空条 Q太郎さんの「ワンチェン(with生首ディオ)」 VS かんなさん/言造さんの「ブローノ・ブチャラティ」

かんなさんの「ブローノ・ブチャラティ」


プレイヤー・プロフィール

プレイヤー名:かんな -01/07/01
メールアドレス:<SPW判断により非公開>
メールの返事:5日間ほど
ネット上での性別:どちらかというと女

好きな食べ物:冷やし中華 アイス(カリガリくんとか)
危険な食べ物:牡蠣(カキ)を食べると死ぬと医者に警告されてますが別に嫌いでは無いです。
よく見るテレビ番組:日曜朝の子供番組
雀力:混一色(こんいっしょく)
得意な手品:右手親指の切断マジック
よく使う鉛筆の芯の濃さ:2HとF
好きな踊り:創作ダンス・・・(実話)
ムチorアメ:アメをしゃぶらせながらムチ
グッときたセリフ:
自動車教習所で初めての路上教習出発直前の教官。
「大丈夫。きみと一緒なら死んでも悔いは無いから。」グッときたというより路上への恐怖感が倍増しました。

自己紹介:
やはり一勝はしておきたいので、フーゴに続いて再挑戦です。
今回はドラマ的に相手キャラと噛み合うこと(その上で勝つこと)も重視してキャラ選択しました。
たぶん相手がネズミででも無い限り大丈夫だと思います。
なかなか予定通りにいかないところがおもしろいんですけどね・・・

ホームページの名前/URL:FTPミスで中身消えちゃいました


対戦ソースROUND1

pzさん、YBさん、こんにちは。

予定よりかなり遅れてしまってごめんなさい。第一ラウンドのソースです。

pzさんは小説執筆自体初挑戦ということで、未知の能力を秘めてぶっつけ本番?というのはその勇気に敬意を表したいですけど、なんだかこっちの方がどきどきしてます。リラックス気味に?がんばってください。
こちらもがんばりますのでよろしくお願いしますね。

今回pzさんのHP「SPW財団ジョジョ研究第二部署」を見せていただきましたが、ほぼ全スタンドがあそこまで詳細かつシステマチック?に解説されているサイトを見たのは初めてだったので驚きました。なんだか情熱を感じます。対戦でもかなり参考になりそうです。

(MMより:ありがとうございます!今は新装開店して『SPW財団 新ジョジョ研究部署』になりました)

特にステージのところでわがままな要求をしてしまっていますが、ソース全体、切り捨てるところは都合ですぱっと切り捨ててやってください。わたしの文章の書き方に問題があるんですけど、本気と嘘?の区別がつきにくいところもあると思いますので、すみませんが常識で判断お願いします。

A.プレイヤーキャラ
>貴方がプレイヤーとして操作するキャラを一人、選んで下さい。

これまでの対戦表を見ると、さすがに各キャラいい具合に使い込まれてきてるなという感じがしますね。まあジョジョ魂のポイントは対戦キャラの組み合わせにあると思うので、同じキャラが何回使われていてもそのたびに新鮮さはあるんですけど。
ということで?最後の対戦に悔いを残さないために、登場(たぶん)4回目になるブローノ・ブチャラティーで行きます。バトル024以来けっこうひさしぶりということになるでしょうか。

今回の選考基準は、自分的にどのキャラで勝てたら一番うれしいかということです。これまで他の人の対戦とかバトルジョジョイアルなんかを読んでいると、ブチャラティーの対戦だけなぜか妙に結末が心配で、それを自分でやってしまうというのもなんだかあれ(適当表現)ですが、とにかくがんばります。逆に考えると負けた場合はとても悲しいということになるかもしれません。

B.プレイヤーキャラの背景
>複数の部にまたがって登場しているキャラクターは、『何部のキャラクター』であるのかを決めてください。(例:3部のジョセフ)
>またそれ以外のキャラクターでも、『○○○の後のキャラクター』という風に、
>細かな背景を付けたり、原作には無いオリジナル設定もOKです。


作中のブチャラティーの人生をおおまかに分けると
1.ギャングになる前の子供時代
2.ギャングになってからジョルノに出会うまで
3.ジョルノに出会ってからキングクリムゾン戦で死亡するまでの数日間
4.死んだ後魂が昇天するまでの10数日間

という感じになると思いますが、の時期(もしくはその後半?)は意にそまない業務で心が緩慢に死に向かっている状態、の時期は肉体がすでに死んでいる状態ということで、ギャングのブチャラティーが心身ともに生き生きとしていた期間というのはかなり短いんですよね。今までのバトルはいずれもの時期の出来事なので、できればジョルノと出会った後の精神が高揚している(できれば体が死んでいない)ブチャラティーでバトルしたいというのが希望です。

ただ、このの期間にディアボロ戦につながる流れと無関係のバトルが入り込む余地というのはほとんど無いですし、対戦相手が暗殺チームメンバーの場合はなんかそのまんまという感じになってしまいそうなので原作のままだと難しいところです。どの時期の相手とも余裕を持って合わせるためにはやっぱりまず背景としてブチャラティーが生きたままディアボロ戦を決着させておくのがいいんでしょうけど、彼の場合そこら辺を変えると第五部の構造自体なんだか別物になっちゃいますからね。アブドルや花京院たちがDIO戦で生き残っても物語の大勢にはそれほど影響が無いのに対して、ブチャラティーの生き死には逆らい難い運命というプロローグから(というかエピローグから)の五部全体の主要テーマ?に関わってくるのでおいそれとは動かせないというか。ナランチャとかだとあんまり抵抗感じないんですけどね。やっぱり死んでこそのブチャラティーというイメージもありますし。

