SPW財団 新ジョジョ研究部署

スタンド大解析−カ行


基本的な配色
  • 緑色:その記事で解析対象となるスタンド名。
  • 白:確定事項。資料等で断定されている、または実例から確定的となっている事項。
  • :推定事項(確信度高)。実例や資料から推定できるが確実とは言えない、または疑問の含まれる事項。
  • :推定事項(確信度低)。疑問の含まれる割合がより大きい、または全くの推論である事項。
  • オレンジ:分析対象に何らかの区分けが存在する場合の分類名等。
  • 水色の太字:項目名。
  • ただの太字:項目内での小項目等。その他。
  • 下線付き文字:リンク。文字色は上記の配色規則に従う。


Last Update 2013/09/23
カリフォルニア・キング・ベッド
CALIFORNIA KING BED

本体:東方 大弥(ひがしかた・だいや)

発現からの経緯:本体が2〜3歳の時(「新世界」の1997年前後)に自宅付近(後に『壁の目』が現れる地点)で転んだ事で発現。存在が確認されたのは本体が16歳の時(「新世界」の2011年後半)。

タイプ:近距離、精神攻撃型

特徴:亜人型。全長2m。楕円盤状のパーツ5つと頭部がそれぞれ縄状のもので繋がり、人の頭、胴体、両手足に相当する位置関係に配置されている。楕円盤はそれぞれ直径30cm、厚さ10cm程度で、表側(?)には顔があり、裏側は平面。頭部はクッション風の質感で、中央にヒマワリを模したような顔がある。また、本体はスタンド発現以来視力が低下し、ほぼ全盲である。
能力:本体の定めたルールを破った者の記憶を奪う。
  1. 一度に奪える記憶は「1つの事柄についての記憶全て」である。
    1. しかし、例えば1人の人物についてであれば「その存在と、相手との思い出全て」というように、大量になる場合もある。
      1. 標的は、直接奪われた記憶だけでなく、それに関連する事柄も思い出せなくなるため、結果的に多くの記憶を失う。
    2. スタンド使いからスタンドについての記憶を奪った場合、標的は能力の存在も使い方も全て忘れ、事実上能力自体を失う。
      1. スタンドそのものを奪われるわけではない。
      2. (能力の内容にもよるが)既に発動している能力効果は消えずに残る。
      3. スタンドの記憶を奪われた際、標的にはかなりの(精神的)脱力感が生じる。
    3. 奪う記憶は、直前に標的が考えていた事の中からランダムで決まる。
  2. 奪った記憶は実体化してチェスの駒の形になる。
    1. キング、クイーン、ポーン等、どの駒になるかはランダムで、記憶の内容等とは無関係。
    2. 「駒」の中央部には透明の球体があり、その内部には記憶のイメージ映像が浮かぶ。(例:自転車に乗った記憶なら自転車が)
    3. 記憶の元の持ち主が「駒」を見ても(それが自分に関係するものである程度の事はわかるが)決して内容を思い出せない。
    4. 生まれた「駒」は標的の頭部の穴のどれか(例:瞼と目の間、口、耳etc)から外に飛び出す。(本体に飛んでくるわけではない)
  3. 本体は「駒」を顔に触れさせる事で、その記憶の内容を読み取る事ができる。
    1. 本体はほぼ全盲だが、記憶内容を映像で認識できる。
  4. 「駒」を破壊または紛失すると、記憶は戻らずに消滅する。
    1. 多少傷つける程度なら問題ないが、その場合は記憶の持ち主に軽いダメージが伝わる。
  5. 本体が記憶の持ち主の影を踏むと、「駒」が砕けて記憶が持ち主に戻る。
    1. ただし、一瞬爪先で踏んだ程度ですぐに足を影から離せば、記憶は「駒」に戻る。
    2. 記憶が戻る際は同じ相手から奪った記憶全てが一度に戻る。
  6. 同一標的への最初の効果発動時、一旦本体の身体の一部が爆ぜて抉れ、その後すぐに元に戻る。
  7. 能力発動時、スタンド像は特に何もしない。
補足:このスタンドの正式名称は『カリフォルニア・キング・ベッドちゃん』だという説もあるが、ここでは最後の「ちゃん」抜きの状態を正式名称として扱う。
補足2:能力使用の実例では、標的(東方定助)が本体に「気を遣わせる」事でその罪悪感によって記憶を奪われるというルールだったが、実際には「気を遣わせる」とは若干異なると考えられる状況でも能力が発動しており、厳密な発動条件は不明瞭である。また、本体は「公正なルールこそ強さ」と主張しており、能力発動前に標的に(自分の能力自体は明かさずに)ルールを説明していたが、これが能力発動の必須条件であるかどうかは不明。

ダメージ伝達ほぼ部位相応

射程距離2m
能力射程発動は数m、「駒」が維持されるのは半無限

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJOVELLER

謎・疑問点
  • ルールはどの程度の範囲で設定できるのか?また、ルールを標的に隠したままでも能力は発動するのか?
  • 本体の脚が抉れたのは何の意味があったのか?
    →本体が自分に気を遣わせる事を「地雷」と表現していた事から、起爆のイメージが本体の肉体に表れたのでは?
  • 本体が標的の影を踏まずに、任意で「駒」を元に戻す事はできるか?(例えば1つの記憶だけを返す等)
  • 標的が力づくで本体に影を踏ませたり、本体を殺したりした場合でも、記憶は戻るのか?
  • 奪う記憶はどのように決まるのか?ランダムか?本体が指定できるのか?
  • 本体やこの能力についての記憶を奪われる事はあるのか?(その時点で「公正なルール」は崩れてしまうのでは?)

