送り返した時の状況からして)
  • この能力は雨が降っている中ではほぼ無敵なのでは?
  • ジョニィ戦終盤で『ラブトレイン』が解除されていたのは何故か?「隙間」が破壊されたから?『遺体』がルーシーと分離したから?
  • 『聖なる遺体』は放っておいてもルーシーと分離したのか?なら『ラブトレイン』は期間限定の能力だったのか?

Last Update 2015/02/15
デス・サーティーン
DEATH THIRTEEN
(死神13)

本体:マニッシュ・ボーイ

発現からの経緯:発現理由は不明だが、本体が生後11ヶ月の時点(1980年代後半)で既に発現しており、以下はその時点でのデータである。

タイプ:隔離、回復、精神攻撃型

特徴:(外見的には)全長2mの人型。顔はピエロのよう。両腕は甲冑に覆われており、大鎌を持っている。マントで全身を包んでいるが、実はその中は空洞で、顔、肩、両腕、大鎌だけというデザイン。なお、名前の由来はタロットカードの13番目の大アルカナ『DEATH(死神)』である。
能力:眠っている生物(の精神)を『悪夢世界(ナイトメア・ワールド)』の中に引き込む。
  1. 『悪夢世界』とはルールや常識のない、『死神13』の思い通りに動かせる世界である。(景色は遊園地)
  2. 『悪夢世界』にある全てのものを(道具、乗り物、雲、他者の衣類や髪の毛すらも)自由に操れる。
  3. 『悪夢世界』において、標的への攻撃は『死神13』自身が直接、または物を操作して間接的に行なわなければならない。(「思っただけで殺す」ような事はできない)
  4. 『悪夢世界』で負った傷は現実世界でも付いている。
  5. 『悪夢世界』内では生物の怪我の治療も可能で、現実世界にも反映される。(少なくとも他者の腕の切り傷を完治させた実例あり)
  6. 『悪夢世界』からは本体が解放するか、現実世界で他人が起こさない限り、決して逃れられない(目が醒めない)。
  7. 『悪夢世界』に持ち込めるのは、眠る前に身に付けていた物だけである。(スタンドも同様)
  8. 『悪夢世界』での記憶は、目覚めると忘れてしまい、眠ると再び思い出す。(『悪夢世界』にスタンドを持ち込めば例外)
  9. 標的が複数でも、同時に『悪夢世界』に閉じ込める事もできる。(全員同じ『悪夢世界』に引き込む)
  10. 『悪夢世界』にしか存在できず、覚醒中の生物や現実世界の事物には全くの無力。

ダメージ伝達:部位相応(マントは影響なし)

射程距離:ほぼ∞(ただし『悪夢世界』内限定)
能力射程100m(眠っている者を『悪夢世界』に引き込める範囲)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJO A-GO!GO!

謎・疑問点
  • 本体のジョースター一行への同行を提案した女性はどうやって洗脳したのか?(夢を通じた催眠術?)
  • 『悪夢世界』の景色は遊園地以外にもできるのか?
  • 着ていたマントはスタンドの一部か?それとも夢の中で作り出したものか?
  • スタンド使い以外の夢に入った場合、このスタンドは相手に見えるのか?
  • 本体は夢の中に入れるのか?(あるいは、本体の夢の中には入れるのか?)
  • 治療はどの程度まで可能か?また、夢の中で具体的にどういう手段で治したのか?
  • 一度も実践しなかったが、スタンド像や鎌以外のもの(夢の中の物や標的の衣類等)だけでは他者を直接「殺害」できないのか?それとも単に本体の趣味や油断によるものか?
  • 『悪夢世界』は「どこ」にあるのか?(本体の精神世界?標的達の精神世界内に作り出して全員分連結?あるいは?)
  • 本体の成長によって能力も変化したのか?
  • (スタンドとは関係ないが)本体はどうやって発熱したのか?(能力?芝居?本当の病気?)

Last Update 2015/07/26
ドゥービー・ワゥ!
DOOBIE WAH!

本体:大年寺山 愛唱(だいねんじやま・あいしょう)

