基本的な配色
- 青色：その記事で解析対象となる人物名。
- 白：確定事項。資料等で断定されている、または実例から確定的となっている事項。
- 黄：推定事項（確信度高）。実例や資料から推定できるが確実とは言えない、または疑問の含まれる事項。
- 赤：推定事項（確信度低）。疑問の含まれる割合がより大きい、または全くの推論である事項。
- オレンジ：分析対象に何らかの区分けが存在する場合の分類名等。
- 水色の太字：項目名。
- ただの太字：項目内での小項目等。その他。
- 下線付き文字：リンク。文字色は上記の配色規則に従う。
Last Update 2017/06/01
にがたけ ざいへい
苦竹 財平
Zaihei Nigatake
名前補足：本名。
種族／性別：人間／男性
出身地：「新世界」の日本、Ｍ県Ｓ市紅葉区杜王町
生年月日：「新世界」の1980年代〜91年頃
データ基準時期：「新世界」の2011年９〜10月、（外見から）20代時点
身体的特徴：身長180cm程度（東方常秀よりやや大きい）。左右の目尻の下に２本ずつ刺青がある。髪を短く刈り上げている。
職業：無職
その他特徴：「出来心」で少額ながら窃盗し、自業自得で受けた「呪い」を平気で他者に押し付ける等、良識に欠ける。
略歴：1999年、ドイツのハンブルクで某歌手のライブに行った際、会場の出口にいたホームレスの（振りをしていた）男から紙幣を１枚盗み、
『ミラグロマン』の「呪い」を移され、延々と所持金が増え続けるようになる。やがて紙幣をシュレッダーにかけ、「呪い」が完全なものとなってしまう。以後、まともな買い物もできず、衣類は全て貰い物で済ます等して過ごす。2011年
９〜10月、アイドルの菜々美レナの握手会に行き、わざと推測され易い暗証番号を設定したキャッシュカード入りの荷物を置き忘れ、偶然居合わせた東方常秀に貯金を盗ませる。これによって２年ぶりに「呪い」から解放されるが、翌日には常秀に見つかり、再び「呪い」を移される。以後不明。
謎・疑問点
- 「呪い」にかかったまま、どのようにしてドイツから日本に戻れたのか？
- 『ミラグロマン』やその起源についてはいつ頃、どのように知った（調べた）のか？
Last Update 2017/06/01
にじむら おくやす
虹村 億泰
Okuyasu Nijimura
名前補足：本名。ファーストネームで呼ばれる事が多い。
種族／性別：人間／男性
出身地：日本、東京 → 1998年頃に杜王町に移住
生年月日：1983年９月23日〜10月23日（天秤座）
データ基準時期：1999年４〜７月、15歳時点
身体的特徴：身長178cm。体重80kg。顔は家族とあまり似ていない。基本的に目つき（人相）が悪いが、仗助達と出会って少し経った頃から、大きく目を開けている事がだんだん増えていく。顔全体に大きく「Ｘ」型のように線（皺？傷跡？刺青？）がある。
職業：高校１年生（ぶどうヶ丘高校に編入）
スタンド：10代前半の時、形兆の『矢』（Ａ）によって発現。
- ザ・ハンド：右手で掴んだものを何であろうと「削り取る」事ができる。
親族・家族：元々は両親と兄との４人家族だったが、後に母と兄が死亡し、父親と２人暮らしに。
- 父：氏名不詳……元会社社長。ＤＩＯの『肉の芽』の暴走によって怪物化。この父を「死なせてやる」のが形兆と億泰の目的だった。
- 母：氏名不詳……1987年頃に病死。
- 兄：虹村形兆……３学年年上。1999年春に死亡（享年18歳）。その悪事を知りながらも慕っていた。