Last Update 2013/03/31
キッス
KISS

本体:エルメェス・コステロ

発現からの経緯:本体が21歳の時(2011年11月)に『矢』の欠片によって発現。ただし本体は『矢』の欠片で傷付いてから約1週間、高熱で昏睡状態になり、目覚めた直後から能力が発現した。また、発現直後は本体の右掌から『シール』が出るだけで、その1〜2日後にスタンド像を出せるようになった。これは「成長」というよりも、単に最初はまだ本体が能力に気付いていなかっただけだと思われる。2012年3月22日、本体が死亡した事で消滅。

タイプ:近距離、直間両攻撃型

特徴:人型。全長2m。頭頂部から突起が数本、真上に伸びている。キスマークの付いた正方形の『シール』が頭部、上半身、腕に貼ってある。
能力:拳から出る『シール』を貼ったもの(生物、スタンドを含む)を2つに増やす。
  1. 大きさも性質も以前と全く同じものが2つになる。ただし、生物の頭を2つにしても精神は1つのまま。
  2. 『シール』を剥がすと、増えたものが元の1つに戻る。ただし、その際に対象には多少の破壊が伴われる
  3. 増えたものが1つに戻る時、2つが離れていれば互いに引き付けあい、高速で飛んできて集まる。(「戻る力」も強い)
  4. 『シール』は本体の手から直接出す事もできる。また、これは本体から生まれた実体である。
  5. 『シール』で増やす対象の細かい範囲設定が可能。(シールを貼ったもの一個体か、その一部分か)
  6. 1つの対象に複数枚の『シール』を貼ると、更に1つずつ増える。(「総数=『シール』の枚数+1」となる)
  7. 増えたものが戻る時に片方が既に破損している場合、(破片等が全て集まって)一旦破損前の状態に戻ってから破壊が生じるため、結果的に破損が軽くなったり直ったりする場合がある。
  8. 自分自身や本体にも使用できる(例:手の指を6本に)が、戻る時の破壊も適用される。
補足:このスタンドは2012年に『ザ・キッス』に改名されたという説もあるが、ここでは黙殺する。

ダメージ伝達:部位相応(『シール』へのダメージはフィードバックなし)

射程距離:2m
能力射程:最低3km以上(『シール』の射程と効果保持範囲)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
JC 66巻

謎・疑問点
  • 『シール』は電気の火花で燃えていたが実体なのか?
  • 増えた物は両方とも本物か、あるいは片方は偽物なのか?
  • スポーツ・マックスを下水管に閉じ込めた時、下水管の穴が塞がったのは何故か?
  • 増えている間に破損したものを1つに戻す場合、一旦は破損前の状態に戻るのか?破損程度が大きすぎたり灰になっていたりした場合でもか?
  • ロメオ・ジッソの舌を『シール』で増やした際、舌から声が聞こえたのはどういう原理か?

Last Update 2013/09/23
キャッチ・ザ・レインボー
CATCH THE RAINBOW

本体:ブラックモア

発現からの経緯「新世界」の19世紀後半、本体が『悪魔の手のひら』に立ち入った事で発現。1890年11月7日、本体が死亡した事で消滅。

タイプ:近距離、纏衣装着、本体変化、物質操作型

特徴:仮面型(メット状ではなく、「面」)。本体の顔面を丸ごと覆う形とサイズ。両目部分から右斜め下にかけて虹のような縞模様がある。当然ではあるが、装着中であっても、スタンド使い以外の目からは本体の素顔が丸見えになってしまう。
能力:本体が触れた雨水をその場に固定する。
  1. 雨水の固定位置は、「地球を基準にした相対的位置」または「他の任意の物体に接した状態」である。
  2. 本体が直接触れる事でのみ、固定された雨水を自由に動かす事ができる。
  3. 雨水は「雨粒状」に限らず、ある程度任意の形で固定できる。(応用例:雨水同士を繋げて固定して刃物状にする)
  4. 固定した雨水を足場に、本体がその上を歩く事ができる。
  5. 本体がその身体に雨水を受ける(貫通させる)事で、肉体(着衣も含む)を粒状に分離させて遠隔操作できる。その際、苦痛や出血はない。
  6. 肉体の、分離させた部分同士を再結合し、パーツ単位にして遠隔操作できる。(例:顔の下半分を分離させ、口で喋ったり噛み付いたりできる)
  7. 分離させた肉体は任意で元に戻す事ができる。また、能力が解除されれば一瞬で元に戻る。
  8. ある程度激しく雨が降っていれば、全身各部の分離と結合を繰り返し、半不定形の幽霊のような(?)姿となり、空中を馬以上の速度で跳び回る事ができる。
  9. 雨水の固定は個別に任意で解除できる。また、雨が止むと全て解除される。
  10. 固定された雨水は、物理的加熱によって蒸発する事もあり、水蒸気になった時点で固定は解除される。
  11. 固定できるのは「降り注いでいる途中の雨水」または「どこかに落ちて間もない雨水」だけである。また、「雨水」以外の液体には無効である。
  12. 直接触らない雨水には干渉できない。また、降雨状態自体を変化させる事はできない。

ダメージ伝達顔面(頭部)にフィードバック

射程距離:ほぼ0m
能力射程100m

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナルB(ただし雨が降っている間のみ)
JOJOVELLER

謎・疑問点
  • 「霧」「雪」「雹」「みぞれ」「あられ」等、どこまで操れるのか?
    →少なくとも「液体」だけでは?
  • 雨水が一旦どこかに落ちた場合、触る事で固定できるのは落下後どの程度の時間までか?(時間制限がない場合、雨水を溜めたもの全てが固定できる事になってしまう)
  • 肉体を分解するのはどういう原理か?
  • 空中移動時の肉体はどういう状態になっているのか?
  • どの程度まで肉体を分解できるのか?

