SPW財団 新ジョジョ研究部署

スタンド大解析−ザ行


基本的な配色
  • 緑色:その記事で解析対象となるスタンド名。
  • 白:確定事項。資料等で断定されている、または実例から確定的となっている事項。
  • :推定事項(確信度高)。実例や資料から推定できるが確実とは言えない、または疑問の含まれる事項。
  • :推定事項(確信度低)。疑問の含まれる割合がより大きい、または全くの推論である事項。
  • オレンジ:分析対象に何らかの区分けが存在する場合の分類名等。
  • 水色の太字:項目名。
  • ただの太字:項目内での小項目等。その他。
  • 下線付き文字:リンク。文字色は上記の配色規則に従う。


Last Update 2009/06/01
ザ・グレイトフル・デッド
THE GRATEFUL DEAD

本体:プロシュート

発現からの経緯『矢』によって発現。2001年春、本体が死亡した事で消滅。

タイプ:近距離、特殊攻撃型

特徴:異形の亜人型。全長1.5m。下半身はなく、胴の下部から触手状のものが数本生えており、長い腕が脚代わりになっている。全身に大きな目がある。
能力:あらゆる生物を無差別に老化させる。
  1. 対象は身も心も、記憶力までも老化し、最終的には老衰で死に至る。また、対象には植物も含まれる。
  2. 最初に全身の「目」から白煙状のもの(老化ガス?)を出す。
  3. 体温(と、その上昇率)の高い者ほど老化の進行が速く、体を冷やせば老化スピードは遅くなる。
  4. 体温の微妙な上昇差によって男と女を区別できる。(女の方が老化が遅い)
  5. 対象の年齢に関係なく、その時点から老化が始まる。(子供は大人にならずに子供のまま老化する)
  6. 対象を直接掴む事で、急激に老化させる事ができる。
  7. 本体自身は他の生物への干渉とは比較にならない程の速度で、自由に老化と若返りが可能 。

ダメージ伝達:ほぼ部位相応

射程距離2m
能力射程半径200m(列車1本程度はカバー可能)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
JC 50巻
SPWオリジナルB(動作)

補足:脚がないので移動速度は遅いが、動作速度は早く、格闘能力は比較的高い。
謎・疑問点
  • 老化能力は温度差の区別なしでは使えないのか?または設定温度の変更は可能か?
    (でなければこの能力は女には常に効果が薄いという事になり、暗殺には不向きなのでは?)
  • ブチャラティチーム戦で列車内が蒸し暑かったのは老化ガスの効果か?それとも単にエアコンを切ったからか?

Last Update 2015/05/06
ザ・ハンド
THE HAND
(手)

本体:虹村 億泰(にじむら・おくやす)

発現からの経緯本体が10代前半の時(1990年代後半)に『矢』によって発現。存在が確認されたのは本体が15歳の時(1999年4〜5月)。

タイプ:近距離、特殊攻撃型

特徴:人型。全長2m。頭部の正面以外が円筒状の装甲(?)で覆われており、両目の外側が半分ほど隠れている。口がポカンと開いてる。肩や膝に「¥」と「$」のマークがある。右掌に複雑な手相のような模様がある。
能力:右手で掴んだ物質やスタンド、空間等を何であろうと「削り取る」事ができる。
  1. 削られたものはどこかへ消滅してしまう(行き先不明)。また、削り取れるのは右掌が触れた範囲だけ。
  2. 削られた空間や物質の切断面は(周囲の状況にもよるが)次の瞬間には接合される。
  3. 空間を削っての「瞬間移動」が可能。(自分が移動する事も、対象を引き寄せる事も可能)

ダメージ伝達:部位相応

射程距離:2m
能力射程:最高で10m程度(瞬間移動)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJO A-GO!GO!

謎・疑問点
  • 父親を完全消滅させる事はできないのか?また、それは何故か?(虹村形兆の台詞からは不可能と解釈できるが、再生する間もなく削り尽くす等の手段も無効か?)
    →頭部等を削っても死なないので諦めた? 削った後の行き先が不明で死亡が確認できないので試さないだけ? 削り尽くすより再生の方が速い? 単に本体が精神的に耐えられないだけ?
  • 空間を削り取った直後、その跡は肉眼ではどのように見えるのか?
  • 削り取った後の空間は再生するのか?でなければ、能力を使う度にこの世の空間が少しずつ狭くなっているのか?