とかこういうことで悩んでると「アツい〇〇」というステージに出現すること自体不可能になってしまいそうなので、ここはすぱっと割り切ります。対戦相手によって事情は変わってくるので絶対こうでなくてもいいですが、基本的に今回のブチャラティーはキングクリムゾンとの初戦を死なずにクリアし、その後だいたい原作に沿った展開を生身で乗りきって最後はコロシアムそばでディアボロを撃破、精神の入れ替わりからも無事帰還という感じで。生きてる体だとチョコ&セッコ戦で何回殺されるか分からないような気もしますけど、まあそこは死んだせいのボケが来ていないというところでカバーです。場合によってはいったんチームを離脱したものの組織からの指令の遂行に失敗してやけくそで出戻ってきたフーゴがセッコあたりを瞬殺してくれてもいいかもしれません。(なんとなく既視感)まあここら辺は別に小説の中に出てこなくてもいいキャラクターのバックグラウンドという感じですね。ローリングストーンズの予知は無視。
スコリッピ宅前を通りかかった男塾3号生卍丸「己の運命は自らの手で切り開くものだ!!」
ピシーッ!!
「な、なんだと!?ローリングストーンズが割れた!?」
)
  というか、卍丸は出してもらわなくてもいいです。シンデレラの整形程度で運勢が変えられるんだったらローリングストーンズの運命予知がはずれたっていいですよね。(強引な結論)

ディアボロを倒した後は、年功序列から言っても人望からいってもブチャラティーが新ボスにならざるを得ないと思うんですけど、このブチャラティーは組織運営にけっこうやる気があります。GEレクイエムで保護されているわけでもない彼がそんな座にいて大丈夫なのかという心配もちょっとありますが、ジョルノ(&たぶんフーゴ)のサポートで3人寄れば文殊の知恵的にうまくやって、ある程度の安全は確保しています。今回のディアボロ戦で生き残った他のメンバー(誰か不明)も重用されている感じで。レクイエム化したのは今回もジョルノのGE(たぶん)で、コロシアムでえらいことになりかかったのを見ているだけに、自分も試しに矢を刺してみようとかはブチャラティーは全然考えません。

ジョジョ魂トーナメントで出て来ている「パッショーネのボス」というのが万一ブチャラティーだとすると、だいたいそれに近い状況(推定)でしょうか。時期的にはディアボロ戦からそれほど経っていなくて組織をまとめるべくがんばっているか、一段落ついたあたり。生き残っていればトリッシュは組織で保護していますが、トリッシュの方に思慕の情はあるもののブチャラティーがトリッシュに惚れているわけでは無いので(あくまで保護者)、その方面の進展はあまりありません。


C.今回のバトル・ステージ
>お待ちかね、今回の対戦の舞台となるバトル・ステージの発表です。
>今回のステージは……「アツい○○」……です。


かつて無いくらいグローバルな感じのステージで、ちょっとだけ困りました。「暑い国」でアフリカから「厚い氷の上」で南極(既出)と、本人の希望次第で世界中どこへでも行けてしまいそうです。ブチャラティーに南国はあまり似合いそうに無いですし、今は仕事第一ということでこれにしました。

『厚い壁』
実際の壁というより、一種の不可能任務(あるいはその現場)という感じでしょうか。ブチャラティー以外の人間(スタンド使い)には実行が非常に困難で組織にとって厚い壁となっているため、ボス自ら出向くことになるというような。詳細は次のDの項目で説明します。


D.プレイヤーキャラの事情や目的
>貴方の選んだキャラクターは、「アツい○○」で何をしているのか?
>何をしようとしているのか?それは何故なのか?


『厚い壁』
これは、スティッキーフィンガーズを使わなければ不可能なようななんらかの任務ですね。例えば、非常に重要な裁判の証人を口にチャックで口封じするとか、裏切りの兆候のあるチームのメンバーを捕らえて見せしめのために芸術的な輪切りにするとか。扉を開けられないけど壊すのは惜しい金庫の中身を取り出すとか。蓋が開かなくなったジャムの瓶の横を切開して中身を出すとか。というか、この程度では全然厚い壁になってません。さっぱり駄目です。

どうもスティッキーフィンガーズ用重大な任務というのが自分では思い浮かばないので、組織の命運を左右するほど重要でスケールが大きく、ブチャラティー以外には遂行が非常に困難で組織にとって厚い壁のような存在になっており、それでいて実のところブチャラティーなら比較的安全に遂行でき、ブチャラティーの善人イメージを崩さず、成功したらみんなにさすがと思われるような都合のいい任務がもしあったらお願いします。お題だけ出しておいてこれは非常に無責任ですけど、任務というのは本来自分で考えるものではなく向こうからやってくるものだと思いますので。(苦し紛れの詭弁)

とにかくこの任務自体は単なるステージで、問題はその後です。特に問題無く任務遂行中に現れる障害=相手キャラ。(例.たまたまその場に居合わせて途方に暮れている家出娘)こんなことで俺たちの(というかジョルノの)夢をあきらめるわけにはいかない。よし、バトルだ!(変にアグレッシブ)という流れになればいいかなと。とにかくこちらから積極的に行きます。

あるいは厚い壁というのをパワー型スタンドでも破壊できないぐらい厚い実際の壁にするのもいいかもしれません。そんな壁でなにをするのかは謎ですが。ブチャラティーはジッパーで壁抜けができますが、相手には不可能。なんだか分からないけどブチャラティーけっこう有利。とか。きわめて抽象的?ですみません。

諸般の事情で没にしたいとは思うんですけど、一応オーソドックスな熱いのパターンも書いておきます。

『熱い温泉』
これは単純に「熱い温泉」「ぬるい温泉」の内の熱い方です。トリッシュが商店街の福引き?で当てた近場の温泉の入浴券(泊まり無し)を使って温泉にやってきた2人。混浴露天風呂でくつろぐブチャラティーに忍び寄る影。当然のようにそのトリッシュのバスタオルの下は水着ですが、他のチームメンバー(ジョルノ除く)と違ってさすがにブチャラティーはこんな時一瞬どぎまぎしたり水着着用に内心がっかりしたりはしません。とりあえず温泉入浴のマナーについて諭したりしています。そんな平和な2人に忍び寄る水中の異形の影。ところが、温泉が熱すぎて刺客のフーファイターズはすでに虫の息。早くも絶体絶命のフーファイターズに果たして逆転の秘策はあるのか?(ラウンド2に続く)