Last Update 2016/03/21
キラークイーン
KILLER QUEEN

本体:吉良 吉影(きら・よしかげ)
 ※1999年6〜7月の数週間「川尻 浩作(かわじり・こうさく)」に成り済まして生活していた

発現からの経緯本体が20〜21歳の時(1986〜1987年頃)に『矢』によって発現。本体が33歳の時(1999年7月)には本体の強力な保身願望が『矢』を呼び寄せ、それに再び刺された事で『第3の爆弾』を身に付けた。本体はその翌日に死亡したが、その後で記憶を失って幽霊としてさまよっているという未確認情報があるため、このスタンドが消滅したとは断言できない。その後(?)、「新世界」でこれとほぼ同じスタンドの存在が確認されたが、こちらは『キラークイーン(新)』として扱う。

タイプ:近距離、時空間干渉、直間両攻撃型 (『シアーハートアタック』は遠隔自動操縦、直間両攻撃型)

特徴:人型。全長2m。猫のような頭部を持つ(鼻と髭はない)。肩や手の甲等に髑髏マークがある。右手人差し指の側面に「起爆スイッチ」がある。腹部を上下に開き、中に空洞を作れる。また、左手の甲の髑髏マーク周辺部分を『シアーハートアタック』として分離させ、別々に活動できる。
  • シアーハートアタック:戦車型。全長20cm。砲身はない。丸みを帯びた車体に髑髏の顔とキャタピラがある。髑髏の額に下向きの短剣マークがある。
能力:第1〜3の爆弾を持つ。
    第1の爆弾
  1. 手で触れた物質や生物を「爆弾」に変える(対象の外見は変化なし)事ができる能力。
  2. 「爆弾」は右手の「スイッチ」により、いつでも起爆できる。また、何かに触れ(られ)た瞬間に自動で起爆するようにも設定できる。
  3. 起爆時の「爆弾」に他のものが触れていた場合、「爆弾」自体はそのまま残り、触れていたものだけが爆発する。
  4. 爆発は対象内部から起こるため、対象は跡形も残らない。また、爆発の対象外部への影響をゼロにする事もできる。
  5. 「爆弾」にできるのは同時に1つまでで、それを起爆か解除するまでは他のものを「爆弾」にできない。
  6. 「爆弾」に不発弾はなく、破壊されても効果は消えない。ただし、周囲に空気がないと起爆しない。
  7. 「爆弾」化する範囲は細かく制限できる。(例:人間丸ごと、髪の毛1本だけetc)
  8. 触れたもの(部分)をその瞬間に爆破する事もできる。
  9. 自分や本体は「爆弾」化できない。(ただし本体に触れてその部分だけを爆破する事は可能)
    第2の爆弾:シアーハートアタック SHEER HEART ATTACK
  10. 周囲の温度分布を解析し、最高温度を持つ目標に自動操縦で突進し、爆破する。
  11. 人間の体温程度の温度に反応して爆発を起こす。(自分自身は爆発せずにそのまま残る)
  12. 知能はないに等しいが、爆破したものが人間かどうかは判別可能。 また、周囲の人間に「コッチヲ見ロ」と呼びかける事ができる。
  13. 異常なまでに強固なボディを持ち、通常の物理的攻撃での破壊はほぼ不可能。
    第3の爆弾:キラークイーン・バイツァ・ダスト KILLER QUEEN BITES THE DUST
  14. スタンド像が全長20cm程度に小型化し、第三者(スタンド使い以外)に取り憑く事で発現する。(能力使用中スタンドは常に小型のまま)
  15. 起爆条件は標的が「宿主に本体に関する質問をする」、逆に「宿主から本体に関する情報を受け取る(文章等でも同様)」、そして「この能力を目撃する」の3種類である。
  16. 条件が1つでも満たされた瞬間、標的(複数可)の網膜に入り込んで内部から爆破する(目撃された瞬間に入り込んでいるので回避も防御も不可能)。
  17. 標的を爆破する際、標的とともに「時」を爆破し、時間を約1時間戻す。
  18. 時間が戻った後では、宿主だけが発動前の記憶を持ったままになり、この能力が解除されない限り、以前に起こった事は同じ時間に再び必ず起こる。(爆破された者は再び爆死する)
  19. 「繰り返し」による標的爆破の際は、時間は戻らない。
  20. 宿主に物理的危険(本体の攻撃を含む)が迫るとスタンドが出現し、直接防御する。(宿主自身による自傷行為は軽度なら無視)
  21. この能力を使用中、本体は他の能力を使用できない。また、スタンドの周囲状況も認識できず、時が戻る前の記憶も保持できない。
  22. 最初(宿主に取り憑かせる時)は『キラークイーン』が通常の『第1の爆弾』と同様に他者(宿主にする相手)に触れて「爆弾」化し、「スイッチ」を押す事で発動する。また、宿主はその時点で死んでいても可能(死後数分程度なら)。
  23. 最初の発動時は、本体だけが記憶を持ったままで、時が約1時間戻る。(「繰り返し効果」はなし)
  24. 本体が精神的に極限まで追い込まれた時にのみ、半ば偶発的に発現可能。
補足:『矢』による『第3の爆弾』発現以来、その『矢』の目撃証言がないため、このスタンドが取り込んだ可能性も(低いが)ある。

ダメージ伝達:部位相応(第2の爆弾は左手にフィードバックし、多少破損しても本体に影響しない

射程距離:2m
能力射程各爆弾の効果保持範囲は全てほぼ∞、『第2の爆弾』の爆破範囲は半径5m、熱探知範囲は半径20m

 出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
全体SPWオリジナルB(第3の爆弾A)B(第2の爆弾E)A→完成
キラークイーンJOJO A-GO!GO!
シアーハートアタックJOJO A-GO!GO!
バイツァ・ダストJOJO A-GO!GO!

謎・疑問点
  • 爆弾化できる範囲は最大でどの程度か?(例えば地面に触れたらどこまで爆弾になるのか?)
  • 『第2の爆弾』が攻撃を終了するのはいつか?(指定した対象を全滅させた時?周囲を全滅させた時?)
  • 『第2の爆弾』が靴屋を襲った時、その声や姿はスタンド使いでない靴屋にも認識できたのか?
    →敵の注意を引くため、声だけは聞こえるようになっているのでは?
    →元が『キラークイーン』の一部なので、姿までは見えないのでは?
    →靴屋の悲鳴は姿を見たからではなく、痛みや恐怖のためでは?
  • 『第3の爆弾』発現前後で、川尻早人が生き返ったのは何故か?
    →死体のまま『第3の爆弾』を仕掛けられた?最初は宿主なしで発動して戻った後に仕掛けた?
  • 『第3の爆弾』の条件設定は変更できたのか?
    →原動力が保身願望なので不可能では?
  • 『第3の爆弾』に取り憑かれた川尻早人が自分で顔を殴って鼻血を出した時、スタンドが防御しなかったのは何故か?(ダメージが軽度だから?宿主自身だから?)
  • このスタンドは『矢』を取り込んだのか?だとすれば『第3の爆弾』は一種の『レクイエム』なのか?
  • 猫草にはどうやって空気弾を発射させていたのか?
    →川尻早人がやったように、光に当たった猫草が反射的に撃っていたのでは?または単にペットに芸をさせる原理では?
  • 猫草による空気爆弾の軌道はどうやって操作していたのか?
    →「爆弾」のエネルギーを小出しにしていたか、「爆弾」による空気弾の固定作用を調節して空気を小出しにしていたのでは?