Last Update 2009/06/01
ザ・フール
THE FOOL
(愚者)

本体:イギー

発現からの経緯:本体の生まれ付き。1980年代後半、本体が死亡した事で消滅。

タイプ:近距離、変化、直接攻撃型

特徴:(基本形)亜犬型。全長2m。後ろ足がタイヤになっている。頭部に羽飾りがある。また、本体は犬(ボストン・テリア)である。なお、名前の由来はタロットカードの0番目の大アルカナ『THE FOOL(愚者)』である。
能力:『スタンド砂』の集合体であり、自由に分離し、他の形に結合し直す事ができる。
  1. 変幻自在で、固体なら本体や他の生物を含めて大体のものには変身できる。(ただし外見のみ)
  2. 翼を作って風に乗れば(本体を持った状態で)滑空も可能。ただし、移動距離は最長でも500m程度。
  3. 単純な攻撃では(『砂』に分離するだけなので)傷付けられない。不意討ちでも同様。

ダメージ伝達基本形時は部位相応(性質上、ほとんどダメージを受ける事はないが)

射程距離5m(基本形時)
能力射程:本体から半径10m(砂になって散らばる範囲)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJO A-GO!GO!

謎・疑問点
  • 砂で作った物体は、やはりスタンド使い以外の人間には見えないのか?
  • 本物の砂を操ったり、取り込んだりもできるのか?
  • 『クリーム』の『暗黒空間』に飲み込まれた時はダメージを受けていなかったのか?それは何故か?
    →本体よりスタンドが大きいのでダメージ比率が小さかった?外見上ダメージがわからなかっただけ?
  • DIOに化けた際、声はポルナレフが真似ていたのか?それともスタンドの声か?

Last Update 2009/06/01
ザ・ロック
THE LOCK
(錠前)

本体:小林 玉美(こばやし・たまみ)

発現からの経緯:本体が20歳の時(1998年12月〜1999年1月頃)に『矢』によって発現。

タイプ遠隔自動操縦、群体、精神攻撃型

特徴:錠前型。サイズは不定だが、最小で全長30cm程度。側面に「銭」という文字がある。複数体存在する(2体まで確認)。
能力:罪悪感を持つ者の心に『錠前』をかける。
  1. 外見上、『錠前』は標的の胸元から、半ば一体化した状態で生えてくる。(スタンド使い以外には見えない)
  2. 『錠前』は罪悪感の強さに比例して大きく、重くなる。ただし「重さ」は精神的なもので、物理的重量ではない。
  3. あるルールに沿った条件設定を定め、それに触れた者に自動的に『錠前』をかける事ができる。
  4. 複数の標的にも同時に使用可能。(標的1人に1体ずつ発現)
  5. 一旦『錠前』がかかれば、本体が解除するか標的の罪悪感が消えない限り、決して外れない。
補足:このスタンドの正式名称は『錠前(じょうまえ)』だという説もあるが、これは単に『ザ・ロック(THE LOCK)』の日本語訳とデザインからの通称だと思われる。

ダメージ伝達なし

射程距離一旦かかればほぼ∞
能力射程10数m(罪悪感や条件の感知と反応)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJO A-GO!GO!

謎・疑問点
  • ダメージは受けないのか?
  • 最多で何人に発現できるのか?例えば集会の演説等で大勢の罪悪感を煽ったらどうなるのか?
  • 罪悪感を全く感じない相手には効かないのか?

Last Update 2013/01/17
ザ・ワールド
THE WORLD
(世界)

本体:DIO(ディオ・ブランドー)

発現からの経緯:本体が110歳代後半の時(1980年代後半)に『矢』によって発現。本体の肉体の回復とともに、最初から少しずつ成長し続けていた。本体が時間停止能力に気付いたのは発現から多少後で、その制限時間は一瞬程度(最初)→約5秒(時間停止初発動の数ヵ月後)→約9秒(初発動の約半年後、ジョセフ・ジョースターの血を吸った直後)と移り変わった。本体が120歳前後の時(発現から約4年後の1980年代後半、ジョセフの血を吸った当日)、本体が死亡した事で消滅。その後(?)、「新世界」でこれとほぼ同じスタンドの存在が確認されたが、こちらは『THE WORLD』として扱う。