発現からの経緯:発現理由は不明。本体が自称29歳の時(「新世界」の2011年後半)、死亡した事で消滅。

タイプ:遠隔自動操縦、直接攻撃型

特徴:上半身だけの人型。サイズは不定だが、最大1m程度。スタンド使い以外には視認できない小型竜巻(像より2〜3周り大きい範囲)に包まれている。両手の人差し指の先(爪?)がやや長く、鋭い刃になっている。頭部は王冠を被ったような形状で、顔の中心には丸い眼が1つだけあり、その下には口ではなく棘状の突起がある。胴体は下部に向けて細くなり、下端は尻尾のようになっている。また、本体は「岩人間」である。
能力:標的の呼吸によって出現し、竜巻とともに自動追撃する。
  1. 本体が他者(スタンド使いの場合、そのスタンド像でも可)に触れる事で標的を指定する。
  2. 標的が呼吸すると、その気流が増幅(蓄積)されて小型竜巻になり、中心にスタンド像が出現し、標的への追撃を開始する。
    1. 竜巻(と内部のスタンド像)の大きさと攻撃力は、標的の呼吸の激しさに比例する。
      1. 標的が呼吸を止めるとだんだん弱体化し、やがて一時的に消滅する。
    2. 消えたり、標的が攻撃圏外に逃げたりした場合でも、標的が呼吸すればそこから再度出現する。
    3. 標的の息の届いた範囲から出現するため、標的の息の吐き方によって出現地点がある程度左右される。
      1. 標的が「体外に出した息(空気)」が対象になるため、標的がマスク等の内部に息を吹き込めば、そこから出現する。
  3. 標的の呼吸を感知して攻撃し、その手段は爪と竜巻の風力およびいわゆるカマイタチ現象である。
    1. 呼吸を止めている状態の標的に対しては一切攻撃せず、竜巻の物理的威力自体が無効になる。
      1. 竜巻は標的以外の生物(身に付けているものも含む)に対しては常に無効。
  4. 像が消えて竜巻だけになる事で、ほとんどの攻撃やダメージを無効にできる。
  5. 標的を殺害すると本体のいる所に帰還するが、それまでは一切本体に情報は伝わらない。
補足:スタンド名は「!」が付かない形で表記される事もあるが、上記の表記を正式表記として扱う。
補足2:データ確認時、本体は「同一物に2人分のスタンドが一体化した状態のもの」に触れて標的を指定したため、同時に「2人」が標的となった。通常時に2人を同時に標的に指定できるのか、指定できた場合に攻撃パターン(優先順位等)はどうなるのか等は不明。

ダメージ伝達:不明(なし)

射程距離:∞
能力射程:その時点の竜巻の範囲(最大で直径数2〜3m?)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル

謎・疑問点
  • スタンドの正式名称は「!」を含むのか?
  • 竜巻の威力に上限はあるのか? 標的が偽キャプテン・テニールのように異常な肺活量を持っていた場合はどうなる?
  • 竜巻にカマイタチ効果は本当にあるのか? それとも単に竜巻内からスタンド像が爪で攻撃しているだけか?
  • スタンド自体は無敵か? ダメージを受けたとして、本体への伝達はあるのか?

Last Update 2024/01/06
ドギー・スタイル
DOGGY STYLE
本体:豆銑 礼(まめずく らい)

発現からの経緯:発現理由は不明だが、存在が確認されたのは31歳の時(「新世界」の2011年9〜10月頃)。その数日後、本体が死亡した事で消滅。
データ基準時期:2011年9月〜10月頃(本体が31歳の時)

タイプ:近距離、本体変化型

特徴:亜人型。全長1.5m。胴体はハート型にも似た逆三角形で、下半身は無い。両肩から細長い脚が約10本ずつ、カメラの三脚のように生えている。両肩の上側に、丸印に囲まれた「豆」の字のマークがある。目は左右3つずつの縦並び。頭部(顔)は縦長で、左右に小さな耳があり、やや犬(ダックスフント等)風にも見える。
能力:本体の身体をワイヤーロープのように伸ばして操る。
  1. 本体の身体各部を着衣ごとほつれさせて紐状にし、自在に操作できる。
    1. 紐状部分の太さはある程度調節可能(幅1〜3cm程度)で、太さは強度やパワーと比例する。
    2. 同時に複数個所を紐状化できるが、同一部分を複数本に枝分かれさせる事はできない。
  2. 身体を紐状に伸ばせば伸ばすほど、本体の体は隙間ができたり崩れたりする。
    1. 最終的に眼球や歯等を除くほぼ全身を紐状化できる。
  3. 本体の変形時、スタンド像は特に何もしない。

ダメージ伝達:ほぼ部位相応

射程距離:2m
能力射程:数十m以上(本体の身体を伸ばせる距離)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
  1. それぞれスタンド像自体の評価。像はほとんど置物状態で、パワーやスピードはほぼ皆無。
  2. 実績として、本体の変形は最低数分程度は持続する。
  3. 紐状化した部分は、太さ2〜3cm程度で本体の全体重を吊り下げる事ができる。
備考・補足
  1. 本体の変形は外見的にはリンゴの皮剥きのような状態であり、「紐状」というより「帯状」に近くなる。また、本体は「ワイヤー」と呼ぶ。
  2. ほぼ『ストーン・フリー』の下位互換と言える能力。
    1. こちらの能力で変形するのは本体だけであり、変形の自在性もスタンド像自体の基本性能も大きく劣る。
    2. ただし、こちらは全身をほぼ丸ごと変形させる事ができる上、特に変形による身体への負担やリスクが無いという大きな長所がある。
謎・疑問点
  • 紐状化の自在性はどの程度か?