- ペット（？）：ストレイ・キャット（猫草）……吉良吉影戦後に引き取る。父親に懐く。
主な周辺人物
- 友人・仲間：東方仗助、広瀬康一……高校の同学年。杜王町を守って闘う仲間。特に仗助とは一緒に行動する事が多い。初対面時は敵対。
- 友人（後輩）：矢安宮重清……一緒に金儲けを企んで500万円の宝くじを拾うが、後に殺人鬼（吉良吉影）に殺害される。
- 仲間：空条承太郎、岸辺露伴他……杜王町を守って闘う仲間。ただし露伴からは見下され、嫌われている。
- 敵：音石明……形兆が生み出したスタンド使いであり、形兆を殺した仇。
- 敵：吉良吉影……杜王町に15年以上潜んでいた殺人鬼。矢安宮重清の仇。億泰も一時的に死亡に追い込まれた。
性格その他特徴
- 「頭が悪い」「バカ」と自覚しており、物事を深く考えると頭痛を起こすらしい。そのため、心に思ったまま行動すると決めている。
- 根が単純で、非常に感情豊か。
- 兄の形兆にコンプレックスを抱いており、困難に直面すると「こんな時に兄貴がいたらなぁ」と考える傾向がある。
- 幼い頃から常に形兆に従って生きてきたため、決断力に欠ける。
- 自他ともに認める「不良」で、やや短気で粗暴な言動が目立つが、さほど表立たないながらもある程度の正義感を持つ。
- 本当に「悪」とみなした相手には怒りや嫌悪を抱く。
- 悪事はいつか必ず報いを受けるものと認識している。それは形兆についても同様だった。
- 意図せずに他者を傷付けた時等は罪悪感を抱く。
- 形兆とともに「父親を人として死なせてやる」事を目的としていたが、本心では父が精神だけでも元に戻る事を願っていた。
- 欲が深く、本人曰く「くれるものなら病気以外は何でももらう」主義。
- ただし、経済面では比較的堅実。
- 他人の色恋沙汰の話に敏感で、幸せな内容だと（嫉妬で）悲しみ、トラブルの話を聞くと喜ぶ。（本人はもてないらしい）
- 好みのタイプは杉本鈴美。（相手を幽霊と知った上での判断）
- 15歳時点でバイクを所有しており、運転できる。（つまり無免許）
- 口癖：「ダボ」（用例：「このダボが！」）
- 学校以外でも常に詰襟学生服（上着の丈を短くした、いわゆる「短ラン」）を着ている。（７月でも冬服）
- 辛い食べ物が大の苦手で、逆にやや甘党。
- カルピスウォーターやアイスクリームが好きだが、プリンは「女・子供の食べ物」と思っている。
- トニオ・トラサルディーの料理は、辛いものであっても好物。
- 杜王町での住居は一見廃屋のような大きな屋敷。（名義は父親）
略歴
- ４歳前後（1987年頃）、東京に住んでいた時、母親が病死。
- この頃から父親の会社の経営状況が悪化し、父親から暴力を受けるようになる
- 間もなく、父親がＤＩＯの部下になり、大金を得るようになる。
- ５歳の時（1989年）、ＤＩＯの死により『肉の芽』が暴走し、父親が不死身の怪物に変化し、約１年後には知性を失う。
- 約10年かけて形兆が父親の財産や証言を元にＤＩＯについて調べ、やがて『弓と矢』を入手し、兄弟揃ってスタンドを身に付ける。
- 14〜15歳の時（1998年頃）、形兆と父親とともに杜王町に移住する。
- 形兆は「父親を殺す事ができるスタンド使い」を求めて『矢』で多くのスタンド使いと犠牲者を生み出す。
- 1999年４〜５月、自分達の邪魔者である東方仗助（と広瀬康一）が自宅前に偶然現れたため交戦し、形兆ともども敗北する。
- 最初に自分が仗助と闘うが、自滅して敗北する。
- 形兆と仗助の戦闘中、形兆の流れ弾で致命傷を負い、形兆には見捨てられるが、仗助の能力で助けられる。