タイプ:近距離、時空間干渉、直接攻撃型

特徴:人型。全長2m。頭部にバットマンのようなマスクを被っている。顎、腰、股間、肘、膝にハートマークがある。手の甲に時計マークがある。腰の両側に円盤状パーツがある。首の両脇と後部が2本の管状のもので繋がっている。高さ約50cmの円柱状のパーツを横並びに2本、縦向きに背負っている。視聴覚がある。曰く「最強のスタンド」。また、本体は吸血鬼であり、その首から下はジョナサン・ジョースターの肉体を乗っ取ったものである。なお、名前の由来はタロットカードの21番目の大アルカナ『THE WORLD(世界)』である。
能力:時を止める。
  1. 止まった時間の中では、このスタンドと本体だけがほぼ自由に行動できる。
  2. 時間停止には「制限時間」(最長記録約9秒)があり、それが経過すると自動的に解除される。
  3. 時間停止の制限時間は本体の心身状態や慣れ、訓練等によって変化する。
  4. 一旦発動させた時間停止が解除されると、再発動できるようになるまで時間(2秒程度?)が必要。
  5. 他者が時間を止めた場合でも、本体共々ほぼ自由に行動できる。(ただし行動可能時間は短い)
  6. 上記の時間停止能力は『スタープラチナ』とほぼ同様の能力であるが、性能(制限時間等)の面には差異がある。
  7. 射程距離以外の基本能力(パワー、スピード、精密動作性etc)の全てが極めて高く、凄まじい格闘能力を持つ。また、主に拳による攻撃を得意とする。
補足:時間停止中、本体に対して物理法則がどう作用しているのかについては非常に疑問が多いが、およそ常人には実感も計算もできないと思われるため、ここでは研究対象外とする。
補足2:DIOがジョセフの『ハーミット・パープル』同一と思われるスタンドを使用した事がある。これはDIOの首から下がジョナサン・ジョースター(ジョセフの祖父)の肉体を乗っ取ったものである事による影響ではないかというのが現時点での最有力仮説である。

ダメージ伝達:部位相応

射程距離:10m
能力射程時を共有する空間(銀河系?)全て、または本体自身(解釈次第)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJO A-GO!GO!

謎・疑問点
  • ハーミットもどきはこれの旧形態か?それとも別のスタンドか?
    →ジョナサンの肉体に由来するという仮説が事実であれば、別のスタンドなのでは?
  • 時間停止能力は『スタープラチナ』と同様だが、原理まで同じなのか?それとも時が止まるという結果だけが同じなのか?

Last Update 2015/08/16
ザ・ワールド
THE WORLD
THE WORLD

本体:ディエゴ・ブランドー
 ※通称「Dio(ディオ)」
 ※異次元の並行世界の住人であり、『スケアリーモンスターズ(ディエゴ版)』の本体とは異なる。

発現からの経緯:発現理由は不明。本体が20〜21歳の時(「新世界」の1891年1月19日)、死亡した事で消滅。

タイプ:近距離、時空間干渉、直接攻撃型

特徴:人型。全長2m。頭部にバットマンのようなマスクを被っている。顎、腰、股間にハートマークがある。左膝に「D」マーク、右膝に「D」を左右反転したマークがある。手の甲と肩に時計マークがある。腰の両側に円盤状パーツがある。首の両脇と後部が2本の管状のもので繋がっている。高さ約50cmの円柱状のパーツを横並びに2本、縦向きに背負っている。細部を除いた基本デザインは旧世界の『ザ・ワールド』とほぼ同じ。視聴覚がある。なお、名前の表記は旧世界版との区別のため英字の『THE WORLD』に統一する。
能力:時を止める。
  1. 止まった時間の中では、このスタンドと本体だけがほぼ自由に行動できる。
  2. 時間停止には「制限時間」(約5秒)があり、それが経過すると自動的に解除される。
  3. 一旦発動させた時間停止が解除されると、再発動できるようになるまで時間(2秒程度?)が必要。
  4. 上記を含め、ディオ・ブランドーの『ザ・ワールド』とほぼ同様の能力。(時間停止制限時間以外の能力差異は不明)
補足:時間停止中、本体に対して物理法則がどう作用しているのかについては非常に疑問が多いが、およそ常人には実感も計算もできないと思われるため、ここでは研究対象外とする。
補足2:このスタンドの本体は、『聖なる遺体』の存在する「基本世界」での「ディエゴ・ブランドー」の死後、『D4C』の能力で異次元の並行世界から基本世界に連れ込まれた「別のディエゴ」である。「基本世界」はもちろん、他のいくつかの並行世界においても「ディエゴ・ブランドー」のスタンド能力は『スケアリーモンスターズ』であり、これと同じ能力の存在は確認されていない。これらは何故なのか、またこのスタンドが旧世界のディオ・ブランドーの能力と酷似しているのは何故なのか、不明のままである。