と、これが理想的な展開なんですけど、イタリアの習俗についてはあまり知識が無いので、イタリア人はこういう温泉の入り方をしているのか、イタリアに温泉自体あるのか、福引きはあるのか等心配なことが多いです。イタリアっぽく無くなったら困りますから。それに最大の問題点は、温泉内の戦いは裸(腰に手ぬぐい)がメインになることが予想されますが、それだとブチャラティーの魅力の30%強を占めている例のおたまスーツの影が薄くなってしまいます。かといってすぐに温泉の外に出たりしたら、「熱い温泉」というステージ設定が意味無くなっちゃいますし。ということで没にしたいとは思うんですけど、万が一相手も「熱い温泉(or風呂)」を指定してきた場合に限っては、たまたま湯に入っていたのは敵(&トリッシュ?)だけで、ブチャラティーは外からびしびし攻めるというのもいいかもしれません。どっちにしろ「熱い温泉」で3ラウンド戦うというのはきつそうですね。

『熱い鉄板のある屋台(たこ焼き屋)』
というのも考えました。諸般の事情で没。


E その他この対戦についての要望、意見
相手キャラを予想してもはずれることが多いですけど、問題になりそうな部分だけこちらの相手別スタンスを書いておきます。
基本は、こちらが善人でいられる範囲内でできる限り任務遂行のため(あるいは他の動機で)積極的に相手キャラと交戦します。相手がソースで特に協力プレーを望まない限りこちらから協調はしません。
殺すとこちらの人望が落ちるような相手の場合には、元に戻せる方式でとにかくバラバラにして、十分に諭してから組み立てなおすという手段も(もしいくらか余裕があれば?)使えるので、とにかく決着まで戦います。人道的に問題の無い?相手の場合には単純にバラバラです。

<対ブチャラティー> なんらかの理由で2人になってしまった場合、戦う理由があるなら相手を始末する気で戦います。もし両方生き残って2人暮らしとか始めることになったら、食費なんかが2倍かかって不経済です。
<対ジョルノ・ミスタ・ナランチャ・フーゴ> 相手のソースにもよりますが、基本的にはなにかの原因で戦います。協力プレーもあり。
<対アバッキオ> ムーディーブルースでははっきり言って相手にならないので、多少相手が嫌がっても?協力すべく努力してみます。駄目なら戦います。
<対トリッシュ> なるべく保護します。
<対川尻浩作> 数年前に屈辱的な負け方をしているので、普通よりちょっと気合いが入ります。最初からキラークイーンの能力を知っているのは有利かも。
<再ウェザーリポート> プレーヤー的には顔を合わせた瞬間に「参りました」と謝ってしまいそうですけど、とにかくなんだかやばそうな気配を感じて多少フレンドリーに接してみたり。(たぶん効果無し)


F.注意点

・ブチャラティーはけっこうやる気があります。(無意味な殺生はしません)
・立場的にけっこう仲間が多いですが、バトルはなるべく仲間からの支援が無い状況がいいです。自分が襲われているときは鋭いのに、仲間が襲われている時にはやたら鈍くなるという法則が第五部では特に目だっていたような気がするので、状況によってはそういう感じも含めて。どうしても駄目そうだったら自分で携帯を使って呼び出します。(卑怯)
・舞台の厚い壁の具体内容については、自分でもなかなか良案が無くて厚い壁に突き当たっている状態なので、もし対戦相手の方の舞台がよさそうな感じでしたら温泉ともどもさっくり切り捨ててください。どんな相手がどんなステージで挑んできても挑戦は受けます。たとえ究極カーズが宇宙空間から呼び出しを掛けてきたとしても。(宇宙はあつくないですけど。)温泉ソースというか舞台としての温泉使用は、相手も温泉希望だった場合のみ適当ならお願いします。
・スタンドの能力解釈については、こちらはだいたいpzさんのホームページの解説に従って考えます。
具体的には2ラウンド以降のソースで。
・理想としてはやっぱり対戦相手と直接対決して完勝したいです。初勝利のために家出娘を倒したいとまでは思いませんけど。
・1ラウンドからでなくていいですが、対戦中最低一回は相手を諭(さと)してあげたいですね。言葉の使い方とか、ギャングとしての振る舞い方について。ソフトに。趣味?なのですぐ後にバラす予定の相手であっても諭します。ただし相手がネズミとか鳥だったらそれに向かってぶつぶつ言ったりはしません。

以上です。よろしくお願いしますねー。


PS もし改行になにか問題があるようでしたら送りなおしますので、連絡お願いします。それでは。


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※MM註
その後、かんなさんよりの連絡が途絶えてしまったため、代打プレイヤーを募集し、
抽選で「ブチャラティ」のプレイヤーとして言造さんに参加して頂く措置をとりました。
代打プレイヤーに応募してくださったみなさん、ありがとうございました。


言造さんの「ブローノ・ブチャラティ」


プレイヤー・プロフィール

プレイヤー名:言造(ごんぞう、と読んで下さい) -03/04/23
メールアドレス:<SPW判断により非公開>
メールの返事:1〜2週間。
ネット上での性別:男であるが、リアル女性と推測された事が幾度かある。

必須アイテム:文庫本。これが無いと落ち着きません。
持ちネタ:上空からプッチンプリンを口の中へ落とす。

出産経験:
 あれは、何年前の事になるのだろうか。
 その日私は朝からの頭痛、眩暈、胸のむかつきをこらえ、受験のため某大学へと向かうところだった。
 だが通勤ラッシュの田園都市線に揺られた私は吐き気を堪え切れず、途中下車して駅のトイレへと向かった。
 朦朧とする意識のため私は思うように歩く事もできず、ホーム備え付けの水飲み場のところで膝をつき、本能の赴くままに嘔吐した。
 その時、私の口からは、朝食の成れの果ても胃液も出てこなかった。
 出てきたのは、どろりとした、鮮やかなパステルグリーンの物質。
 それが、私の体内から1リットル近くも出て行ったのだ。
 それは配水管へ流れていかず、ずるずると水飲み場を離れ、ホームを横切って線路へ落ちた。
 私は線路を覗き込んだが、そこにはもう何も無く、ただそれの通った痕跡が、濡れて光っているだけだった。
 今も時々思いだし、そして私は考える。
 私があの時、口から産み落としたものは、一体何だったのだろう、と。
       