- その後、仗助に借りを返すため、瀕死状態で形兆に捕らえられていた康一を救助した。（以後どちらにも加勢せず）
- 戦闘終了後、『レッド・ホット・チリ・ペッパー』（本体は音石明）に襲われ、『弓と矢』を奪われた上、自分を庇った形兆が殺害される。
- 数日後、ぶどうヶ丘高校に編入し、父親の財産で生活し始める。また、仗助や康一とともに『弓と矢』を取り戻すために闘うようになる。
- 約１ヶ月後、仗助達とともに音石を倒し、『弓と矢』を奪還する。
- 兄の仇である音石を一度は（『弓と矢』奪還を度外視して）殺害しようとするが逆に敗北。仗助に助けられる。
- その後に音石は仗助に敗北したが、最終的に本体を取り押さえたのは億泰。
- 数日〜数週間後、康一から、杜王町に潜む殺人鬼（正体は吉良吉影）と、その被害者である杉本鈴美の幽霊の存在を知る。
- 当時は「殺人鬼」がスタンド使いか不明であったため、仗助達ともどもあまり本格的に捜しはしなかった。
- ６月、仗助とともに矢安宮重清と知り合い、その能力で500万円の宝くじを拾って（重清の裏切りで一旦仲間割れした末に）山分けする。
- 自分の取り分は預金した模様。
- ６月24日、重清が「殺人鬼」に殺害され、仗助達ととも本腰を入れて「殺人鬼」の捜索を始める。
- ６月下旬、吉良吉影を発見し、仗助達とともに追い詰めるが取り逃がす。（吉良は顔を変えて逃亡）
- ７月、川尻浩作に成り済ましていた吉良を発見する。仗助達とともに吉良を倒す。（吉良は公的には事故死）
- 戦闘前、『バイツァ・ダスト』によって爆死するが、同能力によって時間が戻って歴史が変わったために生存。
- 戦闘時、吉良によって一旦死亡するが、仗助に肉体を修復されて数分後に蘇生する。
- 蘇生前、夢の中で形兆に「どこに行くか」を問われ、自らの決断で「杜王町に帰る」と答えたが、単なる夢なのか心霊現象なのかは謎。
- 吉良のペット（？）のストレイ・キャット（猫草）を引き取る。そして猫草が父親と仲良く暮らす状況に納得する。
- 以後不明。
謎・疑問点
- 形兆のしていた事をどの程度まで把握していたのか？
- 父親については本当に納得しているのか？
- 父親を外に連れ出す時、他者の反応を考慮しなかったのか？
- 顔の線は何か？
- ぶどうヶ丘高校に編入する以前も別の高校に通っていたのか？ だとすれば入学後１ヶ月程度で転校したのか？
- ぶどうヶ丘高校にはどのように編入したのか？ 試験に合格したのか？ （それなりの学力はある？）
Last Update 2024/01/06
にじむら けい
虹村 京
Kei Nijimura
名前補足：苗字で呼ばれる事が多い。一部資料には「にじむら きょう」と記載されているが誤記。両親と苗字が異なるため偽名の可能性がある。（本名は吉良？）
種族／性別：人間（日本、イギリス、アメリカの混血）／女性
出身地：「新世界」の日本、Ｍ県Ｓ市紅葉区杜王町
生年月日：「新世界」の1989年頃（自称年齢より）
データ基準時期：「新世界」の2011年後半、（自称）22歳時点
身体的特徴：身長160cm弱（東方定助よりやや小さい）。左の首筋（肩）に星型の痣がある。長い黒髪。
職業：家政婦
親族・家族：ジョースター一族。両親と兄が１人。
- 父：吉良吉輝……故人。
- 母：吉良・ホリー・ジョースター……眼科医。奇病でＴＧ大学病院に入院中。命懸けで護ろうとしている。
- 兄：吉良吉影……1982年生。故人。船医。
