SPW財団 新ジョジョ研究部署・ジョジョ魂研究支部

ジョジョ魂スタンド大解析−ア行


基本的な配色
  • 緑色:その記事で解析対象となるスタンド名。
  • 白:確定事項。資料等で断定されている、または実例から確定的となっている事項。
  • :推定事項(確信度高)。実例や資料から推定できるが確実とは言えない、または疑問の含まれる事項。
  • :推定事項(確信度低)。疑問の含まれる割合がより大きい、または全くの推論である事項。
  • オレンジ:分析対象に何らかの区分けが存在する場合の分類名等。
  • 水色の太字:項目名。
  • ただの太字:項目内での小項目等。その他。
  • 下線付き文字:リンク。文字色は上記の配色規則に従う。

※ここに記載されたスタンドは、『双方向対戦小説ジョジョ魂』からデータを得たもので、本家『スタンド大解析』に記載されたスタンドとは異なる次元(パラレル・ワールド)に存在するスタンドです。集英社の『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズや『週刊少年ジャンプ』には登場しません。また、本体が同一人物であっても全く別のスタンド能力を持っている場合もあります。

『ジョジョ魂』についてのネタバレが多量に含まれています。


Last Update 2017/06/01
アッシュ
ASH
本体:大友 流(おおとも・ながれ)

発現からの経緯本体の生まれ付き。存在が確認されたのは本体が20代前半の時。

タイプ:人型。全長2m。『灰』の集合体が不定形の人型となっている。全身が消し炭のような黒一色。

特徴:近距離、直間両攻撃型。
能力:自分や『灰』が触れたものを灰にする。
  1. 対象が何であろうと、全て焼き尽くして灰にする事ができる。(例:鉄は溶ける事なく灰になる)
  2. 『灰』は炎や高熱を発するが、「燃やす」のではなく「全てを灰燼に帰す」のが本来の能力。
  3. 動く度に少しずつ身体が崩れて『灰』がこぼれる。また、意図的に『灰』を撒く事もできる。
  4. 身体から離れた『灰』を遠隔操作で発火(発熱)させる事もできる。
  5. 能力発動のたびに、その熱が少しずつ本体にも影響し、その身を焦がしていく。
  6. 『灰』の破壊力は圧倒的だが、『灰』の集合体なので物理的な力は弱い。
  7. 能力発動は酸素を必要としないため、水中でも可能だが、威力は低下する。

ダメージ伝達:部位相応

射程距離2m
能力射程20m

破壊力スピード持続力精密動作性成長性
謎・疑問点
  • 能力行使による本体の火傷の治癒は、通常のものと同程度の速さか?また、フルパワーを出した場合、健康体には戻るまでにどの程度の時間がかかるのか?
  • このスタンドの能力で焼かれた対象の灰は、通常の炎でできた灰と性質が異なるのか?
  • 不定形を利用して、「人型」を無視するような変形も可能か?

参照BATTLE 018041オリジナルスタンド図鑑2オリジナルキャラクター名鑑2
 番外編:『叛逆者たちの狂宴』およびそのオリジナルスタンド図鑑オリジナルキャラクター名鑑

オリジナルデータ提供(敬称略):しょう、L氏ーど


Last Update 2017/06/01
アリス
ALICE
本体:氏名不詳
  • ギャング組織『パッショーネ』に雇われた際のコードネームは「ピンク」

発現からの経緯:本体が27歳の時、死亡した事によって発現。以後、スタンドだけが生き続けた。

タイプ:一人歩き、環境変化、特殊攻撃型

特徴:亜人型。デフォルメされた犬の頭部を持つ。常に他のスタンドに寄生した状態で存在するため、宿主によってデザインが変わる。完全に本体から独立した意志を持ち、自ら『チェシャ犬(ドッグ)』と名乗る。
能力:世界を「不思議チック」に変化させる。
  1. 「不思議チックな世界」とは童話の『不思議の国のアリス』や『鏡の国のアリス』等で描かれるような空想的な世界であり、現実世界の常識や理屈は一切通用しない。
    (例:人の体がトランプ状に変化、犬が人間語を話す、建物や乗り物のデザインが動物や菓子風にetc)
  2. 「不思議チック」化はあらゆる物質や生物、スタンドに作用し、そのまま世界中に広がっていく。
  3. スタンド使いは「不思議チック」化の影響を受けるのが比較的遅い。
  4. 常に他のスタンドに寄生して存在し、宿主であるスタンドのエネルギーをも利用する。
  5. このスタンドに寄生されたスタンドは、その本体にはほとんど制御できなくなる(少しはできる)。ただし、その本体には直接的な影響はない。