Last Update 2017/03/20
キラークイーン(新)
KILLER QUEEN
本体:吉良 吉影(きら よしかげ)
  • 「新世界」のジョースター一族。吉良吉廣の息子である「旧世界」の吉良吉影とは別人(生まれ変わり?)

発現からの経緯:発現理由は不明だが、存在が確認されたのは本体が10代半ば頃の時。本体が29歳の時(「新世界」の2011年8月)、死亡して(?)その一部が『壁の目』の力で空条仗世文と融合して「東方定助」となった事により、『ソフト&ウェット』に吸収された。
データ基準時期:主に「新世界」の2011年8月

タイプ:近距離、直間両攻撃型 (『シアーハートアタック』は遠隔自動操縦、使い捨て、群体、直間両攻撃型)

特徴:人型。全長2m。猫のような頭部を持つ。肩や手の甲等に髑髏マークがある。細部を除いた基本デザインは旧世界の『キラークイーン』とほぼ同じ。
  • しゃぼん玉:直径2〜3cmの球体(サイズ変更可否不明)。半透明で、本体の痣と同じ星マークが1つある。スタンド使い以外に視認できるかは不明。
  • シアーハートアタック(新) SHEER HEART ATTACK
    戦車型。基本サイズは全長20cm。砲身は無い。丸みを帯びた車体に髑髏の顔とキャタピラがある。基本デザインは旧世界の『シアーハートアタック』とほぼ同じ。使い捨てで同時に複数体出現する。
能力:「爆弾」を生み出す。
  1. 何かに触れると爆発する「しゃぼん玉」を発生させて放つ事ができる。
    1. 「しゃぼん玉」は複数同時に発生させる事ができる。(個数上限不明)
  2. 手で触れたもの(箇所)の内部に「しゃぼん玉」を発生させ、膨らませて爆破する事ができる。
    1. 爆発前なら任意で解除できる。(単なる射程制限?)
  3. シアーハートアタック(新)『キラークイーン』の周囲から出現し、標的に突進して自爆する使い捨て爆弾戦車。
    1. ある程度の遠隔操作か、「攻撃」以外の簡単な命令による自律行動ができる。
    2. 指定した標的への接触または本体の任意によって爆発する。
      1. 爆発にある程度指向性を持たせる事もできる。
    3. 『キラークイーン』が触れたものの内部に出現させる事もできる。
      1. 周囲の状況に合わせて、少なくとも全長数mm程度までサイズを縮小できる。また、爆発の威力も同比率で小さくなる。
    4. 複数体同時に出現させる事ができる。(個数上限は不明だが約10体まで確認)
    5. この能力の発動中も、『キラークイーン』の通常の能力には全く影響無い。

ダメージ伝達:部位相応(『シアーハートアタック』は無し)

射程距離:2m
能力射程「しゃぼん玉」『シアーハートアタック』とも数十m

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
JOJOVELLER
SPWオリジナルB(SHアタックはD)
  1. 像の基本性能は旧世界の『キラークイーン』とほぼ同じと仮定するが、実態はほぼ不明。
  2. 『しゃぼん玉』爆弾の威力の上限は不明だが、標的内部に発生させる場合、バイクのタイヤに穴を開ける程度はできる。
  3. 『シアーハートアタック』2体分の爆発で小型ヨットを吹き飛ばし、爆風が周囲数十mに及ぶ。ただし、血管内に出現させて血栓だけを爆破するという加減もできる。
備考・補足
  1. 『THE WORLD』同様、旧世界とほぼ同一のスタンド。ただしこちらは旧世界版と能力の詳細が異なる。
    1. 差異の理由として考えられるのは旧世界の本体と違ってこちらの本体が殺人鬼ではない点だが、それでも一般市民のスタンドとしては殺傷力が異常である。
  2. 『しゃぼん玉』の爆弾は本体の妹の証言だけからの情報で、実際に確認されているのは標的内部に発生させるパターンだけである。
  3. 『シアーハートアタック』は旧世界の『シアーハートアタック』と大きく異なる。
    1. 最大の違いは、あくまで『キラークイーン』の一部だった旧世界版に対し、こちらはいわば使い捨ての飛び道具として複数体同時に発生する点である。
    2. 他にも操作方法や爆発の方式等が異なる。また、旧世界版のような異常な頑強さを持つかどうかは不明。
  4. 『シアーハートアタック』が作並カレラの背中で爆発した際、周囲数十mが吹き飛ぶ中、カレラ自身は後ろ髪を失っただけでほぼ無傷であった。爆発の影響範囲はかなり極端な制御ができる模様。
  5. 本体の妹もスタンド使いだが、その能力『ボーン・ディス・ウェイ』との共通点はほぼ皆無。
謎・疑問点
  • 『バイツァ・ダスト』発現の可能性はあったのか?