ダメージ伝達:部位相応

射程距離10m
能力射程時を共有する空間(銀河系?)全て、または本体自身(解釈次第)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル

補足3:上記パラメータは旧世界版と同じ評価としたが、データ不足のため、このスタンド本来の性能を正確に評価できているとは言い切れない。実際には旧世界版ほど圧倒的な性能ではない可能性もある。
謎・疑問点
  • 何故ディオと同じ能力なのか?
    →ディエゴがディオと同じ魂を持つ存在(例えば生まれ変わりや並行世界における同一人物)という事なのでは?
  • 時間停止の制限時間は最初から5秒だったのか?また、成長の可能性があったのか?
  • 本体はどういう過程でこの能力を得たのか?(『遺体』のない別の並行世界では『スケアリーモンスターズ』を持っていたが?)
    →SBRレース序盤で『悪魔の手のひら』に立ち入ったか、生まれ付きでは?(その後でフェルディナンドに恐竜化されたとしても既にスタンド使いなので能力に影響なし)

Last Update 2009/06/01
ジェイル・ハウス・ロック
JAIL HOUSE LOCK

本体:ミュッチャー・ミューラー
 ※通称「ミューミュー」

発現からの経緯エンリコ・プッチが『ホワイトスネイク』の能力によって『DISC』化して何者かから奪い、2004年頃に今の本体(当時17歳前後)に与えた。そのためオリジナルとは能力内容が多少異なっている可能性もある。存在が確認されたのは今の本体が25歳の時(2012年3月上旬)である。

タイプ:近距離、一体化、精神攻撃型

特徴:亜人型。全長2m。頭部は脳が剥き出しになったようなデザイン。手首がなく、前腕の先が鈍く尖っている。全身の体表に刺繍が施されている。
能力:標的の新規記憶を「3つまで」に制限する。
  1. 壁、床、天井、鉄格子等(の表面)に入り込んで一体化する事ができる。この際、その姿は対象の表面に残り、対象によってはサイズが(平面だが)拡大される。
  2. 1の状態のこのスタンド(または一体化したもの)に触れた者に能力効果が発動する。(複数人でも可)
  3. 標的は能力発動後の出来事を「3つまで」しか記憶できなくなり、「4つ目」の記憶を得ると「1つ目」を忘れる。
    (例:4コマ漫画の最後のコマを読むと1コマ目の内容を忘れるため、永遠に全体の内容を理解できない)
  4. 能力の影響下にある標的は、周囲に合計「4つ」以上の物や生物が存在すると、その中のいくつか(全部の個数−3)を「目には見えていても頭脳では認識できない」場合がある。
  5. 能力効果は本体が解除しない限りほぼ永続で、本体が眠っている程度なら維持される。
  6. 標的の、能力発動前の記憶には影響しない。ただし、発動直前数分間の記憶は消える事がある。
  7. 壁等と一体化したまま動き回ったり、手足等を部分的に立体化させて外に出す(一体化を解除する)事もできる。
  8. 鉄格子の場合、一体化した状態である程度変形させる(捻じ曲げる)事ができる。
  9. 入り込んだ壁等から直接「弾丸」を複数同時発射できる。
補足:発見時点で本体(ミューミュー)はグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所(通称『水族館』)の主任看守であり、それまで約8年間、スタンド使いの囚人の脱獄を防ぐためにこの能力を使用していた。これらのデータは全て刑務所内で使用された時のものであり、他の場所で使用されたという報告はない。

