基本的な配色
- 緑色:その記事で解析対象となるスタンド名。
- 白:確定事項。資料等で断定されている、または実例から確定的となっている事項。
- 黄:推定事項(確信度高)。実例や資料から推定できるが確実とは言えない、または疑問の含まれる事項。
- 赤:推定事項(確信度低)。疑問の含まれる割合がより大きい、または全くの推論である事項。
- オレンジ:分析対象に何らかの区分けが存在する場合の分類名等。
- 水色の太字:項目名。
- ただの太字:項目内での小項目等。その他。
- 下線付き文字:リンク。文字色は上記の配色規則に従う。
※ここに記載されたスタンドは、『双方向対戦小説ジョジョ魂』からデータを得たもので、本家『スタンド大解析』に記載されたスタンドとは異なる次元(パラレル・ワールド)に存在するスタンドです。集英社の『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズや『週刊少年ジャンプ』には登場しません。また、本体が同一人物であっても全く別のスタンド能力を持っている場合もあります。
『ジョジョ魂』についてのネタバレが多量に含まれています。
Last Update 2017/06/01
ダーク・トランキュリティ
DARK TRANQUILLITY
本体:モスカルディーニ
発現からの経緯:本体が15〜16歳の時に『矢』によって発現。
タイプ:遠距離、特殊攻撃型
特徴:亜人型。全長1.3m。両目が大きく、腕が長い。右手の指5本にそれぞれ長い爪を持つ。
能力:右手の爪を刺した生物の五感を奪う。
- 5本の爪がそれぞれ視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚に対応し、それぞれの感覚を奪う。
- 爪だけを飛ばす事もできる。また、飛ばした爪にも「感覚剥奪」効果はある。
ダメージ伝達:部位相応
射程距離:100m
能力射程:数m(爪の飛距離)
謎・疑問点
- 一旦奪った感覚が、本体が解除する以外で回復する事はあるのか?(射程距離や時間制限はあるのか?)
- 遠隔操作型だが、視聴覚はないのか?
→あれば本体はジョセフに近寄らなかったのでは?
- 一旦放った爪はどうやって再生するのか?
- 感覚は「丸ごと」奪うしかできないのか?(例えば「右目だけを見えなくする」事は可能か?)
参照:BATTLE 046、オリジナルスタンド図鑑5、オリジナルキャラクター名鑑5
オリジナルデータ提供(敬称略):Red Rum
Last Update 2017/06/01
ダブル・スタンダード
DOUBLE STANDARD
発現からの経緯:本体の生まれ付き。存在が確認されたのは本体が27歳の時。覚醒したのは本体が小学生の時。
タイプ:特殊実体化、思考分離、自身及び本体変化型
特徴::亜人型。全長2m。白いロボットの骨格のようなデザイン。常に半身だけ、本体の半身と接合した状態で発現する。
能力:本体が「2人」になる。
- 外見、能力等、全てが「1人」の時の本体と全く同じまま「2人」になり、それぞれの意志を持って行動できる。
- 原理的には、このスタンドと本体がそれぞれ正中線から左右半々に分かれ、お互いの逆側半身同士がそれぞれ接合する。
- 本体との接合後、本体の逆側半身に擬態して実体化する。
- 能力発動時、本体の精神や記憶もコピーし、一方は本体、もう一方はこのスタンドの精神となる。(自分達でもどちらがオリジナルかわからない)
- 本体が身に付けていた物も左右半分を補って「2つ」にする。ただし、鞄等の中身は一方にしか残らない。
- 能力で「2つ」になった物は、そのまま本体が24時間以上触れないでいると、半分のまま元に戻らなくなる。
- 「2人」の時、一方に起きた事(怪我等)が他方に影響する事はない。ただし、一方でも死ねば両方とも死ぬ。