トマトの栽培記録:

 1月1日
 ペットのハツカネズミが死んだ。凍死だ。
 帰省のため1日家を空けただけなのに。新年早々なんて事だ。
 
 1月3日
 植木鉢を買ってきた。土を入れ、ハムスターを埋める。
 あとは花を植えれば、立派な墓標になるだろう。
 今更だが、寒くないように室内に置く。

 1月14日
 スーパーで買った惣菜にトマトが入っていた。
 一切れ、植木鉢に埋めてみる。
 育つとは思わないが、花の種を買う事など忘れていたので、これでよしとする。

 1月15日
 植木鉢から芽が出ている。まさか育つとは。
 トマトというのは、1日で芽が出たりするのだろうか。

 1月18日
 トマトとジャガイモは同系の植物らしい。ポマトというものもあるくらいだ。
 成長速度はどうなのだろうか。植木鉢のプチトマトは、もう蔓を伸ばし始めている。

 1月22日
 トマトは成長を続けている。プランターに移すべきかもしれない。
 冬にトマトが育つのだろうか。夏の食べ物だと思っていたが。

 1月30日
 蔓を巻きつかせる棒を何か刺すべきだった。これは大失敗だ。
 トマトは今、部屋のカーテンに沿って這い登り、カーテンレールに巻きついてしまっている。
 捨てるべきだろうか。

 2月5日
 なんだか面倒くさくて放置しているうちに、トマトに青い実が1つなった。
 水だけでよく育つものだ。

 2月11日
 トマトの実が大きくなってきた。少し赤みがついてきたような気もする。
 どうすべきか。誰か友人にでも食わせてみようかと考えたりもする。

 2月15日
 トマトの実がどんどん大きくなる。もう西瓜くらいの大きさだ。
 こう大きいと、鮮やかに色づいた赤も、気味の悪いものにしか感じられない。

 2月16日
 やめておけばよかった。死体を苗床に野菜を育ててはいけなかったのだ。
 西瓜程に膨れ上がったトマトは完全に熟し、今にも落ちそうだ。
 弾けそうに薄くなった皮を通し、実の内部が透けて見える。
 実の中を、ハツカネズミが這い回っている。
 ドロドロになったトマトの中を、無数のハツカネズミが。
 触っただけで、実は弾けそうだ。
 いや、何もしなくても、明日には実が落ちるだろう。
 今もネズミはトマトの中で、殖え続けているのだから。

自己紹介:
 ええと…どうしましょう、こんな奴です。
 pzさんがMM初挑戦、小説もお書きになると聞いて、ついこんな文章を。
 MMさんに対抗してどうする。闘う相手は空条Q太郎さんなのに。
 構想2秒、製作2時間です(つまり思いつき)。
 もっと言うと、初めて小説(なのか?)を完成させました。
 要するに、突発的に思いついた事を、ついしてしまう奴なのです。
 長いので編集上アレでしたらガリガリ削って下さい。ガリガリ。
 でも、出産経験は実話です。誰も信じてくれないけれど、本当なのです。
 そんなわけで、いきなり暴走気味ですが、どうぞ宜しくお願いします。

ホームページの名前/URL:言造領域/http://www61.tok2.com/home/gonzo/


対戦ソースROUND2

pzさん、空条Q太郎さん、宜しくお願いします。
大変遅くなりましたが、ラウンド2のソースを送ります。


<ラウンド2>

 言造の下に『パッショーネ』のボスであるブチャラティからメールが届いたのは、彼が代打プレイヤーに当選してすぐの事。
 その内容は、代打とはいえ自分と2ラウンド付き合う者として、今後の作戦を練ろうというものだった。
 言造に、異論などあろうはずも無い。
 というか、相手はギャングのボスである。下手に逆らってザ・ニュー暗殺チームでも送り込まれたらえらい事だ。
 待ち合わせ場所はネアポリス郊外のレストラン。日本からの旅費は『パッショーネ』持ちである。
 パリまで足を伸ばして、開催中の荒木先生の個展を見に行くのもいいな、と思う言造であった。
 

架空対談『ブチャラティvs言造』

 ネアポリス空港からブチャラティ直々に案内され、言造は対談場所であるレストランに到着した。
 レストラン内には、ジョルノとミスタ、フーゴの姿も見える。錚々たる面子を前に言造、緊張気味である。
 ともあれ、対談は始まった。この、時間にしてわずか数分の対談が、今後の戦闘局面を左右するのだ。

ブチャラティ(以下、ブチャ)「昨日話した代打プレイヤーを連れて来たぞ」
言造  「言造です。よろしくお願いします」
ジョルノ「いいですとも。言造君だっけ? 
     立ってるのも何だからここに座ってくださいよ。お茶でも飲んで、話でもしましょう…」


 ティーカップにお茶を注ぐジョルノ。気さくだ。

ジョルノ「さあ、どうぞ」
言造  「いただきます……うッ!」

 異臭が言造の鼻を刺す。 アバッキオの『魂』は、確かにジョルノが受け継いでいた。
 言造はそれを身をもって理解し、ついでにこの場にトリッシュがいない理由も理解した。

ブチャ 「俺にも1杯ついでくれ」
ジョルノ「ブチャラティ、すみませんが別に注文してください」
ブチャ 「? ……?」

 ティーカップを持ったまま、困り果てる言造。

ジョルノ「どうしました?
     あなたは、僕がわざわざ注いでやったそれを、いただきますって言ったんですよ?
     いただきますって言ったからには飲んでもらいましょうか。
     それとも、ヌルイから飲むのはいやですか?」

