Story Tellers from the Coming Generation! Interactive fighting novel JOJO-CON
ロレック (本名:ロレック・ブリッジストーン) Roleck Bridgestone 登場話: ワンチェンwith生首ディオVS ブローノ・ブチャラティ マッチメーカー:pz@-v2 |
ワンチェンが狼狽している横で、金髪の屍生人――ロレック――は承太郎の方に向きを変えた。その視線には確かな殺気がある。 「オレはこのクソ忌々しいガキを始末するぜッ! いくらディオ様を倒した奴と言っても、寝ちまってるんじゃあ何もできねぇーからなぁあ!」 ロレックは承太郎に跳びかかった。もはや誰が見ても「美形」とは思わないであろう形相になっている。 「オラァ!」 |
イラスト募集中? | 性別:男 誕生日:12月5日 出身地:アメリカ 人種:白人(イギリス系) 特徴: 欧米人の基準で中肉中背。輝くような黄金色の髪、鮮やかな碧い瞳、透き通るような白い肌を持つ美男。 家族(人間時代): 一人っ子。父親は建築デザイナー。母親は専業主婦。家族仲は円満で、それなりに裕福。 趣味(人間時代):ポエム作り 趣味(屍生人化後):惨殺(何故か、殺す時に相手の頭部を砕く癖がある) 性格(人間時代): あまり特徴のない(と言うよりは「冴えない」)タイプで、目立つのは容姿だけ。 性格(屍生人化後): 普段はそれなりの理性や知性を持つが、暴れる時はとにかく徹底的。人間時代の記憶も残っているため、「昔とは違う自分になりたい」という気持ちもあるのであろう。 略歴: 22歳の時(空条承太郎vsディオの約半年前)、大学の卒業旅行にとエジプトを訪れる。個人でカイロを観光中、たまたま見つけた大きな館を眺めていると、突然上空から謎のハヤブサが飛来し、どこからともなく現れた大きなつららに刺されて死亡。その後、ディオによって屍生人化される。 ディオの動機は単なる気まぐれだったのか? それとも運命の引力を感じたからか? 今となっては誰にもわからない。 元ネタ:金髪→金時計→「ロレックス」、橋の上で登場→ブリッジ→「ブリヂストン」、という連想。 |
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カピターレ・モストロ Capitale Mostro 登場話: ワンチェンwith生首ディオVS ブローノ・ブチャラティ マッチメーカー:pz@-v2 |
「私はですな、ブチャラティさん。生まれた時から何不自由ない家庭で育ちました。そして親が遺してくれた土地や株なんぞを収入源にしてきました。その金で新たな事業をいくつも興した……しかし! どの事業も黒字にこそなれ、大成功を迎えたものはない! 私は今まで、生まれた時から周囲にあったものを少しばかり増やしただけだ! 女には不自由した事がないし、美女と2度も結婚した! だが、どいつも目当ては私の金だけだ! 何も知らない世間の連中は私を『恵まれた星の下に生まれた』などとほざくが、私は自力で本当に価値のあるものを手に入れた事がないのだ!!」 ここまで言い切ると、モストロは息を切らした。無理もない。この年齢の人間があれだけ怒鳴り続けたのだから。真っ赤に染まったその顔に浮かんでいる汗は、今度は冷や汗ではないようだ。 |