Last Update 2013/10/05
キング・クリムゾン
KING CRIMSON

本体:ディアボロ
 ※偽名「ソリッド・ナーゾ」、別人格の名は「ヴィネガー・ドッピオ」

発現からの経緯本体が19歳の時(1986年)に『矢』によって発現。本体が33歳の時(2001年春)、ジョルノ・ジョバァーナの『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』によって「永遠に繰り返し死に続ける」状態にされたため、使用不能となる。

タイプ:近距離、時空間干渉、未来予知、直接攻撃型

特徴:人型。全長2m。体表にベルギーワッフルのような格子状の凹凸がある。額にもう1つの顔『エピタフ(墓碑銘)』があり、それを単体で本体の額に出現させる事も可能。なお、本体はいわゆる二重人格者である。
能力:時間を消し飛ばし、その中を自分だけが自由に行動し、他者の動きを予知する事ができる。
  1. 時を消し飛ばす事で、その間の出来事における全ての「過程」を消し飛ばし、結果だけを残せる。
    (例:弾丸が自分に命中する瞬間を飛ばし、透過させる)
  2. 「消し飛んだ時間」は本体以外には認識(体験)できず、全く記憶に残らない。
    (例:能力発動前後で、時計の針が瞬間移動したように見える、気が付くと数歩先にいるetc)
  3. 「消し飛んだ時間」の中で本体は他者の全ての動きをスローモーションやコマ送りのように見て(読んで)対応できる。
  4. 「消し飛んだ時間」の中では他を攻撃(=破壊)できないが、(発動時点で対象に触れていれば?)移動させる事はできる。
  5. 消し飛ばせる時間は最長で十数秒で、それ以内なら自在に調節できる。
  6. 『エピタフ』:十数秒後の未来をビデオのように見聞きできる(可視範囲のみ)。また、それを映写できる。
  7. これらの能力で予知するのは全て「本体の意志の先にある未来」で、精神力自体を無効化されれば覆る事もあり得る。
補足:時を飛ばしながらの攻撃(干渉)が可能かどうかについては長年疑問視され、当財団では「自分は無敵になるが他への攻撃もできない」モードと「自分も(避けなければ)攻撃を受ける危険があるが他を攻撃できる」モードの2タイプを使い分ける事ができると解釈してきたが、2013年9月の資料で初めて「能力発動中は攻撃できない」と明言された。しかし、時を飛ばしながら他者に何らかの形で干渉したとしか考えられない実例(教会でのトリッシュの手首切断と拉致、ホテルの部屋からパソコンや無数の写真を持って瞬時に脱出、コロッセオでナランチャを鉄柵に串刺しにしての殺害、コロッセオ付近で通行人を投げつけてのミスタの弾丸回避etc)が残っているのも事実である。よって、現在は上記のように「時を飛ばしながら破壊行為はできないが、移動させる程度はできる」と解釈している。
補足2:本体はいわゆる二重人格者であり、もう1つの人格「ヴィネガー・ドッピオ」はこのスタンドの「両腕」と『エピタフ』のみ使用できる。

ダメージ伝達:部位相応

射程距離:2m
能力射程半径100m(それ以外では普通に時間が流れる)、または時を共有する空間全て(銀河系?)、『エピタフ』はその時点での可視範囲全て

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
JC 56巻
SPWオリジナル

謎・疑問点
  • 時を飛ばしている間は無敵なのか?そうであれば、何故いつもわざわざ他者からの攻撃を避けるのか?
  • 時を飛ばしながら間の攻撃は不可能との事だが、少しは他のものに干渉できるのか?
    →全く不可能であれば「手荷物を持って歩く」事さえできなくなってしまうので、多少はできるのでは?
  • 時を飛ばす能力に有効範囲はあるのか?あるとすれば毎回世界中に影響が出ているのか?
  • 教会でブチャラティが未来の自分を見たのは何故か?
    →『エピタフ』で映写したのでは?
  • 『エピタフ』は本体の前髪に映さないと使えないのか?それとも演出か?
  • 『エピタフ』と両腕以外のパーツや能力をドッピオに使わせる事は可能か?
  • 本体の二重人格はいつからか?このスタンドによる影響もあるのか?

Last Update 2016/03/21
キング・ナッシング
KING NOTHING

本体:東方 憲助(ひがしかた・のりすけ)
 ※旧名は「東方 常助(ひがしかた・じょうすけ)」で、後に曽祖父の名を襲名して「4代目東方憲助」となった。

発現からの経緯本体の生まれ付き、または『壁の目』によって発現。存在が確認されたのは本体が59歳の時(「新世界」の2011年後半)。

タイプ:遠距離、索敵探査、直接攻撃型

特徴:人型。全長2m。全身がジグソーパズルのような構造で、体表は分割線に覆われ、中身は空洞。2本の角(耳?)が左右に垂れ下がるように生えている。
能力:匂いを感知し、その源の姿形を可視化、追跡する。
  1. 全身または一部をジグソーパズルのピース状に自在に分解、再結合できる。
    1. 個々のピースやそれを再結合させた部位を分離操作できる。(例:手首だけを遠隔操作)
  2. 一度感知した匂いを記憶できる。
    1. (少なくとも外見上)鼻がないため、匂いは全身または分裂したピースの1つ1つで感知する。
  3. 感知した匂いの源の形状を予測し、ピース化によってその形状に再結合(変形)できる。(「匂いの可視化」)
    1. 例えば、対象の欠片や遺留品さえあれば対象の全体像を再現できる。
      1. ただし、再現する全体像は必ずしも正確ではない。
    2. 変形しても質感は変わらず、表面積もほぼ変わらない。
  4. 基本的には本体が任意で操作するが、ある程度の自動操縦もできる。
    1. 感知した匂いの源を自動追跡できる。
    2. 記憶したものと同じ匂いを持つものを発見した際に自動追跡するよう設定できる。
    3. 対象の条件をある程度指定すれば、匂いの感知(記憶)から追跡までほぼ全自動になる。
  5. 感知した匂いが本体に伝わるわけでない。また、匂いを可視化した姿や自動追跡の結果も、本体に直接は伝わらない。

ダメージ伝達:部位相応

射程距離:数十m
能力射程匂いを感知できるのは像から数十mだが、追跡できるのは像の射程内にある場合だけ

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル

謎・疑問点
  • 東方家で広瀬康穂を追跡した際は本体が同行できる速さで歩いていたが、最高でどの程度の速度で追跡できるのか?
  • 一度記憶した匂いはいつまで憶えていられるのか?
  • 匂いの識別精度はどの程度か?(例えば猟犬とどちらが上か?)
  • 再現したロカカカの樹は実際には全く違う形だったが、匂いの可視化は何が基準か?