フーゴ 「ブ! クスクス」
ミスタ  「対談したくねーから、飲みたくねーんじゃね―の?」

 当然の事ながら、言造にスタンド能力など無い。
 今追い詰められているせいで何か発現するかと期待してみたが、そんな事も無かった。

言造  「(くそ、ジョルノの野郎…主人公なら考えつきもしない行為を平然としやがる。
     どうする……どうやってこの場を切り抜ける? 
     そうだ、話をそらそう。何か話題ないかな〜 えーと えーと)
     あっ。その『スーツ』ステキですねェ!」
ブチャ 「……このオタマ柄か?」


       →to be continued(嘘)



……ごめんなさい。全然本題に入れないので普通に書く事にします。


 さて、ブチャラティの目的ですが。
 当然、、ワンチェンと不気味な生首を始末する事です。
 かんなさんの意志を継ぐ言造としては、ここだけは絶対に譲れません。
 またブチャラティにしても、組織の者を殺されて放って置くわけにはいきません。
 
『報復は……血をもって為され、死をもって終わる』。

 しかも今回の奴らには反省の色もありませんし、あまつさえ「おしおきズラ」とまで言われています。
 ギャングはナメられたら終わりです。
 その過程で必要となるならば、モストロを排除=始末する事に躊躇はありません。
 カジノ計画の業務提携候補は、モストロの企業ばかりではありませんから。
 
 そのための手段ですが。
 ブチャラティ、大変な状況に置かれています。本人がどこまでそれを自覚しているかは別として。
 まず。
 
/ワンチェンが屍生人である事を知らない。人間だと思っている。
/生首ディオ(以下、生首)に対しても、漠然とした恐怖を感じてはいるものの、
   この段階ではトリックである可能性を捨てきれていないと思う。
/そして、ディオのスタンド能力を知らない。ディオの吸血鬼としての能力も知らない。

 それぞれ、どうやって気付くかが問題です。

/……吸血鬼や屍生人についての知識の無いブチャラティは、
  ワンチェンとディオをカニバリストと連想するでしょうね。
  この場合の最悪の展開とは、
  東洋の神秘中国拳法この蹴りをくらってあの世まで飛んでいく事です。
  生前のワンチェンが拳法を修得していたとは思えませんが、
  屍生人のパワーとスピードはそれを補って余りあります。
  吸血鬼のスピードは動物の豹くらいですので、
  ワンチェンの直接攻撃は全てスタンドでガードです。
  その際ジッパーをつけて接触箇所を切り刻みます。むしろ切断するつもりでいきます。
  それでも怯まないワンチェンを見て、気付いて欲しいなあ。

/……先ず、生首の正体を見極めようとします。
  『テーブルの上の生首』は、昔からある奇術ですから、
  床からテーブルの足の下までジッパーを伸ばし、空いた空間にテーブルを落とします。
  テーブル全体を落としても構いませんし、左右どちらかの足だけを落としても構いません。
  要するに、鏡の存在を確認したいのです。
  前者の場合は、ワンチェンが生首を掴んで脱出、テーブルは床下へストーン。
  後者の場合は生首がゴロゴロと転がるでしょう。
  いずれにせよ、こいつはこの状態で生きている生物なのだと気付きます。気付いて。

/……ディオのスタンドは、どこまで発現しているのでしょうか。スタンドも頭だけ?
  ともあれ一番怖いのは、時間停止→空烈眼刺驚のコンボです。
  時間を停止されない限りに於いて、空烈眼刺驚はかわせそうです。
  ディオのカリスマの根源である『恐怖』のせいで、嫌でも奴を無視できません。
  しかも今は生首ですから、注目度3割増。何かヤバイと思ったらすぐに脇に避けます。
  まあ、この辺は培ってきた戦闘経験によるものですので、
  ダメージは肩や腕を貫かれるくらいで済むでしょう。頭にくらったら即死亡ですね。どうしよう。
  さて、生首のその他の能力を考えてみます。
  生首は髪の毛と血管でワンチェンの肩から船倉の梁に飛び移るくらいの機動力を持っています。
  3部以降の設定なので、肉の芽を出せます。おそらくこれで洗脳しようとしてくるでしょう。
  ピョンピョン飛び跳ねる生首に洗脳されるのは絵的にとても嫌です。
  が、見た事無い以上、初撃はガードするしかないですね。
  ガードはもちろんスタンドで。肉の芽は叩き落し切断する勢いでアリアリと頑張ります。
  本体を離れても動いているようだったら、ジッパーで壁や床に穴をあけてポイ。また閉めます。


さて、ここまで書いてきて思ったのですが……どうしようモストロ。
プレイヤー的には、真っ先にバラバラにして屍生人化を防ぎたいところですが、
ブチャラティ善人ですから、それはなさそうです。
よって、モストロはとりあえず放置。
後ろから銃でも撃ってきそうだったら、ズッケェロのように胴体とおさらばしてもらいます。

そしてワンチェン…生首対策に気を取られてすっかり忘れていましたが、脅威です。
なんたって、生首とはひとつ棺桶の中で100年も過ごした仲です。
完璧な二人羽織を見せる事でしょう。すなわち、

/ブチャラティのスタンド攻撃は、ワンチェンが生首の指示通りに動く事でかわせる。
/ピーカーブースタイルによる攻撃。セコンドの生首の指示通り正確な攻撃を繰り出すワンチェン。
  これに血管針攻撃を組み合わせたりなんかしたら、もう大変。

双方人間以上の能力ですので、十分考えられます。


この二つの戦法への対抗策ですが、

/……とりあえず殴っときます。当たればラッキーです。
     勢い余ってあちこちの壁にジッパーつけます。この後の必殺技への布石というか、目くらましです。
/……もう必死でかわします。スタンドでガード、追いつかなければ床を転がったりして。
     その際にも、床にジッパーつけまくります。今開けるためのものではなく、後で使います。
     このとき、カーペットを貫通して、床にもジッパーをつけます。カーペットのジッパーだけ、すぐに解除します。
     これにより、床に貼られたジッパーが、肉眼では見えなくなります。
     壁にジッパーを貼る事と併せ、敵が『見えるジッパー』だけに注意を払うようにするのです。