イラスト募集中? | 性別:男 年齢:53 生年月日:1950年3月7日 出身地:イタリアのローマ 職業:大企業オーナー(大富豪) 特徴: 身長183cmで中年太り。目が大きく、マツ毛がほとんどない。頭はほぼ白髪だが、全然ハゲずにフサフサしている。若い頃はそこそこのハンサムで、現在も顔立ち自体は悪くないのだが、全体的に不気味な印象。 家族: なし(一人っ子、肉親は既に全員死亡、離婚暦2回で現在は独身、子供は隠し子も含めてゼロ) 好物: キャビア、フランスの年代物ワイン(本人がそう思い込んでいれば安物でもわからない) 異性の好み: 単純に美人好き。成人なら年齢差は気にしない。本当の好みは純粋に自分を愛してくれる女性なのだが、既にほぼ諦めているらしく、あちこちで女遊びを繰り返している。 性格: 裕福なのに幸福を感じられず、常に何かに飢えている。周囲からは強欲に思われており、実際にその通りだが、本当に望んでいるのは自分自身が本当に満足できる何かを得る事。そのためなら他者の犠牲など気にもならない。 略歴:本編を参照 元ネタ:姓名どちらもイタリア語の男性名詞。「カピターレ(capitale)」とは「財産、資産」などの意味。「モストロ(mostro)」とは「怪物、凶悪犯、才能を持った人」などの意味で、靴や車の名前にもなっているらしい(?)。 |
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アールボ・ソンダッジョ Albo Sondaggio 登場話: ワンチェンwith生首ディオVS ブローノ・ブチャラティ マッチメーカー:pz@-v2 |
「おまえが殺したのはアールボ・ソンダッジョという男で、超一流と言える調査技術の持ち主だった。スタンド使いでもないのにな。だが、とにかく強欲で信頼の置けない男だった。でなければとっくに幹部にでもなってたろうぜ。葬式に行った時も、泣いてるヤツは誰もいなかったよ」 悲しむ様子もなく話し続けるブチャラティに対し、とうとうワンチェンが口を挟んだ。それでもブチャラティは無感情に話し続ける。 「色々あるが、主に誘拐の黒幕捜しだな。モストロが裏でどこかの組織とつるんでいるものだと思っていた。それに……」 ここでブチャラティは一旦言葉を切り、今度はこれまでより強い口調で続けた。 「アールボは確かに死んで当然の男だったかもしれないが、仕事には誇りを持ち、命を懸けていた。だからこそ、致命傷を負いながらも、最期の瞬間までも任務を果たそうとして、決定的な証拠を遺してくれた。わかるか? ボスとして……俺にはそれに報いる責任がある! そして何よりも! この町を裏で仕切る身として、あんな事件を見逃す事はできん!!」 |
イラスト募集中? | 性別:男 年齢:24 生年月日:1978年10月30日 出身地:イタリアのローマ 学歴:中卒 所属:パッショーネ 特徴: 欧米人の基準で中肉中背。黒髪で天然パーマ。人相は良くないが、顔自体に特徴は少ない。 家族:なし(一人っ子、母親は幼い頃に死亡、父親は健在らしいが絶縁) 趣味:ギャンブル(合法、非合法を問わず) 交友関係: 人脈は広いが「友人」と呼ぶべきものはいない。ブチャラティ達からも決して好かれてはいなかった。 性格: 金銭欲と出世欲が非常に強い。常に周囲に目を光らせ、些細な事でも記憶に留めるよう心掛けている。他人から見れば「信頼の置けないタイプ」だが、自分の仕事には誇りを持ち、命を懸けている。 略歴: アル中の父親を嫌って中学卒業と同時に家出し、それから自分だけが頼りの人生を送る。やがてパッショーネに入団し、数年後には若くして組織有数の調査技術の持ち主として認められる。しかし1999年、調査中に得た情報を悪用し、組織に隠れて恐喝行為を働き、それが発覚して出世から遠ざけられる。それはブチャラティがボスになってからも変わる事はなかったが、上層部の信頼を取り戻すべく、任務に打ち込んでいた。 元ネタ:姓名どちらもイタリア語の男性名詞。「アールボ(albo)」とは「名簿、写真帳、アルバム」などの意味。「ソンダッジョ(sondaggio)」とは「探査、調査、アンケート」などの意味。 |
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ヴィッティマ・プレーダ Vittima Preda 登場話: ワンチェンwith生首ディオVS ブローノ・ブチャラティ マッチメーカー:pz@-v2 |