ダメージ伝達:寄生したスタンドの本体にフィードバック(逆も真なり)

射程距離:本体が死亡しているため∞。ただし、寄生したスタンドの本体からは、そのスタンド自体の射程距離までしか離れられない。
能力射程:∞

破壊力スピード持続力精密動作性成長性
備考・補足
  1. 生前の本体は強い夢想癖を持ち、心の中では自らを『チェシャ犬』だと思い込んでいた。その死によって、彼に内在していた空想世界が解き放たれたものがこのスタンドである。
  2. 本体の死後、最初は本体を殺害したイギーの『ザ・フール』に寄生して発現した。次にジョルノ・ジョバァーナの『ゴールド・エクスペリエンス』に寄生したが、そのまま倒された。
謎・疑問点
  • 『チェシャ犬』はどこまで「不思議チック」化の具体的内容を制御していたのか?
  • 本体の死亡時、近くにスタンド使いがいなければ発現しなかったのか?

参照BATTLE 044Eオリジナルスタンド図鑑5オリジナルキャラクター名鑑5

オリジナルデータ提供(敬称略):YB


Last Update 2017/06/01
アングラー
ANGULAR
本体:FAX

発現からの経緯:不明

タイプ:近距離、特殊攻撃型

特徴:腕輪型。色は黒で、金属的な光沢がある。表面にはエジプトのヒエログリフ文字のような金色の文字が刻まれている。
能力:装着者を石化する。
  1. 石化は『腕輪』をはめた部分から少しずつ進行し、最後には着衣もろとも完全に石化する。
  2. 石化の進行中、装着者の他の部位(例:逆側の手etc)が『腕輪』に触れると、ただちにそれも石化する。
  3. 石化した部分は、重量も石のそれへと変わるため、装着者は石化がある程度進行すると身動きできなくなる。
  4. このスタンドはどんな石よりも硬いため、決して装着者には破壊できない。(触れた時点でその部分が石化するため)
  5. 装着者が射程距離外に出ると、『腕輪』が消えて石化は解除される。

ダメージ伝達全身にフィードバック(ダメージを受ければだが)

射程距離10m
能力射程:不明(謎欄参照)

破壊力スピード持続力精密動作性成長性
謎・疑問点
  • 装着者以外がこのスタンドに触れた場合、やはり石化するのか?だとすれば、その石化は『腕輪』から離れても維持されるのか?また、その石化も時間とともに進行するのか?
  • 『腕輪』を標的にはめさせるには、本体が直接はめるしかないのか?

参照BATTLE 053

オリジナルデータ提供(敬称略):超完全究極生命体、YB


Last Update 2017/06/01
イエロー・ミスト
YELLOW MIST
本体:トレビゾー・チエン
  • いわゆる二重人格者。テロリストグループ『ブラック・スター』でのコードネームは「ポーン」。

発現からの経緯本体の生まれ付き。存在が確認されたのは本体が25歳の時。

タイプ:遠近両用、特殊攻撃型

特徴:霧状。「放散形態」と「集合形態」の使い分けが可能。
  • 放散形態:霧のままで本体の周囲に立ち込めた状態。
  • 集合形態:亜人型。全長2m。幽霊のような不定形。「霧」が集合した状態。
能力:他者のスタンドの像や能力効果を打ち消す。
  1. 放散形態
    1. 「霧」の内部のスタンドを打ち消す。
    2. 「霧」の届かない部分(例:体内etc)までは効果が及ばない。
    3. 「霧」の内部のスタンド使いの気配を察知する。(ただし、本体が能力を自覚も制御もできていないため、精度は低い)
  2. 集合形態
    1. 触れたスタンドを打ち消す。
    2. 触れ(られ)たスタンド(像)は蒸発するように消滅する。その際、そのスタンドの本体にも苦痛が伝わる。
    3. 元が「霧」なので、ある程度自由に変形できる。(例:腕を複数本生やすetc)
    4. 「放散形態」と異なり、他への物理的干渉も可能。

ダメージ伝達放散形態では全身にフィードバック、集合形態ではほぼ部位相応(ただし、性質上ダメージを受ける事があるかは疑問)

射程距離「放散形態」は周囲半径数100m、「集合形態」は2〜5m
能力射程:「霧」の触れる範囲

 破壊力スピード持続力精密動作性成長性
放散形態
集合形態スタンド相手にのみA
備考・補足
  1. 本体の通常時の人格(通称「ポーン」)は自分のスタンド能力を自覚しておらず、無意識に「放散形態」を使用する。
  2. 交代人格(通称「ポーン2」)は完全に能力を制御可能で、「集合形態」を使用する。
謎・疑問点
  • 両形態の部分的併用は可能か?
  • ポーン2は放散形態を使用できるのか?