では、どういう状況で使うかというと。
行方不明になった人たちが屍生人化していた場合です。
空条さんのソースに、この事について触れられていなければ、
ラウンド3でワンチェンに対して使おうと思います。

集団で襲ってくるに違いありませんよ。ありませんとも。
ふと気付くと、天井にびっしりとブラ下がってたりして。
ドサドサ振ってくる屍生人の群れ。
一瞬にして取り囲まれるブチャラティ。

そんな時こそ、さっき貼っといた見えないジッパーを使います。
絵的には、ブチャラティを中心に蜘蛛の巣状に張られているといいですね。

ブチャラティ「お前達の踏み出すその1歩が…どこへ向かうのか、知っているか?
        北極での旅は、わずかな1歩が運命を分ける……」
ワンチェン 「コイツ何言ってるね! 追い詰められて頭おかしくなったかッ」
ブチャラティ「常に問いかけながら、冒険者は進むのだ……
        その1歩が、未来へ向かっているのか? 奈落へ向かっているのか?」
ワンチェン 「下らないゴタクは聞き飽きたね!
         屍生人どもッ! コイツを細切れにして喰ってしまえーッ!」
ブチャラティ「お前達は……どこへ向かう?」
ディオ    「まずい! 何かまずいぞ! ワンチェン、戻れッ!」
ブチャラティ「スティッキィ・フィンガーズ……ステップ・オブ・ルーザー!(敗者の決断)」

スティッキィ・フィンガーズが足下の床を叩く……すると!

ゴバアアア!

 床のジッパーが一斉に開き、その際セッコの足を切ったように、カーペットもズタズタに!
 屍生人の群れは全員、深き奈落(というか亜空間)にまっさかさま。落とした後はすかさず閉じます。
 一掃された部屋に残るのは、ブチャラティ、ワンチェン、そしてディオ。
 モストロは……どうでもいいです。
 ワンチェンに屍生人にされてた場合、一緒に落っこちているでしょう。

防御重視のソースになってしまいましたが、吸血鬼や屍生人の概念を持っていない以上、押され気味なのは仕方が無いかなと思います。
ていうか、大怪我してこそブチャラティって気もしますし。


最後に、ブチャラティが吸血鬼ディオを知っている可能性について。

 ジョルノが父親の事をブチャラティに話した可能性も、ひょっとしたらあるのではないかと。
 父親が命を吸い取る吸血鬼で、自分が命を与えるスタンド使い。
 自分がブチャラティを生き返らせる事が出来たのは、
 運命が許した『父親の贖罪』の機会だったのではないか。
 ジョルノがそう思うかどうかはpzさん次第ですが、その場合、
 ブチャラティはジョルノから吸血鬼の情報を得ている事になります。
 その場合、攻勢に出られるかもしれませんね……。


では、この辺で。
ラウンド3は、ガンガン攻めたいと思います。

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対戦ソース 空条 Q太郎さんの「ワンチェン(with生首ディオ)」 / トップページへ戻る


対戦ソースROUND3

遅くなってすみません。ラウンド3のソースです。
それにしてもQ太郎さんのソースはすごい!
スタンド能力に頼りっぱなしの私とは違い、ワンチェンの能力を最大限に引き出していますね。
いや、マジに眩暈がきました。これに勝てるのか? と。
だがしかし! この言造、かんなさん、そして多くの代打プレイヤー応募者の無念を背負って闘う身。
毒の1服や2服でへこたれる訳にはいきません。
戦略のネタは既に尽きておりますが、ここは気合で乗り切りたいと思います…ん?
国際郵便が。

げ。またパッショーネからだ。
「ネアポリスの例のレストランで、戦略会議を行うので、出席されたし」…うう。
怒られるんだろうなあ…

そして再び、ネアポリス郊外のレストランで、言造はパッショーネ幹部達との対談に入るのであった。

ブチャ「さて…ラウンド2、読ませて頂いたが……これは一体どういうことだ?」
言造「ど、どう…とは?」
ブチャ「なぜゆえにこのブチャラティが、
    生首抱えた老人相手に劣勢なのかという事だ」

言造「いや、だって、その…ホラ、
   吸血鬼とかゾンビとかって、普通知らないですよね?
   知ってても、まさか現実にいるなんて思いませんし…」
ブチャ「ふむ。確かにそうかもしれない。
    君はジョジョ魂読者としても、物語性を好む傾向にあるようだからな。
    この場合におけるリアリティの追求、という点では正しいかもしれない」

言造「で、ですよね〜」
ブチャ「だが、そういった点を差し引いても、あの醜態は何だ?
    電灯のスイッチを切られることも予想しなかったのか? 地下室だというのに」

言造「いや、だって、吸血鬼だと思ってなかったから…電気消して闘う人、あんまりいませんよ」
ブチャ「そして、情報によると…ああ、言造君、君については色々と調べさせてもらったよ。
    なんでも君は、100回記念…つまりラストバトルに予定されている多人数対戦に、
    ワムウでエントリーしたいと考えていたそうじゃあないか。
    このブチャラティではなく」

言造「う…いや、確かにそれはそうなんですけれど、でも今はそんな事言っている場合じゃないでしょう。
   ワンチェンと生首ディオをどうやって倒すかの戦術をですね…」
ブチャ「どうでもいい? これは非常に重大な問題だよ、言造君。
    君はこの美しいブチャラティよりも、人外の筋肉野郎に魅力を感じていたのだから。
    われわれは、これを侮辱と受け取った。
    君のような取るに足らない道端のゴミのような存在にとはいえ、
    さらに空想の段階とはいえ、美形揃いの我々パッショーネが選ばれないなんてね」

言造「な、なんかそれって言いがかりっぽくありませんか?
   そんな事言うためにイタリアまで呼び出したんですか?」
ブチャ「そんな事? 君は再び、我々の誇りを侮辱したッ! 美形としての誇りを!
    ジョルノ! この者に、しかるべき『報い』をッ!