Last Update 2009/06/07
クヌム
しん
KHNUM

本体:オインゴ

発現からの経緯:発現理由は不明だが、存在が確認されたのは1980年代後半。

タイプ:本体変化型

特徴:スタンドの像はない(または本体と一体化している?)。なお、名前の由来は古代エジプトにおける創造の神である。
能力:本体が自分の顔や姿を変える。
  1. 顔のみでなく、身長、体重、体臭、までも真似できる。ただし人間(動物?)にしかなれない。
  2. 髪を変化させて帽子等の小道具をも再現できる。
  3. 中身は全く変わらないため、他人になりきるには本体の努力が必要。

ダメージ伝達:−(一体化だとすれば本体に直接ダメージ)

射程距離:−
能力射程:−

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJO A-GO!GO!

謎・疑問点
  • スタンド像はないのか?それとも本体と一体化しているのか?
  • 人間にしかなれないのか?だとすれば体格はどこまで変化可能なのか?(極度の肥満体や赤ん坊は?)

Last Update 2009/06/01
クラッシュ
CLASH

本体:スクアーロ

発現からの経緯『矢』によって発現。2001年春、本体が死亡した事で消滅。

タイプ:遠距離、直接攻撃型

特徴:サメ型。全長は最大で4m程度。額にスコープのようなものがある。鋭い牙を持つ。視聴覚を持つ。
能力:水から水に瞬間移動できる。
  1. 「水」でなくても液状なら大体のものに入り込み、瞬間移動できるが、閉鎖空間内の水には入れない。
  2. 喰らいついた「獲物」(物体、生物、スタンド)を大きさに関係なく、瞬間移動で一緒に運ぶ事ができる。
  3. 入る水の量(水面の面積)によってサイズが変わる。(くわえた「獲物」も)
  4. 水に「深さ」は関係なく、「水面」があればそこから「獲物」ごと潜る事ができる。この際、水の下にあるものは影響なく、潜った先も「水」になっている。
  5. 本体が加減または疲労した場合、瞬間移動は単なる高速直線移動になる。(軌道上を物理攻撃可能)
  6. 移動中はくわえている「獲物」に攻撃できない。
  7. 基本的に水の外には出られない。(一時的に跳ね出る程度は可能)

ダメージ伝達:ほぼ部位相応

射程距離100m
能力射程:2〜3m(1回の瞬間移動距離)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
JC 56巻

謎・疑問点
  • 水が浅い時、スタンドや「獲物」はどこに潜っているのだろう?
  • 運べる「獲物」のサイズの上限はどの程度か?
  • 瞬間移動は空間を超越していないのか?
  • 本体をくわえて瞬間移動できるのか?
  • 入れる水の量の下限はどの程度か?

Last Update 2013/10/05
クラフト・ワーク
KRAFT WORK

本体:サーレー

発現からの経緯『矢』によって発現。存在が確認されたのは2001年春。

タイプ:近距離、特殊攻撃型

特徴:人型。2m。胸や肩、耳の部分に鋭い突起がある。常に歯を食いしばっている。全身各部に線状模様(主に頭部と胴体は縦線、手足は横線)がある。視聴覚を持つ。
能力:触れたものをその場に固定する。
  1. 無生物でも生物でも固定可能。また、同時に何個でも可能で、解除も自在。
  2. 間接的な固定も可能。(物体AとBが接している時にAに触れると、BはAに接した状態で固定される)
  3. (2の場合を除き)固定する位置は本体または地球からの相対的な位置である。
  4. 固定された物体に加えられた力学的エネルギーは全て蓄積され、「解除」とともに全て開放される。
    (例:空中に固定した弾丸を何度も叩いておくと、解除の瞬間に高速で飛んでいく)
  5. それまでに対象が持っていた力学的エネルギーは、固定された瞬間にゼロになる。
  6. 本体自身への攻撃を、命中した瞬間に無意識的に固定できる(浅手で止める)。

ダメージ伝達:部位相応

射程距離:2m
能力射程本体の周囲半径5m(それ以上離れると固定が解除される)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
JC 50巻

謎・疑問点
  • 固定したものが破壊された場合、エネルギーはどうなるのか?(あるいは固定中は破壊不能?)
  • 固定位置の正確な条件は何か?上記の推論で正解か?例えば「本体の接している地面(例:車etc)」を基準にできないか?
  • 気体やスタンドも固定できるのか?また、本体自身は?
  • 固定されたものはどんな力でも動かせないのか?例えば固定した砂1粒で大砲の弾を止められるのか?
  • 本体が受けた弾丸等を固定した場合、解除時にエネルギーが解放されてダメージを受けないのか?
    →固定した時点でエネルギーが一旦ゼロになり、固定直後に解除するのでは?(その後はただ体に刺さっているだけ)
  • 公式資料ではスタンド名の英語表記は「KRAFT WORK」だが、「CRAFT WORK」かドイツ語の「KRAFTWERK(発電所)」の誤りではないか?

Last Update 2009/06/01
クリーム
CREAM

本体:ヴァニラ・アイス

発現からの経緯:発現理由は不明。1980年代後半、本体が吸血鬼(屍生人?)化した後に死亡した事で消滅。

タイプ:近距離、特殊攻撃型

特徴:亜人型。全長2.5m。角が2本あり、フードを被っている。口が大きい。なお、本体は吸血鬼(屍生人?)になりかけていた。
能力:口内に広がる『暗黒空間』に全てを葬り去る。
  1. 『暗黒空間』に入った物質やスタンドは(このスタンドと本体以外)全て、粉々になって完全消滅する。
  2. 本体を(身に付けている物ごと)丸呑みにして保護する事ができる。
  3. 全身各部を捻じ曲げて口内に押し込み、そのまま全身を丸呑みにして姿を消す事ができる。その後には(見えないが)直径50cm程の『暗黒空間』が残る。
  4. 本体と自分を飲み込んだ状態のまま自由に飛行移動が可能で、その際に通過した箇所は全て『暗黒空間』に飲まれて消滅する。同時に、自身への完全な防御となる。
  5. 本体と一緒に『暗黒空間』に消えている時、情報は内外で完全に遮断される(互いに見えず聞こえず、匂いもしない)。
  6. 『暗黒空間』に吸引作用はない。
  7. 飛行は自分のボディの約半分以上と本体が口に入っていれば可能。また、本体が『暗黒空間』から顔を出せば外の様子を見聞きできる。ただし、外に出ている部分は攻撃を受ける危険がある。
補足:データ収集時、本体は吸血鬼(屍生人?)に「なりかけた」状態であったが、その前後でスタンドの能力や性能は基本的に全く変化していないと思われる。

ダメージ伝達:部位相応

射程距離:2m
能力射程:スタンドの口内

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJO A-GO!GO!