「さあ! 早く入れ!」 モストロに強引に引っ張られ、1人の女が室内に放り出された。 「モストロ、何か? その小娘」 |
イラスト募集中? | 性別:女 年齢:20 生年月日:1982年11月17日 出身地:イタリアのネアポリス 学歴:高卒 職業:メイド(泊り込む日もあるが基本的には通勤制) 特徴: 欧米人の基準で小柄。赤毛のショートカット。眼が大きめで、やや童顔の美人(人間時代)。 家族:両親とも健在。姉と弟が1人ずつ。 趣味: ケーキ作り(甘党の知人には大好評)、ブランド物などのカタログを眺める(単に「見る」のが好き)、テニス(あくまで趣味のレベル) 交友関係: 老若男女、比較的広い。少々鈍感なせいか、本格的な恋人付き合いの経験はない。 異性の好み: あまりはっきりしない。年下よりは年上好きで、特に年齢差に上限はない。モストロ邸の仕事が決まった時は大富豪とのロマンスを少し夢見たりもしたが、実際に会ってみたら全く惹かれなかった。 性格: 気性は穏やかで、人並みには優しくて善良。家事は嫌いな方ではないので、メイド仕事はさほど苦にならない。たまに何の気なしに雇われ先の内情を覗いたりもするが、それは単なる好奇心であり、得た情報を悪用する事はない。 略歴: モストロがネアポリスの別荘に滞在を始めた時からメイドとして雇われている。働きながら、ある夢をかなえる費用を貯めており、ようやく目標金額が貯まりつつあったが……。 元ネタ:姓名どちらもイタリア語の女性名詞。「ヴィッティマ(vittima)」とは「犠牲者、被害者、生け贄」などの意味。「プレーダ(preda)」とは「略奪品、獲物、犠牲」などの意味。 |
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サクリフィーチョ・ガルツォーネ Sacrificio Garzone 登場話: ワンチェンwith生首ディオVS ブローノ・ブチャラティ マッチメーカー:pz@-v2 |
フーゴは静かに丁寧に話している。しかし、男の方はそれどころではない。たちまち男はスーツの内ポケットからピストルを取り出した。 「ざけんじゃあねえ! ブチャラティならいねー! モストロ様もだ!」 グニャァッ 「……へ?」 |
イラスト募集中? | 性別:男 年齢:26 生年月日:1977年1月6日 出身地:イタリアの片田舎の某農村 所属:モストロ傘下の警備会社(実質ギャングに近い) 特徴: 欧米人の基準でやや大柄で、それなりに体格も良い。茶に近い黒髪。天然の悪人面で、特に目つきが悪い。 家族:一人っ子。両親、祖父母4人とも健在。農家。 特技(?): 子供の頃から農業を手伝わされていたので体格と体力には恵まれている。おまけに普段から悪人面なので、知らない相手にナメられる事はまずない。 ただし、それはあくまでカタギ相手の話である。 性格: 根は小心者で、高圧的な態度はその裏返し。短気で短絡的。 略歴: 田舎と家業に嫌気が差してローマに出る。しかし、都会で地味に苦労するうちに道を踏み外してチンピラ紛いになり、本編の約3年前にモストロの部下になる。主にモストロの裏事業の際によく護衛を任される事を「認められている」と自負するが、実は「たまたま長持ちしている使い捨て」程度にしか思われていない。本人はそれを自覚していないため、「仕事の割には待遇が悪い」とストレスを感じている。なお、人を殺した事はない。 その後の運命: しばらく入院生活を送った後、悪事に懲りて足を洗う。その後、故郷に帰って家業を継ぐ。 元ネタ:姓名どちらもイタリア語の男性名詞。「サクリフィーチョ(sacrificio)」とは「犠牲、いけにえ」などの意味。「ガルツォーネ(garzone)」とは「使用人、店員」などの意味。 |