ダメージ伝達:部位相応

射程距離2〜5mだが壁や床等に入り込む事で100m以上まで延長(ただし刑務所内のみ?)
能力射程∞または刑務所内のみ

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
JC 74巻
SPWオリジナル

補足2:JCのパラメータは壁等と一体化した状態でのものと思われ、スタンド像が単体でいる状態であればC程度の物理攻撃力がある。
謎・疑問点
  • 記憶はどういう基準で「1つ」と数えるのか?
    →認知心理学における「チャンク」単位では?(「1と0」は2チャンク、「10」は1チャンク)
  • この能力は刑務所(『水族館』)以外では使用できないのか?また、能力効果は刑務所外でも維持されるのか?
  • 一体化できる物体の条件は何か?(刑務所の敷地内なら沼地等でも良いのか?)
  • スタンド像の射程距離はどの程度か?(一体化によって変わるのか?)
  • エンポリオの部屋で徐倫に放った弾丸はスタンド能力か?(本体の持つ拳銃ではなく壁から発射されているように見え、薬莢も飛んでいないが?)
  • この能力は『DISC』でミューミューに与えられたものなのか?だとすれば、最初の本体はどんな人物か?(やはり看守か?ならプッチ神父はどこでそれを入手した?)
  • (スタンドとは直接関係ないが)ミューミューは17歳前後から既に看守だったのか?(プッチ神父が教戒師になった時から、という事は……)

Last Update 2009/06/01
ジャスティス
JUSTICE
(正義)

本体:エンヤ・ガイル
 ※通称「エンヤ婆(ばあ)」

発現からの経緯:発現理由は不明。本体が老人の時(1980年代後半)、死亡した事で消滅。

タイプ:遠距離、物質操作、特殊攻撃型

特徴:霧状。王冠を被った髑髏と両手だけが浮かび上がって見える。視聴覚がある。なお、名前の由来はタロットカードの11番目の大アルカナ『JUSTICE(正義)』である。
能力:生物の傷口に反応して穴をあけ、そこに霧を通し、その者を操り人形のように操る。
  1. 触れた傷口からは最初に多少の血が「霧」に吸い出され、次の瞬間にポッカリとした穴になり、出血が止まる。
  2. 同時に何人でも操れる。また、死体でも可能。(ただし、他の対象への物理的直接干渉は不可能)
  3. 操った死体または「霧」を通じて、その周囲の様子を知る事ができる。
  4. 「霧」の中にいる者に幻覚を見せる事ができる。(例:墓場を町に)
補足:このデータは本体が息子(J・ガイル)を殺されて怒りと復讐心に燃えていた時のものである。そのため、能力の精度や規模が多少アップしている可能性がある。
補足2:本体は「両方とも右手」である。つまり、左手の形が常人の「右手」の形をしている。ただし、このスタンドの両手は常人同様に「右手と左手」になっている。

ダメージ伝達:部位相応(霧の性質上、ほとんどの直接攻撃を受け付けないが、強い力で吸い込まれると動けなくなってしまう)

射程距離半径数km(人口1000人レベルの町を1つカバーできるが、本体が霧の外に出る事はできない)
能力射程:霧(スタンド像)の中だけ

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナルE(穴から引っ張る力B)
JOJO A-GO!GO!

謎・疑問点
  • 生物や死体以外も操作できるのだろうか?
  • ジョースター一行が戦いの前に体験した町の人々との会話は全て幻覚だったのか?それともスタンドを通してエンヤ婆が話していたのか?
  • 死体の見た映像は本体に伝わるのか?(ポルナレフ戦参照)

Last Update 2016/12/04
ジャッジメント
JUDGEMENT
(審判)

本体:カメオ

発現からの経緯:発現理由は不明だが、存在が確認されたのは1980年代後半。

タイプ近距離、物質操作、直間両攻撃型

特徴:人型。全長2m。全体がロボット風で、装甲に覆われている。手の指は3本。視聴覚がある。なお、名前の由来はタロットカードの20番目の大アルカナ『JUDGEMENT(審判)』である。
能力:対象者の心からの「願い」を土に投影し、「願い」の対象を創り出す。
  1. 「願い」の対象が具体的な物質(またはそれで解決できる内容)なら、それ自体を創り出す。
    (例:「大金持ちになりたい」と願われれば金銀財宝を出す)
  2. 「願い」が人間(生物)に関する事(例:死者の復活、尋ね人etc)であっても、その対象を創り出す。ただし、創り出した生物は食人性の土人形で、「願った者」自身に襲い掛かる。
  3. 創りだした生物は本物以上の身体能力とある程度の自律性、「願った者」の認識通りの記憶や(表面的な)自我を持ち、制御も可能。
  4. 創り出したものは全て原型が土であるため少々脆い。また、破壊されたり解除されたりすると土に戻る。
  5. 多少なら土そのものを操作できる。