Last Update 2019/06/01
ドクター・ウー
DOCTOR WOO
本体:羽 伴毅(うー ともき)

発現からの経緯本体の生まれ付き。「新世界」の2011年9〜10月頃、本体が身体を分解した状態のまま頭部がセメント漬けとなったため、行動不能のまま再起不能(後に死亡?)となる。
データ基準時期:「新世界」の2011年9〜10月頃

タイプ:本体変化型

特徴:スタンドの像は無い。または本体と一体化している。
  • スタンド名はそのまま「羽医師」という意味で、本体を意味するものと推測される。
能力:本体の身体を岩石状の粒子に分解し、再び元の姿に戻す。
  1. 『岩人間』の体質的特性によって岩石化した身体を、更に自在に分解し、そのまま行動できる。
    1. 分解の規模は任意に調節可能で、最小で細胞単位レベルまでの破片に分解できる。
      1. 本体の身に着けたものは、身体と一緒に岩石化できるものなら全て身体と同様に分解できる。(実例:衣類、名札)
    2. 破片のパワー(エネルギー)はサイズに比例する。
    3. 原理は不明だが、離れた状態でも周囲の状況を把握できる。
  2. 分解した身体を自在に再結合させる事ができる。
    1. ただし、各破片の再生や瞬間移動はできないため、一旦自力で集合する必要がある。
    2. 「元の姿」にしか再結合できず、変形等はできない。
  3. 以下は直接のスタンド能力ではないが、応用として可能となる。
    1. 細かい破片になった身体で他者の体内に侵入する事ができる。
      1. 宿主に花粉やハウスダストに似たアレルギー反応を起こさせる事ができる。
      2. 宿主の骨組織と一体化して取り憑き、心身を乗っ取る事ができる。(分離も自由)
    2. 破片同士を擦り合わせて強力な不協和音を発生させる事ができる。

ダメージ伝達:本体に直接ダメージ

射程距離:−
能力射程:不明だが最低でも数十m以上(破片が離れられる距離)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
  1. 本体の分解自体にパワーやスピードは皆無だが、分解とその後の破片の制御はミクロレベルの正確さとなる。
  2. 破片になっても通常時より体力が増すわけではないが、分裂状態を維持するだけなら数時間は可能。
  3. 評価対象外だが、小石程度の破片になった状態でパワーはほぼ無力、独力での移動スピードは常人の歩行を下回る。
備考・補足
  1. 完全に『岩人間』の体質的特性を前提とした能力であり、本体にとっては「能力」というより身体機能の一端である。
  2. 上記の理由もあり、どこまでがスタンド能力の範疇なのか判断が困難。
    1. 単純に「本体の分解と再構成」だけの能力と解釈した場合、「本体の分解+α」の能力を持つ『アース・ウインド・アンド・ファイヤー』『キャッチ・ザ・レインボー』に比べてやや劣ると言えるが、分解の単位の細かさについては過去に確認された限り随一である。
    2. 実際には身体の分解さえも本体の身体機能(『岩人間』の特性)で、スタンド能力は身体の再結合だけという説もある。
  3. 分解の最小サイズは細胞レベルとの事だが、実例では基本的に可視レベル程度までである。(あるいは「可視レベル未満」なので確認されていないだけ?)
  4. 実例では、破片状態では主に跳ね回るか、空調の気流やスプリンクラーの水流に乗って移動しており、自力で飛行できるかは不明。
  5. 破片状態で別々の場所で行動できている事から、分裂状態でも何らかの手段で周囲の状況を把握できる模様。
    1. ただし、全ての破片が視聴覚を持っているのか、特殊な知覚を持っているのか等、原理は不明。
  6. 能力欄にあるように各破片の再生や瞬間移動はできないため、破片が遠くに飛ばされたり接着されたりすると復活不能になってしまうのが弱点。
    1. 能力射程は不明だが、限界以上に遠く離れた破片は再起不能なのか、射程内に戻れば再度制御できるのか、そもそも能力射程が∞なのかは不明。
    2. 完全に全身を限界まで分解した場合、現実的に全破片を回収する事は非常に困難と考えられるが、何か復元を補助する能力があるのか、それとも毎回「影響の無い程度に」破片が欠落した状態で再構成しているのか不明。
    3. 正確には、破片状態での破損は結合時に多少復元できるが、通常時の本体が負傷した状態でこの能力を使用した場合、結合時に「傷が治った状態」に再構成する事はできるかは不明。
謎・疑問点
  • スタンド名「ウー」の英字表記は「WOO」「WU」どちらか? また、スタンド名は本体が医者になる前から変わらないのか?