ジョルノ「はい。
     左ノ鉄串ヲ…羊肉ゴト右回転!!
     ソシテ…右ノ鉄串ヲ羊肉ゴト左回転ッッ!!
     そのふたつの肉の間に生じる空腹状態の圧倒的美食空間は、
     まさに渦潮的スパイスの小宇宙!!
     コレガッ!厨技(チュウギ)・"死々かばぶ"デスっ!!

言造「お前…まさかお前、ジョニオ!? ジョニオだったのかァーッ!?」

ドドドドドドド

ジョニオ終わりの無いのが料理道…それが、パール・ジャム・レクイエム

バアーン!


ええと…本当にごめんなさい(特に柴犬さま)
ラウンド2のソースもそうでしたが、なんか、こういう事書かないと頭が働かないようです。
どんな頭してるんでしょうか我ながら。


てなわけで、ブチャラティの勝利条件とは。
ディオとワンチェンをこの世から消し去ることです。
その際、自分が死んでも一向に構いません。
なぜならブチャラティは(というか私は)、ジョルノに再び与えられた命は、今この時のためのものなのだと理解しているからです。
ジョルノが相対しえなかった邪悪と対峙し、それを倒す事。
それが、ゴールド・エクスペリエンスの能力を超えた効果によりただ一人蘇生を果たしたブチャラティの存在理由です。
それが果たせるなら、いつ『時間切れ』が来ても悔いはありません。
しかしブチャラティが実際にそう思うには、ディオの目的『ジョルノの首から下を奪う』を知ることが必要でしょう。
つまり、万が一にもジョルノが相対してはいけない相手(※)を倒すために、自分がここにいるのだ、と。
いや、ディオの目的に気づいたあたりで時間切れがくるとしたら、ROUND1での『ブチャラティは3度死ぬ』が実現するわけで、物語としての伏線になっていいんじゃないかなあ…と思ったわけなのですが。

では、勝利のための戦術を考えたいと思います。

まず、ブチャのダメージですが、進行性の麻痺毒を食らっています。
そしてワンチェンは、「胴体がかなり傷つい」ています。
切り裂きジャックの例から考えると、ダメージの大きさはともかく、苦痛による行動力の低下は期待できません。まあ、屍生人ですし。出血多量や肉体の損傷による行動力の低下はあるのでしょうか? 服の上からではどのくらいのダメージなのか測りかねますね。

次にブチャの状況ですが、敵が3人のままです(泣)。『敗者の決断』のような荒業は毒のせいで使えないでしょう。
加えて、近距離パワー型という事もばれています。ワンチェンがホイホイ近づいてくるかどうか怪しいところです。私なら近づきません。
故に、ワンチェンの次なる攻撃は、モストロをけしかける事でしょう。捨て駒として。
これでブチャを運動させて、毒の回りを促進させるにちがいありませんよ。ありませんとも。
いい具合に動けなくなったところで、両手の鉤爪を投げるとか。実はワイヤーが仕込んであって四方八方から切り刻むとか、ポルナレフのように「発射」してくる事なんかも考えられます。

それ以前に。
もう1回電気消されたら、つける人がいません。
そこで、対処法として壁や天井にジッパーで隙間を作ります。
上階の灯りを利用するのが目的です。
モストロゾンビあたりがその穴からどっか行こうとしたら、ジッパーを閉じて挟んでやります。そしてプチッと。

さて、電灯以外の戦術です。
まず、モストロは渾身の1撃で退けたいです。十分に引き付けてジッパーで真っ二つにします。この際、頭を殴って切開、脳みそを摘出しちゃいましょう。ブチャらしからぬ残酷趣味な作戦ですが、とりあえずジャマして欲しくないのでこれで。
この時にできる隙は、当然ワンチェンの、そしてディオの攻撃チャンスとなるでしょう。
ワンチェンが攻撃してきた場合、恐らく今のブチャではかわせないでしょう。
ディオが攻撃してきた場合も、同様です。
そうなる前に、何か仕込んでおくべきですね。
とりあえず、あらかじめ床と壁ににジッパー張りまくりを続行します。
これは、ディオ様に見えても別にかまいません。むしろ見せることで、牽制の効果を狙います。
灯り取りの穴を天井に開ける事と平行して、これを行います。
この辺で、痺れ薬が全身に回っちゃいそうな気もしますが、それでも行います。
モストロがまだ無事な場合は、ディオ様が知らせたりするんでしょうか。
ワンチェンと2人同時に指示を出すのは難しそうなので、モストロがうっかりジッパーを踏んづけてくれることを期待します。駄目ならその時はその時で。

んで。
圧倒的に不利な立場のブチャラティですが、まだディオに見せていない能力があります。
そう、『汗を舐めて嘘を知る能力』です。
ディオ様のほっぺたをペロリと、ごめんなさい嘘です。これじゃないです。
『リーチを伸ばす能力』これです。対ズッケェロ戦でやってた、あれです。
幸いにもディオ様は、ブチャのスタンドを近距離パワー方と認識しています。
実はこれを狙ってラウンド2の時点ではソースでもこの能力についてほとんど触れなかったのです。
つまりブチャは、無数に張ったジッパーの隙間を通じて、死角からのスタンド攻撃が可能になります。
この戦法の欠点は、ブチャ本体の腕もジッパーで伸びるため、見られたらバレる点です。
ですがこれも簡単に解消できます。ブチャは毒でフラフラですから、がっくりと崩おれていて当然です。
その状態で、服の下の腕だけを伸ばし、少し開けた床のジッパーに入れます。そして死角のジッパーからロケットパンチの如く攻撃です。殴って頭部を切開するもよし、掴んで首をジッパー穴に挟んでやるもよし。モストロやワンチェンの場合は後者、ディオの場合は前者です。例えばモストロに前者で攻撃したなら、いくらなんでもおかしいと気づくでしょうから。後者なら、うっかりジッパーに触れた結果だと偽装できます。首を挟むのはやや不自然でしょうが、喋れる状態にしておくわけにはいきません。
そして挟んだジッパーは、今度こそしっかりと閉じます。プロシュート兄貴の覚悟に負けるわけにはいきません。閉じた上で、壁の向こう(それとも中?)で頭部切開、口封じ完了です。