参照BATTLE 063オリジナルスタンド図鑑7オリジナルキャラクター名鑑7

オリジナルデータ提供(敬称略):SHU、YB


Last Update 2017/06/01
インエクセス
INXS
本体:ジェラート

発現からの経緯『矢』によって発現。2001年、本体が死亡した事で消滅。

タイプ遠距離、群体、直接攻撃型

特徴:正方形の板状。1辺が2m。総数6枚で、能力や性質に個体差はない。
能力:6枚の「板」を自在に活用する。
  1. 外見を自由に変化させる事ができる。(例:透明、鏡やマジックミラー状、レンガ模様等の擬態etc)
  2. 周辺部分を刃物状に変えて攻撃できる。
  3. 本体や他者を乗せたまま、自由に飛行できる。
  4. かなりの硬度を持つ。
  5. 『デス・キュービック』:立方体に組み上がって標的を閉じ込め、そのまま全体を縮小して標的を砕き潰す。

ダメージ伝達:部位相応(6枚がそれぞれ四肢、頭部、胴体に対応)

射程距離数十m
能力射程:−

破壊力スピード持続力精密動作性成長性
備考・補足
  1. こちらのジェラートの親友であるソルベのスタンドは『ホール』である。
謎・疑問点
  • 「板」には表裏の区別があるのか?

参照BATTLE 048

オリジナルデータ提供(敬称略):CHIHARA5TH、SHU


Last Update 2017/06/01
インフレーション・デフレーション
INFLATION DEFLATION
本体:シマ
  • スタンドとは別に『波紋法(仙道)』と呼ばれる特殊能力を持っている。

発現からの経緯:本体の生まれ付き。本体が19歳の時(1892年頃)、死亡した事で消滅。

タイプ:近距離、運命操作型

特徴:杭を持った白い腕の形態。それぞれ数十本存在する。「腕」は本体から直接生え、約5mまで伸びる。『杭』は基本的には全長20cm程度だが、全長1m以上の『杭』を出す事もできる。
能力:『杭』を打ち込んだ生物の幸運や不運に確率変動を起こす。
  1. 本体が標的に対して抱く感情が好意なら幸運、嫌悪なら不運の確率が上がる。
  2. 確率は、本体が標的を見つめている間、ずっと上昇を続ける。
  3. 本体が標的から目を離しても、確率の上昇が止まるだけで、確率が元に戻るわけではない。
  4. 標的に刺さった『杭』は、「幸運」なら暖かく、「不運」なら冷たく感じられる。特に、「不運」の場合は確率が上がるに連れてどんどん冷たくなる。
  5. 同時に『杭』を打ち込んでおける標的は4〜5人まで。
  6. 「確率変動」のための『杭』が刺さっても、標的に物理的ダメージはない(苦痛はある)。
  7. 「確率変動」効果のない『杭』による物理攻撃も可能。ただし、相手が生物の場合、与えたダメージは全て本体に返る。
  8. 「腕」で『杭』を投げる事もできる。また、手を離れた後の軌道を多少は操作できる。
  9. 本体の『波紋』エネルギーを伝達する。

ダメージ伝達部位相応(腕)だが、『杭』に対するダメージは影響なし

射程距離:5m
能力射程打ち込んだ『杭』や「確率変動」の持続範囲は∞、「確率変動」は本体の可視範囲でのみ起こる

破壊力スピード持続力精密動作性成長性
備考・補足
  1. 本体はこの能力を「運命が見えている」と解釈しており、「スタンド」の概念すら理解していなかった。そのため、この名称は後世の第三者(あるいは、ロバート・E・O・スピードワゴン)によるものである。また、本体の『仙道』における師匠(ストレイツォ)や同門の修行者達は、これを「対象に触れもしないで『波紋』を流す力」として『幽波紋疾走現象(ファントム・オーバードライブ・フェノメノン)』と呼んでいた。
謎・疑問点
  • 一旦不運の確率を上げた相手に対する感情が好意に変わった場合、「不運の確率が下がる」のか?それとも「不運の確率はそのままで、それとは別に幸運の確率が上がる」のか?
  • 確率変動は、本体が肉眼で見つめなければ起こらないのか?望遠鏡や鏡を介して見た場合はどうなるのか?
  • 『杭』の破壊は可能か?可能なら本体へのダメージは?

参照BATTLE 082オリジナルスタンド図鑑9オリジナルキャラクター名鑑9

オリジナルデータ提供(敬称略):SIX丸藤


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