- 「2人」の時、本体の意識がない状態でも能力は維持される。また、スタンド像が消える事もない。
- 「2人」はお互いに接触する事で(本体の意志と無関係に)「1人」に戻る。逆に、それ以外では能力は決して解除されない。
- 「2人」の時にテレパシー等はできず、意志伝達には通常の2者間同様の手段が必要。また、「1人」に戻ると「2人」の記憶も1つになる。
- 能力発動時に「2人」になるまで、また、解除して「1人」に戻るまでは、どちらも一瞬である。
- 「2人」の時のそれぞれの状態によっては、「1人」に戻った時に奇妙な姿になってしまう。
(例:2人分の服を重ね着、半身だけ日焼けetc)
- 「2人」の時に擬態を解除する事もできるが、スタンド使い以外には見えなくなる(「本体の半身」しか見えない)。
ダメージ伝達:左右対称にフィードバック(「2人」の時に、例えば右手を怪我すると、左手にも左右対称に傷を負う。ただし、「もう1人」には影響なし)
射程距離:0m(本体の逆側半身から離れられない)
能力射程:∞(2人になった後の両者が離れられる距離)
備考・補足
- 本体は日常、人生の半分を越える程の時間を「2人」のまま過ごしている。そのため、隣人等には双子の姉妹「美瑛と美唄(びばい)」を名乗り、パスポート等の身分証明も2人分所有して堂々と「2人」のまま生活している。また、「1人」の時も大事な財布等を左右のポケット等に1つずつ持ち歩く習慣がある。
謎・疑問点
- 能力はいつまで持続するのか?(死ぬまで?)
- 長期間「2人」が離れている間に一方の体型が大きく変わった場合、「1人」に戻るとどうなるのか?
- 「2人」のままの本体がそれぞれ満腹まで飲食した後で「1人」に戻った場合、胃腸等は無事か?
- 本体が妊娠した状態で「2人」になった場合、胎児も「2人」になるのか?
- 逆に、「2人」の時の一方が妊娠した状態で「1人」に戻ると胎児はどうなるのか?(そもそも妊娠可能か?)
- (スタンドとは直接関係ないが)本体の家族はこの能力を知っていたのか?
参照:BATTLE 070、オリジナルスタンド図鑑7、オリジナルキャラクター名鑑7
オリジナルデータ提供(敬称略):SIX丸藤
Last Update 2017/06/01
本体:ジャン・ピエール・ポルナレフ
発現からの経緯:本体が20代前半の時、DIOとの闘いの後、更なる修行によって『シルバー・チャリオッツ』を鍛え上げ、成長させたもの。
タイプ:近距離、直接攻撃型
特徴:人型。全長2m。右手に細身の剣を持ち、左手には楯を身に付けている。(通常時は)全身に中世の騎士のような甲冑を纏っている。楯以外のデザインは旧『シルバー・チャリオッツ』と同一。また、旧『チャリオッツ』とは任意で使い分けが可能。なお、名前の由来はタロットカードの7番目の大アルカナ『THE CHARIOT(戦車)』である。
能力:剣と楯を駆使して戦う。
- 剣の技術とスピードは凄まじく、切れ味も鋭いが、純粋なパワーは弱い。また、視聴覚がないのが弱点。
- 『ラスト・ショット』:剣針(刀身部分)を発射して攻撃できる。ただし1発(1本)だけ。
- 防御甲冑を脱ぎ捨てると飛躍的にスピードアップし、残像が見える程の動きが可能となる。(残像はオリジナルと合わせて6体が限度)
- 剣と楯を残して甲冑を脱いだ状態での、一点集中防御と超高速攻撃が真骨頂。
ダメージ伝達:部位相応(剣や楯へのダメージは影響なし)
射程距離:2m(かつてのヴァニラ・アイス戦での射程距離延長は一時的なもの)
能力射程:10数m(『ラスト・ショット』)
謎・疑問点
- 楯以外は旧『チャリオッツ』と変わらないのか?
- この形態で『矢』を使った場合、どんな『レクイエム』になるのか?
参照:BATTLE 033、オリジナルスタンド図鑑4、番外編:『叛逆者たちの狂宴』
オリジナルデータ提供(敬称略):大樹、YB、L氏ーど