もしもこの能力がばれた時は、隠す必要はなくなります。ロケットパンチの如く、ガンガン使っていきます。
時には胴体を伸ばして、両手のラッシュを叩き込むこともできますし。もしディオの、目から高圧で体液を発射する能力に気づいたなら、これでかわしたいところです。
ブチャはどの程度勘づいているのでしょうか。
「正面はヤバイ」程度でも感じてくれれば幸いです。
正直、ブチャ本体がかわせるとは思えません。
なので、どうしても倒せず、しかも死にそうな場合の策。
倒す決め手が無くても、ディオ様もろともジッパーで空けた床に落ち、
さらに地中を奥深くどこまでも、どこまでも潜ります。もちろん、上に続くジッパー穴は閉じて消します。
そうです。倒せないなら、封印するまでです。
この場合、ブチャが死んだらジッパーも無くなるため、自力でディオは戻れません。ディオはブチャを延命させるために甘言を弄してくるでしょう。
例えば、

ディオ「ブチャラティ、お前にも永遠をやろう。ギャングのボスとして永遠に君臨し続けることができるのだぞ!」
ブチャ「………」

ブチャラティは、ディオの顔を舐める。

ブチャ「この味は・・・嘘をついている味だぜ…」
ディオ「貴様、一体何を言っている?」

ブチャラティはもう答えない。

ディオ「こ…こいつ………死んでいる……」

なんてのを考えてみました。死ぬ事が目的ではないので、どうしても勝てない場合の策です。
もう1度ディオを掴んで、相打ちです。
私が思うに、ディオとブチャラティの決定的な差は、『死ぬことへの覚悟の有無』です。
命を捨てた先の、自分の意志を継ぐ者が紡いでいく未来、というものを、恐らくディオは想像できないのではないのかなあ……なんて思います。6部でのDIOのノートの解釈によっては、これもまた変わってくるのですが。

それと、もう一つ。これはpzさんの裁量で使うかどうか選択してください。
ブチャラティの、『目が見えなくても相手の魂の形を見ることができる能力』です。個人的には、時間切れと共に発現して欲しいなあ、なんて思います。
これがあれば、肉眼ででディオ&ワンチェンの動きを追えなくても、位置を知ることができます。 鉤爪による攻撃をかわす事は難しい、というかほとんど無理でしょうから、防御を捨てられる状態、つまり『時間切れ』がブチャに訪れた場合に、腕伸ばしと合わせて使って欲しいなあ、と思います。相手の正確な位置に渾身の1撃を叩き込むために。


(※)ジョルノのG.E.R.は無敵ですが、スタンドを発現させていない状態で攻撃を食らったらどうなるのかが微妙なところです。『世界』による時間停止が行われた場合は無意識のうちにレクイエム発動でしょうが、今のディオ様はスタンドを使えません。従って、スタンド攻撃ではないワンチェンの純粋なスピードによる不意打ちに対抗できるのかどうかが疑問なのです。敵を認識する前に物理的な力によって殺された場合、レクイエムは発動するのでしょうか? そんなわけで、万が一にも相対してはいけないと考えたのです。


ラウンド3ソースは以上です。本当に、長いことお待たせしてすみませんでした。


<ラウンド3追加>


お久しぶりです。へぼプレイヤーの言造です。
お忙しい中メールをありがとうございます。
こうした対戦形式の都合上、時間がかかってしまう事があるのは仕方ありません。
どうぞお気になさらずに。実生活が一番大事ですから。
ンで、お言葉に甘えて2つ、思いついたネタを書かせていただきます。
使えるかどうかは別問題なのですが。

1つめ。
もしワンチェンが至近距離に近づいてきた場合(これ自体が無さそうですね)、
ワンチェンの体内に逃げ込みます。このネタ自体は既にばれているので、すぐに内側から頭部を切開して脱出。

2つめ。
腕を伸ばすのではなく、胴体を伸ばして一気に間合いを詰めます。そしてアリアリラッシュ。
その後はすぐに胴体を戻します。ちょん切られたら痛いじゃすみませんから。

こんなのを思いつきました。もしよろしければご参考程度に。
SBRを読みながら、のんびりと完成をお待ちしています。
それではまた。

ラウンド3へ
対戦ソース 空条 Q太郎さんの「ワンチェン(with生首ディオ)」 / トップページへ戻る


対戦を終えて

あけましておめでとうございます、pzさん。
そして執筆お疲れ様でした。

すごい! ブチャもディオも格好いい! もちろん、ワンチェンも。
そして哀れモストロ。Q太郎さんのソース見ると、最初から捨て駒扱いだもんなあ。
しかもあれで「手駒が足りない」とは、恐るべし! その発想、まさに邪悪の帝王ですね(褒めてます)。
これでブチャが生き残ろうなんて考えてたら、きっと肉の芽で操られてましたね…
うん、本当にすごい。読んでて鳥肌立ちました。「世界」発動した時はもうだめかと。

そしてエピローグのフーゴ節。ひたすらに重い戦闘の雰囲気を吹き飛ばすような爽快感。

「ド低脳がァーッ!」スカッとサワヤカになってる私は人としてどうかと思いますがファンとして正しいと思います。


月並みな表現ですが、長い間、本当にお疲れ様でした。
これからは共に、SBRを見守りましょう。
ホット・パンツがホット・パンツを穿いてなかったりしますが、それもまた良し。
シゲチーやノリスケといった未登場の面々にも期待大です。
……ガウチョみたいになる可能性も高いですが(特にシゲチー)。

ではでは。
本当にお疲れ様でした。

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