謎・疑問点
  • 『暗黒空間』内で、本体が窒息しないのは何故か?(吸血鬼だからか?なら以前は違ったのか?)
  • 『暗黒空間』はこのスタンドの「一部」か?それとも元々存在していて、このスタンドが「入り口」になっているだけか?
  • このスタンドのボディは軟体なのか?どうやって自分を飲み込んでいるのか?
  • アヴドゥルを殺した時、『暗黒空間』から顔を出した瞬間にスタンドエネルギーや匂いを感知されなかったのは何故か?
    →タイミングの問題では?
    →まだほとんど全身が『暗黒空間』内だったからでは?

Last Update 2013/09/23
クリーム・スターター
CREAM STARTER

本体:ホット・パンツ(偽名)

発現からの経緯本体が22〜23歳の時(「新世界」の1890年9月26日頃)、本体が『悪魔の手のひら』に立ち入った事で発現。本体が23歳の時(1890年12月28日)、死亡したが、それでこのスタンドが消滅したとは断言できない。同日、『D4C』の能力で異次元の並行世界からこれと同じスタンド1体が持ち込まれ、そのまま残された。

タイプ:遠距離、群体、一体化(?)、回復、特殊攻撃型

特徴:スプレー型。全長10cm。円筒状の缶型ではなく、側面に指型の窪みのあるグリップ状の容器にスプレーヘッドがついた形。2体存在する。肉または本物のスプレーと一体化していて完全な実体。また、異次元の並行世界にもこれと同じ能力を持った本体が確認されている。
能力:生物の「肉(体)」をクリーム状にしてスプレー式に噴射する。
  1. 本体自身の手で通常のスプレー同様にスプレーボタンを押して使用する。
  2. 噴射された肉体は、肉、骨、皮、爪等が全て混ざった状態だが、事実上「クリーム状の『肉』」である。
  3. 噴射された「肉」は数秒から数分程度で固まる。その際、「肉」の内外には(固まった状態にもよるが)皮や骨や爪等も現れる。
  4. 噴射された「肉」が他者の肉(体)に付着した場合、その部分と一体化する。(口や鼻を塞いで窒息させる事も可能)
  5. 噴射された「肉」は(固まるまでの短時間内であれば)多少だが操作できる。
  6. 一旦固まった「肉」に更に「肉」を吹きかけると、再度操作できるようになる。
  7. 本体が他者に触れた状態で使用すると、相手の肉(体)が触れた部分から「減って」しぼんでいき、その「肉」が『スプレー』から噴射される。
  8. 上記の能力効果は短時間内であれば任意で解除し、ある程度元通りにできる。(他者から奪った肉は元に戻り、付着させた肉は消える)
  9. 本体自身の肉(体)を噴射し、肉体の一部を一時的に分離させる事もできる。
  10. 本体から分離させた肉(体)は、すぐに固まって原型を取り戻す。その後、このスタンドに触れている(繋がっている)限り遠隔操作できる。
  11. 本体から分離させた肉(体)がダメージを受けると、その部位の本来の箇所(分離前の箇所)にもダメージが伝達される。
  12. 本体の手を分離、遠隔操作し、その手でこのスタンド自体を操作する事もできる。
  13. 生物の傷に「肉」を吹きかけて治療できる。(傷口を塞ぐだけでなく、切断部位の結合までも可能)
  14. 「肉」を噴射するには、事前に他者の「肉」を補充しておく必要がある。それがない場合、本体自身の「肉」を噴射するしかない。
  15. 「肉」は、付着による一体化以外は基本的に無害だが、近距離から最大出力で噴射すれば人体を切断するほどの威力になる。
  16. 『スプレー』を持っている間、本体は自分の全身を短時間だが任意でクリーム状に変化させる事ができる。
  17. 他者の身体の変形は本体の場合より自由度が低く、無理に全身をクリーム状にしようとすれば相手が死んでしまう。
  18. 自分や他者の身体を「肉」で覆う事で変装できる。その際、触れた相手の姿をコピーできる。(毛や瞳の色、声、体臭までも)
  19. あらかじめ他者に「肉」を吹きかけておく事で、1回だけ変装能力を使用させる事ができる。(その相手が第三者に触れれば使用者の任意で発動可能)
  20. 変装は「肉」を物理的に剥がし取るだけで解除できる。(その程度では解除できないようにもできる)
  21. 『スプレー』は本体以外でも使用できる。(少なくとも治療効果に関しては本体同様の精度で使用可能)

ダメージ伝達なし、または腕にフィードバック(腕もろともスプレーを破壊された時、それ以外のダメージは見られなかった)

射程距離ほぼ∞(スタンドだけが異次元世界に運ばれても存在を保つ)
能力射程:噴射距離は5〜10m程度、本体の肉体の遠隔操作は最低でも50m程度、効果の持続範囲はほぼ∞

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJOVELLER

謎・疑問点
  • 『スプレー』は何かと一体化しているのか?あるいはそもそもスタンド像ではなく、この能力に像は存在しないのか?
  • 『スプレー』は2体「だけ」か?
  • 本体の肉体の分離はどの程度まで可能か?
  • 他者の肉(体)を噴射し続けると、最終的に相手はどうなるのか?
  • 補充なしに大量の「肉」を噴射していた実例があるが、事前に補充していたのか?ならば補充しておける量の上限は?
  • 「肉」が腐る事はないのか?
  • 能力解除はどの程度まで元通りにできるのか?(能力使用からの時間や距離が長い場合はどうなる?)
  • 噴射されて固まった肉は「何色」なのか?(「肉」本来の色か?「肌色」か?肌色だとすれば、例えば白人と黒人から奪った「肉」を同時に噴射すると何色になるのか?)
  • 治療はどの程度まで可能か?(骨折や内臓破裂を外部から治せるか?毒は?)
  • 他者に変装能力を使用させる場合、有効時間はどの程度か?
  • 本人より小柄な者には変装できないのか?(かぶった肉と一時的に融合すればあるいは……?)
  • 本体が死亡すれば消滅するのか?(異次元から持ち込まれた『スプレー』は、異次元の本体が生存していたから存在を保っていた可能性もある)