Last Update 2009/06/01
ドラゴンズ・ドリーム
DRAGON'S DREAM
(龍の夢)

本体:ケンゾー

発現からの経緯:本体が78歳の時(2011〜2012年頃)、『暗殺風水』を極めた事によって発現。本体が78歳の時(2012年3月上旬)、DIOの骨によって本体が植物化され(て死亡し)た事で消滅。

タイプ:遠近両用、思考分離、未来予知(?)、特殊用途型

特徴:メインである『龍(ドラゴン)』と、別パーツの『輪(仮)』で構成される。個別での発現も可能。
  • 『龍』:東洋龍型。全長1m弱だが、太い胴を常に丸めてほぼ球体状になっている。脚はなく、腕は2本。尻尾の先端が矢尻型。本体から完全に独立した意志を持ち、勝手によく喋る。
  • 『輪(仮)』:輪状で平たい。直径30cm。全体に方角を示す目盛りがある。単体では使い道がない。
能力:『暗殺風水』における吉凶の方角を本体に教え、指し示す。
  1. 『龍』が自分の位置や向き、言葉等によって、本体の「安全な方角」や標的の「凶の方角」を教える。それには決して間違いはない。
  2. 「安全な方角」にいる者はあらゆる偶然(?)に守られ、決してダメージ(攻撃)を受けない。
  3. 「安全な方角」を指し示す場合、本体の手元で『龍』と『輪』が併用される。この時、『龍』が小型化して『輪』と組み合わさる事もできるが、そうすると『龍』は喋れなくなる。
  4. 「凶の方角」は標的に災いをもたらす。その具体的内容は、『龍』や本体を含めて誰にも予測できない。
  5. 標的の「凶の方角」を指し示す場合は『龍』が該当位置に浮かび、それに本体(または本体に追い込まれた標的)の身体が触れると、標的に災いが降りかかる。
  6. 具体的には、『龍』に触れた部位がダメージも出血もなく切断され、『龍』の口を通ってワープし、標的(またはその周囲の何か)を攻撃する。その攻撃をきっかけに、あらゆる偶然(?)の連鎖が標的に災いをもたらす。
  7. 5と6でワープした部位は攻撃直後に元通りになる。また、この部位による攻撃自体は回避可能だが、それがもたらす災いの完全な回避は不可能。(対処次第では軽減される)
  8. 吉凶どちらも、方角は全て時間経過等で変化(移動)する。また、「凶」は時には「大凶」にもなる。
  9. 『龍』に加えられた攻撃は全て透過してしまうため、決してダメージを受けない。ただし、『龍』自身も『暗殺風水』以外の行動(通常攻撃等)は一切不可能。
  10. 本体が「安全な方角」から出て攻撃する前後にだけ隙が生じる。また、同時に複数人の「凶の方角」を示せないのが欠点。
  11. 『龍』は自称「中立」の存在であり、本体以外の命令に従う事こそないが、本体に対しても「要求された時に方角を教える」だけで、自分から手助けする事はない。

ダメージ伝達なし(決してダメージを受けず、本体が多少ダメージを受けても影響されない)

補足:『暗殺風水』とは中国に伝わる「風水」を暗殺や戦闘に応用したもので、自分や敵の周囲の方角の吉凶を知って利用するという理論である。その詳細には謎が多い。本体はこれを約40年かけて独学で極め、それがスタンド能力として発現した。
補足2:本体がこの能力を最大限に活かせる一因として、本体自身が太極拳やカンフー等を元にした格闘技の達人であるという事実がある。身体能力自体は人間のレベルを逸脱するものではないが、その格闘能力は並みのスタンドを上回る。

射程距離:『輪』は本体の掌の上だけで、『龍』はその時点での方角の吉凶次第
能力射程:状況と解釈次第

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
JC 72巻

謎・疑問点
  • 『輪』への攻撃も無効なのか?
  • 徐倫を攻撃した際、『糸』がワープしなかったのは何故か?(効果のバリエーション?『糸』を飛ばしても物理的攻撃力が低いから?)
  • 吉凶の方角とその変化の決定要因は何なのか?
  • 「安全な方角」に同時にいる者同士が戦うとどうなるのか?(そもそもそういう状況があり得るのか?)
  • 『龍』が言っていた『ラッキーカラー』等には本当に効果があるのか?
  • 『暗殺風水』を極めれば、誰でもこれと同一のスタンドを発現させるのか?
  • (このスタンドとは無関係だが)囚人達を溺死させたのは純粋な本体の格闘術なのか?また、『サバイバー』の影響はどの程度か?

スタンド                              名称不明  番外    参考関連事物(12)  補注
人物あ(12)  か(12)    さ(12)          は(12)      ま(12)      わ・ん  氏名不詳(12)
目次等項目説明  通常目次フレームON)  スタンド一覧50音順発見順)  関連人物一覧50音順発見順)  トップページ
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