- 東方定助……吉良吉影と空条仗世文が融合した存在。記憶喪失。ホリーを狙う敵と思い込んで交戦するが和解。
- 母方の祖父母：ジョセフ・ジョースター、スージーＱ……生死不明。
- 母方の曽祖父母：ジョージ・ジョースターIII世、エリザベス……年齢的に故人と考えられる。
- 母方の高祖父：ジョナサン（ジョニィ）・ジョースター……故人。イギリス系アメリカ人。騎手。『スティール・ボール・ラン』レース参加者。
- 母方の高祖母：東方理那（旧姓）……年齢的に故人と考えられる。ジョニィの妻。
- 母方の高祖母の父：初代東方憲助（ノリスケ・ヒガシカタ）……故人。理那の父。『東方ふるうつ屋』創業者。『スティール・ボール・ラン』レース準優勝。
- 遠縁：東方一族……初代東方憲助の子孫。何故か敵視しており、素性を隠して家政婦として家に潜入する。
- ４代目東方憲助……初代憲助の曾孫。雇用主だが敵視。
- 東方常敏、鳩、常秀、大弥……４代目東方憲助の子供達。
- 東方密葉、つるぎ……常敏の妻子。
主な周辺人物
- 広瀬康穂……東方常秀の幼馴染で、東方定助の友人。４代目憲助からの伝言として、常秀や定助への接近禁止を（恫喝同然に）告げる。
- 敵：透龍……『岩人間』。結果的に殺された相手。
性格その他特徴
- 詳しい事情は不明だが、東方一家を自分達家族の敵として憎悪し、その秘密を探っている。
- 母のホリーを命懸けで護ろうとしており、そのためには殺人も辞さない覚悟がある。
- 普段は無表情で無口。必要な事だけを淡々と喋る。
- 口調等：一人称は主に「わたし」で、いわゆる女言葉で喋る。
- 服装等の趣味：学生帽に似た帽子を屋内でも常に被っている。仕事上のメイド服（？）を常用。
略歴
- 詳しい生い立ちは不明。
- いつの頃からか素性を隠して東方家に家政婦として入り込み、その秘密を探り始める。
- 2011年３月12日以降の某日、経緯は不明だが『壁の目』の「埋まったものを融合させる力」を知る。（東方家の家政婦になる前後どちらか不明）
- 2011年８月19日、兄の吉良吉影が『壁の目』の力で空条仗世文と融合して「東方定助」（当時名前はない）となる。
- 数日後、記憶喪失の定助が東方家の居候となる。
- この時点では自分の正体について明かさず、むしろ定助が敵である可能性を想定している。
- その後、東方憲助の書斎の掃除中、東方家の家系図が読まれた形跡に気付き、定助を警戒する。
- 定助が東方家の居候となって４日後、ホリーの病院に向かう定助を、ホリーを狙っていると勘違いしてスタンドで攻撃し、敗北する。
- その後、誤解が解けた定助と和解し、自分とホリーの関係、定助と吉良吉影の関係、『壁の目』の秘密等について教える。
- ただし自分達家族についてはあまり詳しく教えていない模様。また、東方家の情報もほとんど教えていない（知らない？）。
- その後、東方家内では定助とそれまで通りの関係を装ったたまま、家政婦として働く。
- 2011年９月、東方家を襲撃した田最環の攻撃に巻き込まれ、一度は仮死状態となるが、田最の敗北によって復活する。
- 数日〜数週間後、定助とともに『ワンダー・オブ・Ｕ』と交戦し、死亡する。
- 他、後日追記予定。
謎・疑問点
- 「虹村」とは偽名か？
- 東方家の家系図に載っていなかったのは何故か？
- スタンドはバイクに乗っているが、本人もバイクが好きなのか？
- 広瀬康穂に言った「定助に近寄るな」とは本当に憲助からの伝言か？ それとも京の意志か？
- 結局、母や兄と東方家の事情について何をどこまで認識できていたのか？