Last Update 2017/01/21
クレイジー・ダイヤモンド
CRAZY DIAMOND
本体:東方 仗助(ひがしかた じょうすけ)
  • ジョースター一族。

発現からの経緯:本体が5歳前後の時(1988年前後)、DIOのスタンド発現による影響で発現。発現時に本体は約50日間、高熱で昏睡状態に陥った。スタンド名は本体が15歳の時(1999年4月)に命名された。
データ基準時期:1999年4〜7月(本体が15〜16歳の時)

タイプ:近距離、回復、特殊攻撃型

特徴:人型。全長2m。筋骨隆々とした体格。目元と口元は人間風。縦長で頭頂部がハート型の兜を被っている。頸部から背中に動力パイプのようなものが6本繋がっている。関節周辺等を除く体表の各部に装甲が張り付いている。顎先、腹、肩、腰、膝の装甲はハート型。
  • 視聴覚を本体に連携できる。
  • 命名者は空条承太郎。名称の由来は本体の「ついていけない」性格。『クレイジー・D』と略記される事が多い。
能力:触れたものを修復する。
  1. 破壊された物質やスタンド、生物の怪我等を、その程度に関係なく完全に直す(治す)事ができる。
    1. 対象が直る(治る)際、破片や部品が互いに集まる。また、集まる際のスピードとパワーも凄まじい。
      1. 部品が固定されていない限り、基本的には軽い部品が重い方に集まるが、ある程度調節も可能で、その正確な法則は不明。
      2. 「破壊」されず、取り外されただけの部品を元の状態に直す事もできる。
    2. 状態変化や化学変化を逆行させる事もある程度できる。(例:材料や原料に戻すetc)
    3. 修復の範囲や程度等はかなり細かく調節できる。(例:文字を1画だけ書く前の状態に直して別の文字にするetc)
  2. 修復時に「元通り」ではなく、変形させたり、別の物質と融合させたりもできる。(例:殴った人間を生きたまま岩に)
  3. 修復できないものもある。
    1. 能力射程内に部品が存在しないものや完全消滅したものは元通りにできない。
    2. 生物の病気や生物学的な変化(成長、吸血鬼化等)は治せない。
    3. 死体を修復する事はできるが、死者を蘇生させる(魂を呼び戻す)事はできない。
    4. 自分や本体は全く治せない。(ただし、体外に出て固まった血液等は「ただの物質」として直せる)

ダメージ伝達:部位相応

射程距離:2m
能力射程半径100m(部品を集められる範囲)

出典 \ 項目破壊力スピード持続力精密動作性成長性
SPWオリジナル
JOJO A-GO!GO!
  1. 1999年時点で『星の白金』に匹敵する動作速度と格闘能力を持ち、パワーにおいては上回り、いずれも人型に近いスタンドの基本性能としては最強レベル。
  2. 主に拳による攻撃(特に連打)を得意とし、岩石やアスファルトを軽々と粉砕できる。なお、本体曰くパンチの速度は時速300km以上だが、実際にはそれ以上と考えられる。
  3. 数十cm程度の距離からの銃弾を指で摘まんで止める事ができる。
  4. 親指で弾いたベアリングで数m先の鼠を狙い撃ちできる。(精度は『星の白金』と比較して「85点」)
  5. 拳で腹を貫いた相手を気付かれる前に完治させたり、爆弾を起爆の瞬間に連続して「直して」爆発自体を完全に無効化したりと、像と能力どちらも超高速である。
  6. 「直る」際の部品の集まる力だけでバイク1台程度は持ち上げる事ができる。
備考・補足
  1. 基本性能だけでも非常に戦闘能力が高く、なおかつ特殊能力の応用範囲も広いという、極めて強力かつ汎用性の高いスタンド。
  2. 空条承太郎曰く「この世のどんなことよりもやさしい」スタンド。
  3. 前述の通り、「修復」の効果の正確な限界や法則性には謎が多い。
    1. 例えば、負傷者の傷口を治せば流出した血液が戻って来るが、血液の方を治しても傷口に戻るわけではない。
    2. 破壊以外のスタンド能力効果(例:「○○を××に変える」)を無効化する事は基本的にできないが、ある程度ケース・バイ・ケース。
    3. 「直して部品を集める」効果を使えば問題を解決できたと考えられる事例が数件があるが、能力的に不可能だったのか、本体(達)がそれを思い付かなかったのかは不明。
  4. 本体が逆上していると修復対象が元通りにならない事があるが、これはスタンドの暴走ではなく本体の意志または潜在意識によるものと考えられる。
  5. 同じ治療能力を持つ『黄金体験』と比べると、治せないものは多いが、全くノーコストで痛みも残さず瞬時に治せるという点では勝る。また、そもそもこちらは無生物も含めた「修復」であり、本質的には別種の能力。
  6. 心肺停止状態の虹村億泰を治した際、数分後に蘇生した事がある。この蘇生は能力効果そのものではなく、肉体が完全に修復されていたために奇跡的に自然蘇生したものと考えられる。また、億泰は蘇生前に夢の中で亡き兄(形兆)と逢ったらしいが、それが蘇生と直接関係しているのかは不明。
謎・疑問点
  • 修復時の部品の集まり方にはどういう法則性があるのか?
  • 例えば極端に冷やされたものを直して元の温度に戻す事はできるか?

スタンド                              名称不明  番外    参考関連事物(12)  補注
人物あ(12)  か(12)    さ(12)          は(12)      ま(12)      わ・ん  氏名不詳(12)
目次等項目説明  通常目次フレームON)  スタンド一覧50音順発見順)  関連人物一覧50音順発見順)  トップページ
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