ダメージ伝達:部位相応(装甲部分へのダメージは比較的軽い)

射程距離10m
能力射程100m

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJO A-GO!GO!

謎・疑問点
  • 土人形はどの程度の自律性があるのか?また、どの程度まで操作できるのか?
  • ポルナレフ戦で、本体はどうやって土に潜ったのか?(パワーからすれば射程は短く、しかも戦闘場所は移動したのに)
    →能力の一環で多少は土を操作できるのでは?
  • 本体自身の「願い」を叶える事はできるのか?
    →土人形を大量生産する等の戦法をとらなかった以上、できないという事なのでは?
  • 使用する土の成分や品質による影響はあるか?

Last Update 2013/09/23
ジャンピン・ジャック・フラッシュ
JUMPIN' JACK FLASH

本体:ラング・ラングラー

発現からの経緯:エンリコ・プッチが『ホワイトスネイク』の能力によって『DISC』化して何者かから奪い、2011年末〜2012年2月頃に今の本体に与えた。そのためオリジナルとは能力内容が多少異なっている可能性もある。その数日後、再び『DISC』として抜き取られた。

タイプ:近距離、環境変化、直間両攻撃型

特徴:人型(足首のデザインは不明)。全長2m。顔に目鼻や口はなく、頭の周りに輪がはまっている。両手首には、数箇所に小さな穴の空いた直径20cm程度の球体(回転弾発射器)があり、外見的には両腕がボーリング球を貫通しているような状態。回転弾発射器だけを本体の手首に直接出現させる事もできる。
能力:本体が唾を吐きかけた相手を「無重力」の支配下に置く。
  1. 「無重力」は標的の触れた全てのもの(物体、生物、壁、床、空気etc)へと次々に伝染し、広がっていく。
  2. 「無重力」が拡張した結果、最終的には標的の周囲の空気が全て「無重力」の範囲から流出して真空状態になる。(一旦流出した空気は自然に「無重力」圏内に戻る事はない)
  3. 任意の対象だけの「無重力」を解除する事も可能。(おそらく一時的)
  4. 『回転弾』:両手首の球形部分を、内部にボルト等の金属片を入れた状態で回転させ、その遠心力によって中身を射出する。これは「無重力」中でも正確に標的を狙う事が可能で、スタンドにも有効
  5. 本体の手足の指紋部分を吸盤状に変形させる。(「無重力」でも壁等に吸い付いて体勢を固定できる)
  6. 本体自身は自在に「無重力」を切り替え、簡単な空中浮遊や飛行が可能。また、本体から周囲への「無重力」の伝染を自由に抑制できる。(ただし、真空から身を守る術はない)

ダメージ伝達:部位相応

射程距離2m
能力射程唾をかけた相手まで約50m(「無重力」が伝染、持続する範囲は標的の周囲半径20mまで)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJOVELLER

謎・疑問点
  • 複数の相手に唾をかけた場合はどうなるのか?また、本体の唾は当然実体だが、スタンドにも有効か?
  • 唾をかける以外に発動の手段はないのか?(例えば直接触れる等は?)
  • 本体の指の吸盤は元に戻せるのか?それとも常にあのままか?
  • ラング・ラングラーがスタンド像全体をほとんど出さなかったのは何故か?
    →格闘しない限り必要ないからでは?
  • ラング・ラングラーの服装がこのスタンドに酷似していたのは何故か?(ただ単に真似たのか?それとも本体の趣味がスタンドのデザインに影響したのか?)

スタンド                              名称不明  番外    参考関連事物(12)  補注
人物あ(12)  か(12)    さ(12)          は(12)      ま(12)      わ・ん  氏名不詳(12)
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